アーユーボワン!
早朝と夕方のコロンボは、海風がホントに気持ちいい!
控えめに言ってシャイコーです。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:639,297人(前日比 1,254人増)
死者:16,055人(前日比 31人増)
スリランカのビジネスニュース
電力規制当局 The Public Utilities Commission of Sri Lanka (PUCSL) は、
今日2月23日(水)、地域ごとに午前8時30分〜午後10時30分の間で
4時間半ずつ輪番での計画停電を実施すると発表。
夕方〜夜のピーク時間だけ、とか、
2時間、とか、
あっという間に変わりますね。予測不可能。
どんな想定でモノを決めているんでしょう?
「危機管理」の定義を聞きたいわ。
昨晩のツイート「5時から電気が来ていないわ」
政府は、燃料価格の値上げを行わないと決定。
大統領はまた、燃料を継続的に供給する対策をとるよう指示。
燃料価格値上げは、ガマンピラ・エネルギー大臣や
国営 Ceylon Petroleum Corporation (CPC) が求めていたがこれを却下。
【参考】2022年2月19日のニュース
「供給しろ」と言えば供給される問題なのか。
大統領は燃料不足について、
「お前ら、気合いが足りない」
とおっしゃっているということですね。
燃料価格は一旦はがんばるフリをして、
結局、数日後に値上げするパターンかな。
計画停電の発表などにより、
自家発電機とその燃料の需要が急増。
政府は、燃料輸入への米ドルとともに燃料の不足に苦慮。
そりゃそうなりますよねぇ。
燃料ないから停電してるのに、
同じ燃料使う自家発電機を使ってくれ、ってイミフ。
エネルギー当局によれば、CPC が保有する燃料在庫は、
外貨危機深刻化の前の2〜3週間分から現在は5〜6日分に減少、
給油所では在庫切れを起こしている。
・半年ほど前から燃料不足の兆候があったが、今、決定的なポイントに来た。
・発電所や工場、車両燃料の軽油需要は1日あたり約6,000トンだったが、水力発電が減った発電部門の需要が高まり、今では1日あたり約9,000トンに急増。停電時の自家発電機の利用増も需要を押し上げた。
・ガソリン需要も、以前の1日あたり約3,200〜3,500トンから約3,800〜4,000トンに増加。コロナウィルス感染を避けるために自家用車の使用が増えている。
・CPCは現在、外貨不足により輸入燃料の船からの受取りが遅れ、在庫が少ない。予測に基づいて調達し、燃料を運搬する船は日程通りに到着しているが、外貨不足が深刻。
2月19日(土)にもガソリン37,500トンを積んだタンカーがコロンボ港に到着したが、外貨不足で荷揚げが遅延。
・半年前は15〜21日分の燃料在庫を保有していたが、今は5〜6日分。在庫確保のため、CPCはガソリンの出荷を制限せざるを得ない。
・CPCは以前は信用で石油を購入していたが、今はすべて港での荷揚げ前の支払いが必要になっている。
ウィクラマシンハ前首相は、
ウクライナ情勢による原油価格上昇や天然ガス(LNG)需要増がスリランカに悪影響を及ぼすとして、
昨年12月以来経済危機に関する報告をしていない
バシル・ラージャパクサ財務大臣に国会で対策を説明するよう求めた。
ウクライナ問題の影響は出るでしょうが、それ以前の問題ですよね。
コロナと同じように、もともとあった問題が火を噴く、ってことかと。
「コロナのせい」「ウクライナのせい」
にできて、政治家には都合が良いのかも。
駐日スリランカ大使館は、
日本企業を対象にスリランカ向け投資を呼びかけるオンラインイベントを開催。
・グナセカラ駐日スリランカ大使は、IT、再エネ、農業分野への投資のポテンシャルを強調した。
同大使はまた、電気自動車(EV)のバッテリーに使用可能な高品質グラファイトに言及し、自由貿易協定(FTA)を結ぶインドやパキスタンへの輸出を目指す大規模EVバッテリー工場建設を提案。
・また、ノリタケ社の実績を紹介し、セラミック陶器の製造会社のスリランカ進出を提案。労働資源や経営環境、公共料金に競争優位があると説明。
「労働力、ビジネス環境、公共料金に競争力がある」、
ってのはウソになるので、言うべきではないですね。
私もスリランカへの投資増加と経済発展を願う気持ちは持っていますが、
政府や国民の努力なしに実現することはありません。
中央銀行総裁の一連の発言は論外として、
今これを言うことは投資家を騙す行為に他ならず、
スリランカの政府や経済界が現実を直視して努力しなければならないと心から思います。
なお、楽観はしていないですが、私はまだ期待も持っています。
銀行大手 National Development Bank PLC (NDB) は、2021年第四四半期(10〜12月)決算を発表。
金利手数料は収入と費用の双方が減少、金利による純収入は増加し、
ノルウェー開発途上国投資基金(Norfund)からの9.9%の出資を受けるなど、
持続的に成長したと発表。
【参考】2021年3月6日のニュース
【四半期】
連結売上高: 前年同期比 14%増の167.1億ルピー(約83.6億円)
税引前利益: 前年同期比 1%減の14.5億ルピー(約7.3億円)
【通期】
連結売上高: 前年比 4%増の 640.8億ルピー(約320.4億円)
税引前利益: 前年比 25%増の 92.1億ルピー(約46.1億円)
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
しゃあない。
ストゥティ! (ありがとう!)
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