アーユーボワン!
日本での報道も増えているようで、
「生きてるか???」「大丈夫か???」
のご連絡を昨日今日といただいております。
安心してください、生きてますよ。
今のところ、デモは平和的、街中は平穏で、
危険を感じるようなことはありません。
が、注意して生きてまいります。
スリランカ経済危機と混乱
4月5日(火)夜、大統領は緊急事態宣言を解除。
ブルームバーグ 日本語版。
国内各地でデモが続く
*SNS上の情報もあり、真偽や詳細が不明のものもあります。
コロンボ中心部首相公邸前で、学生による大規模デモ。
「スリランカ版 “アラブの春”」と話す参加者も。
コロンボ中心部独立記念広場で連日のデモ。
コロンボ大司教のマルコム・ランジス枢機卿がデモ行進に参加。
南部マータラ。
「これが政治家がいないスリランカ」
平和にデモ、ムスリムのお祈り、デモ後に掃除。
政治の動き
4月5日(火)、サブリー新財務大臣は辞意を表明。
同大臣は前日に任命されたばかり。
大統領に辞任を伝える書簡のなかで、
危機の解決にこれまでとは異なる対処が必要だと述べたほか、
財務大臣に国会外から適した人物を任命するのであれば
自身が国会から退くと述べ、国会議員の辞職にも言及した。
アティガレ財務長官も辞任。
SLFP や少数政党の国会議員42人が連立政権からの離脱を発表。
国会議員225名の 2/3 の多数を占めていた連立与党は114人に減少、
単純多数決に必要な113人をわずか1人上回るのみに。
【参考】2022年4月5日のニュース
「スリランカのポリティカルニュース」に続きます〜
*世界各国メディアでの報道をご紹介しています。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:662,216人(前日比 113人増)
死者:16,485人(前日比 0人増)
コロナウィルス感染による死亡者の報告がゼロ。
2020年11月のコロナウィルス感染拡大第2波以降で初。
スリランカのビジネスニュース
4月6日(水)〜 8日(金)の間の計画停電、
毎日、日中夜間合わせて6時間30分。
前日の発表から変更なし。
電力規制当局 The Public Utilities Commission of Sri Lanka (PUCSL) の
トップを務めるタトゥナヤケ氏が会長を務める
住宅ディベロッパー Trillium Property Management and Services Ltd が
電気料金216万ルピー(約97万円)を滞納中と報道。
スリランカ外務省は、経済危機と外貨節約のため、
ノルウェーとイラクの大使館、シドニーの総領事館を
一時閉鎖すると決定。
スリランカのポリティカルニュース
SLFP 党首のシリセーナ前大統領は、
大統領権限を強化した憲法の第20次改正を取り消し、
国会権限を強める第19次改正に修正を加えて復活させるよう主張。
この人、自身の大統領在任中に
当時のウィクラマシンンハ首相を解任、
マヒンダ・ラージャパクサを首相にしようとした人。
これで国内に危機を起こして、
その後イースター・サンデーの連続爆破テロ事件も防止できず、
でも普通に国会議員を続けてる。
今、こんな流れになったら政権から離脱して反対。。。
野党 SJB のプレマダーサ党首は、大統領制の廃止を主張。
世界の有力紙でも引き続き報道。
別ページで紹介していますので、リンクをどうぞ。
リンク:【Washington Post 報道】大統領、経済危機への抗議デモ終結に奔走
リンク:【BBC 報道】怒れるスリランカ国民が大統領の退陣を望む
新財務大臣、1日で辞任したけど。。。
リンク:【Al Jazeera 報道】大統領、経済危機への抗議デモのなか、弟を財務相から降ろす
ロシアのウクライナ侵攻に端を発する世界的インフレ。
スリランカの危機は各国でも可能性がある、と。
その前から大危機は進んでましたから、
「世界インフレのせい」ではないですが、加速はしましたね。
リンク:【ロイター 報道】スリランカの危機が世界にインフレを警告
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
Reef を思い出した。古い。。。
この人たちです。”プチャヘンゾン” だな。
ストゥティ! (ありがとう!)
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