経済ニュースで知るスリランカ 〜 2022年3月1日

アーユーボワン!

ヌワラエリヤでガソリンスタンドに並ぶ列らしい。
「スリランカ最長の行列か?」

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝時点、スリランカ国内の
感染者646,034人(前日比 997人増)
死者:16,222人(前日比 32人増)

スリランカのビジネスニュース

今日3月1日(火)は、
日中に3時間、夜に30分の輪番での計画停電を予定。

国勢調査統計局は、2022年2月のコロンボ消費者物価指数(CCPI)を発表。
総合インフレ率は前月の14.2%から15.1%にさらに上昇、過去最高を更新。

・食料品インフレ率:前月の 25.0% から 25.7% に上昇
・非食料品インフレ率:前月の 9.2% から 10.1% に上昇

中央銀行は、
無許可業者による不正な外貨取引の情報を提供するよう国民に依頼。

2022年2月の観光客数は93,582人。
コロナ危機後最多だった21年12月の89,506人を上回った。

2022年1〜2月の累計は 175,909人。

【2022年2月観光客数の内訳】
・ロシア:28,392人
・インド:24,141人
・イギリス:17,749人
・ウクライナ:13,039人
・ドイツ:12,779人

ウクライナ情勢、スリランカに影響する可能性がある輸出入品など。

・2020年の実績では、ロシアとウクライナは、スリランカの輸入の2%、輸出の2.2%を占める。
小麦の45%、大豆やひまわり油、エンドウ豆、アスベストの半分以上を両国から輸入。
・両国はスリランカ産紅茶の主要な買い手。
・両国は観光客の大きな供給源。

そのロシア、
「外貨を得たら、その80%をルーブルに換金しなさい」

Kida
Kida

スリランカが先輩の経済政策。
スリランカは戦争も制裁もありませんケド。

ガマンピラ・エネルギー大臣は、
政府は輸入や外貨支払いなど経済運営に優先順位をつけなければならないと述べた。

【同大臣の発言】
・政府は不要な支出を削減し、経済運営に必要なものに優先順位をつけるべき。
 リンゴやブドウ、ハチミツなどは輸入されているが、医薬品や燃料など必需品が輸入されていない。
・昨年の輸入額210億米ドルのうち、燃料の支払いへの割当は28億米ドルのみ。
・政府が継続的に外貨を供給すれば燃料は継続的に供給される。重要なのは燃料電力ではなく、外貨の危機だ。

国内最大の民間銀行 Commercial Bank of Ceylon PLC は、2021年第四四半期(10〜12月)の決算を発表。
利息収入が利益を出す一方で融資による損失が増加し、四半期での利益は減少。

【四半期】
連結売上高: 前年同期比 14%増の436.3億ルピー(約218.2億円)
税引前利益: 前年同期比 3%減の78.9億ルピー(約39.5億円)

【通期】
連結売上高: 前年比 8%増の 1,636.8億ルピー(約818.4億円)
税引前利益: 前年比 34%増の 329.6億ルピー(約164.8億円)

スリランカのポリティカルニュース

2月28日(月)朝、
スリランカ訪問中のウクライナ人観光客が、
コロンボのロシア大使館の前で、ロシアのウクライナ侵攻に反対するデモ活動。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

必要は発明の母。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

タイトルとURLをコピーしました