アーユーボワン!
3日間待機から抜けず。。。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:655,383人(前日比 467人増)
死者:16,381人(前日比 7人増)
スリランカのビジネスニュース
匿名の政府筋はロイター通信に、
来月中旬にバシル・ラージャパクサ財務大臣がワシントンで
国際通貨基金(IMF) 高官に政府提案を提出し、
IMFによる支援計画の協議を開始すると述べた。
【参考】2022年2月28日のニュース
・スリランカはここ数年で、最悪の金融危機に直面。外貨準備高はわずか23.1億米ドルで、燃料や食料、医薬品を含む重要な輸入品の支払いに苦労。
・野党や経済専門家がIMFへ救済支援を求めるよう求めていたが、政府と中央銀行はこれを数か月にわたって抵抗。しかし今、IMFに支援を要請する動きに。
・匿名の政府筋は、
「財務大臣が4月中旬にワシントンに行き、IMF高官にスリランカ政府の提案と計画を提出する。議論は機密事項であり、名前は明かさない。政府は事態の収拾に真剣だ。
厳しい状況であり、IMFからどのような支援が得られるか確認したい」と述べた。
政府内での方針は決まった、ということですかね。
変動為替への移行も、IMF との協議の前提として必要だったと思われ。
専門国際機関の力と外圧を使って、
中長期的に成長路線に乗れるように
正常な方向での政策を採用することを期待します。
この報道にカブラール中央銀行総裁は、
「IMFとの来たる協議は債務再編ではない」とツイート。
この人は放っておこう。
3月11日(金)、外国為替市場は、
1米ドル=260〜280ルピーの間で推移した後、
265〜275ルピーで取引を終えた。
市場参加者は、やや高いレートで相当量のドルが供給されていると述べている。
カブラール中央銀行総裁は、
変動為替の導入によるルピーの下落を受け、
「中央銀行の助言を受けて政府は積極的に行動しており、
世界的な混乱が進むなかで経済の安定化に役立つ」と述べた。
この人は放っておこう。
バシル・ラージャパクサ財務大臣は、
前日の Lanka IOC PLC (LIOC) の燃料価格値上げに続き、
国営 Ceylon Petroleum Corporation (CPC) の燃料価格値上げを示唆。
【参考】2022年3月11日のニュース
同大臣はまた、
コロナ危機とウクライナ紛争の影響を受けるなか、
政府は国民の救済に最善を尽くすと述べた。
コロナとウクライナ危機のせいだそうです。
アジアの中でスリランカだけが酷い、
という事実は無視ですねぇ。
「カントリーリスク」の意味の一つを実感しています。
外貨不足による経済危機が深刻化するなか、
政府は非必需品の輸入規制を強化、
ウィスキーから台所用品まで367品目の非必需品の輸入を
必要なライセンスのみにより行うよう通知。
この週末の計画停電、
日中夜間合わせて各地で3〜4時間を予定。
医薬品規制当局は、医薬品価格の29%引上げを承認。
パティラゲ 国営 スリランカ航空 会長は、
ルピー切下げにより航空券を27%値上げしたと述べた。
携帯電話販売業界団体幹部は、
ルピー切下げにより携帯電話と関連品の30%値上げを決定。
プライスアップ!
値上げラッシュ。
インフレ率、ひどいことになりそう。
「値上げしてないモノを教えてくれ」
って記事もありました。
3月7日(月)〜 11日(金)の週、コロンボ株式市場(CSE) は下落。
株式指数(ASPI)は 10,677.46。前日比 1.7%⤵️、前週末比 5.0%⤵️。
燃料値上げやさらなる輸入規制強化など不確実性の高まりを受け下落。
国営 セイロン電力公社(CEB) は、
インドの国営電力会社 ナショナル・サーマル・パワー(NTPC)と、
東部サンプールで太陽光発電所100MWを開発する合弁事業に合意、調印。
インド政府はスリランカの太陽光発電開発に1億米ドルの融資枠を提供。
ようやく電力、再エネで前向きなニュースが!
頼みはインドか〜。
インド政府の資金をつけて再エネ開発。
スリランカ最大の鉄鋼メーカー Ceylon Steel Corporation Ltd 社 は、
南部ハンバントータのミリジャウィラ輸出加工区に鋼板と屋根材の生産施設を建設予定。
大統領と首相の出席のもと定礎式を開催。
累積投資額は2.5億米ドル以上に上ると発表。
【参考】2021年11月1日のニュース
スリランカのポリティカルニュース
日本大使を含む駐スリランカの各国大使17人が集まり、
ウクライナの人道状況悪化への深刻な懸念を表明するとともに
戦争終結を求めるウクライナ国民への支持を表明。
解任されたウィーラワンサ前産業大臣は、
ラージャパクサ家を支持することは二度となく、
このグループと政治で関わることはないと述べた。
同大臣はまた、
ナマル・ラージャパクサ大臣が政治に長く携わることができるとは思えず、
今回のバシル・ラージャパクサ財務大臣の対応が
ナマル大臣に結果的にマイナスとなったと発言。
政治カルチャーって変わらんのでしょうね。
毎回数合わせの連立を組むから
小学校のようにそれぞれがいろんなところでギャーギャー言ってる印象。
政策の一致やブラッシュアップ、連立条件のルールとか、
ないに等しいんでしょうね。
政党間だけでなく、政府も役所もビジネスも、
意思決定のルールやプロセス、所管の責任を明らかにする、
そんな社会基盤や理解がそもそも必要だな、と感じます。
って100年かかるな。。。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
確かに。
ストゥティ! (ありがとう!)
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