アーユーボワン！
故郷福井で桜が開花。
今年も桜を見ることできず、だぁ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者：661,453人（前日比 168人増）
死者：16,473人（前日比 4人増）
スリランカのビジネスニュース
3月31日（木）の計画停電、日中夜間合わせて13時間。
この停電時間は過去26年間で最長。
電力規制当局 The Public Utilities Commission of Sri Lanka (PUCSL) や
国営 セイロン電力公社（CEB） の関係者は、
「支払う外貨がないために石油も石炭も供給されず、
旱魃で雨水も不足して発電ができない。
4月に雨が降らなければ、シンハラ・タミル新年を
暗闇で過ごさなければならない」と述べる。
10時間なんて甘かった。。。
「まだ延びるかも」って報道も。
計画停電の時間帯は、夜中もずっと止めてます。
「最大需要の時間帯」とか関係なく、
燃料がない、っちゅうことですね。
外貨がないんだから、解決策がないな。。。
コロンボ株式市場（CSE）は、停電時間拡大のため、
3月31日（木）と4月1日（金）の取引時間を2時間に短縮。
3月30日（水）、コロンボ株式市場（CSE）は続落。
取引開始後すぐにサーキットブレーカーを2回発動、取引停止。
LPガス（LPG）供給大手 国営 Litro Gas Lanka Ltd トップは、
政府に LPG 価格の値上げ要請を提出したと述べた。
長時間の停電により、インターネットの速度に影響。
複数のサービスプロバイダーで、
長時間の停電と発電機の燃料不足により
3G/4G 伝送ネットワークシステムに障害が発生。
株式市場、通信、医療、、、
あらゆる分野に悪影響が拡散中。
こちら↑の記事内で、
IT企業創業社長がナマル大臣に意見をぶつけた
Twitterのやり取りが取り上げられています。
リアルがこれ↓。
ナマル大臣
「国民の不便（inconvenience）に謝罪する。
この難局を乗り越えられると信じている」
IT社長
「謝罪はいらん。解決しろ。
国に電気がいる。お前の親父と叔父さんと話せ。電気に金を回せ。
できないなら頼むから去ってくれ。
独立以来最悪の政治だ」 続く
ナマル大臣
「フラストレーションは理解している。
長期的に解決できるよう最大限のことをしている。
再エネが解決策の一つ。法規制を改正中だ」
IT社長
「信頼できるように対話しろ。
最悪だとわかっているが、真実と状況を伝えろ。
日々の信頼できる情報のアップデートが必要なんだ。
すぐに計画を見直さないといけないんだ」
このIT社長は WSO2 を創業した有名人。弊ブログにも度々登場。
真っ当な主張。
「政治として解決策を出せ。誠実に情報を出せ」
ナマル大臣の元ツイート、炎上状態。
しかし「再エネが解決策」って。。。
燃料確保への具体策が何もない現状に見えます。
この人、だいぶ株を下げている印象。
停電や燃料不足が続くなか、
「デジタルだ」「スポーツだ」「eスポーツだ」って投稿続けてて、
「電気なしでどうやってデジタル？」等々のツッコミがすごい。
弁護士会トップは停電をめぐり、
関係当局がなぜ国民に嘘をつくのか、と疑問を呈した。
【同トップのツイート】
・先週、「10時間の停電があり得る」との報道が出た際、電力規制当局 The Public Utilities Commission of Sri Lanka (PUCSL) はこれを否定。
【参考】2022年3月26日のニュース
しかし今日、PUCSLは10時間の停電を発表。
・私たちは、真実を知らされて、何が起こるのかを知る権利がある。国民が当局に騙されているのは断じて恥ずべきことだ。
みんなそうよね。
自分のせいじゃない、ってみんな思ってるからね。
3月30日（木）、
コロンボ中心部市庁舎そばのガソリンスタンドで、
燃料購入に何時間も並んでいた市民が怒り、緊迫した状況に。
インド政府からスリランカ警察に750台のジープを無償支援、
とのニュースへの国民のツイート。
「今必要なのは燃料と食料と医薬品。政治家はバカなのか」
「この車の燃料はどうするんだ？こっちに優先して、国民は後回しか？」
アムヌガマ車両規制・バス交通サービス・輸送車自動車産業担当大臣は、
次の燃料タンカーが到着する4月5日（火）まで燃料不足は続き、
当局は国民に忍耐を要請するしかないと述べた。
スリランカのポリティカルニュース
大統領は、
「ベンガル湾多分野技術経済協力イニシアティブ（BIMSTEC）」
閣僚会合でスピーチ。
「他の発展途上国と同様、
コロナ危機の経済的影響はスリランカには特に深刻。
世界的なインフレや歴史的な債務返済義務と相まり、
スリランカは厳しい経済状況に陥っている。
しかし、スリランカ国民の驚くべき強さと回復力、
そして地域や国際パートナーとの協力により、
スリランカはこの困難を乗り越え、
急速な経済回復を実現できると確信している」
「コロナと世界のインフレのせいです」
「気合いで乗り切ろう」
他責と気合いです。
大統領の公式 Facebook ページのコメント欄に制限。
ユーザーのコメント投稿が不可能に。
【リンク】大統領 Facebook ページ：Gotabaya Rajapaksa
首相は演説で、スリランカに続く危機を訴え、
今は政治をする時ではなく国の改善に協力する時だと述べた。
・首相は「全政党会議」をボイコットした全政党に対し、次の会合に参加するよう呼びかけ。
・首相は、
「4月の新年が近づくなか、燃料や食料が数日後には不足するなどの間違った恐怖心を持たないように。
政府が現在の問題を引き起こしたと主張し、国民に影響を及ぼしている人々がいる。政府は、国民が直面している深刻な不都合を認識し、可能な限り問題に対する対策をとっている」と述べた。
人生にはムダも必要、な情報（今日のムダ）
節電対策！
ストゥティ！ （ありがとう！）
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