アーユーボワン!
先週、コロンボ7に新しい日本食レストラン、
“一膳 Ichi Zen Japanese Restaurant” がオープン。
オープニングには水越大使が出席、テープカット。
おめでとうございます!
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:607,104人(前日比 942人増)
死者:15,369人(前日比 23人増)
*感染者数には1月前半の報告漏れ 1,581人分を含む。
保健当局は、コロナワクチン完全接種者の定義を改訂。
20歳以上の人について、
・2回目のワクチン接種から2週間経過後、完全接種と見なす。
・2回目の接種から3か月以上経過し、ブースター接種をしていない場合、完全接種とはみなさない。
スリランカ入国時の隔離免除の接種要件はどうなるんでしょう???
3回必須??? 打ちに行かなアカンかな。
これ↓もなんか課されそうですしねぇ。
ラムブクウェラ保健大臣によると、
ブースター接種を終えていない完全接種者ではない人の公共の場への入場を認めないよう検討。
議論中の制限対象場所には、映画館やショッピングモールなども含む見込み。
スリランカのビジネスニュース
バシル・ラージャパクサ財務大臣は、
英フィナンシャルタイムズ紙のインタビューで、
国際通貨基金(IMF) の救済プログラムについて政府で議論中だと述べた。
一方、カブラール中央銀行総裁は今週、
米CNBCで IMFの救済は必要ないと述べている。
【同大臣の発言】
・デフォルト回避と経済危機緩和のため、あらゆる人と交渉、あらゆる選択肢を試している。債権保有者と債務再編を交渉中。
・政府はIMFの救済プログラムを議論中。
・今年の返済は69億米ドル。加えて、医薬品、原材料、燃料などのすべてに必要な資金を調達しなければならない。非常に困難であることは分かっている。
いよいよでしょうか。
インドは、スリランカへの石油製品購入向け融資枠5億米ドルを承認。
ガマンピラ・エネルギー大臣は、
この融資で3月分までの燃料の輸入が可能になると期待すると述べた。
【参考】2022年1月14日のニュース
2022年1月16日のニュース
電力規制当局 The Public Utilities Commission of Sri Lanka (PUCSL) は、
電力需要が減少する週末は停電の必要はないが、
28日(金)のピーク時に30MW分の不足が予想され節電を求めると発表。
電力業界関係者やアナリストは、
現在の電力危機は、歴代政権による電力セクター改革の遅れと新規発電所建設への強い抵抗の結果と述べた。
・現在の電力不足の直接の原因は燃料を輸入するための米ドル不足だが、歴代政権が再エネ発電所を組み合わせた大規模発電開発を進めないなど、改革の欠如が主要な原因。
・新しい発電所ができるたび、労働組合や既得権益者が新しい電力サプライヤーを妨害してきた。政府はこの問題に真に努力をして取り組まなかった。
・歴代の政府は何年にもわたり、石炭、液化天然ガス(LNG)、風力、太陽光の発電所の建設を計画してきたが、中国によるノロチョライ石炭火力発電所を除きどれも実現されていない。
・電力危機の解決には大規模発電所が必要で、再エネ発電所のみでは乗り切れない。
・電力不足は繰り返し警告されてきたが、資金不足と新規発電所への労働組合の反対により、歴代政権はこの問題を放置してきた。
アメリカ New Fortress Energy Inc (NFE) 社とのユガダナビ発電所の取引は訴訟となり、インドとの事業も労働組合の強い反対で政府が撤回。
国営 セイロン電力公社(CEB) の労働組合は、自身の地位と力の低下につながる新しい発電所に反発する。CEB労働組合は、たとえ国を満たす十分な電力を発電する容量があっても、電力供給を麻痺させるほど強力。CEB経営陣のトップよりも強いと言われ、今週フェルナンド会長は辞職した。
労働組合が国を潰す、の例でしょうか。
いろんな業界に既得権益層「マフィア」がいる国ですが、労働組合もその一つなんでしょう。
実際に裏で何やってるんか、実例とか聞いてみたい。
国は成長せず困るのは国民ですねぇ。
政治もここまで無策との批判。
格付け機関 Fitch Ratings は、
ケーブル製造大手 Sierra Cables PLC の格付けを AA+ に格下げ。
原材料を輸入する外貨の取得が今後困難になると予想されるため。
国の政策で民間企業がやられている。
原材料を輸入に頼っている企業業界なんてたくさんあるから、
こういう例が増えるでしょうか。
こっち↓も同様。
同じく Fitch Ratings は、
独立系再エネ発電事業者 Resus Energy PLC の格付けを A+ に格下げ。
同社が発電した電力の唯一の販売先である CEB が、
外貨不足のなかで燃料への支払いを優先しており、
同社から購入する電力料金の支払いを遅らせると予想されるため。
【参考】2022年1月26日のニュース
スリランカのポリティカルニュース
チャマル・ラージャパクサ灌漑大臣兼国内治安・内務・災害管理担当大臣は、
首相が手術を受けたと発言。
同大臣は首相の兄。
一方、首相の息子、ナマル・ラージャパクサ青年・スポーツ・デジタル技術・事業家開発・開発調整監督担当大臣は、
首相が手術を受けたとの報道を否定。
兄は認めて息子は否定。
まだ真偽は不明ですが。
首相の個人口座から、首相の秘書が数百万ルピーを横領。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
からあげくんで。
ストゥティ! (ありがとう!)
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