アーユーボワン!
昨晩、コロンボはゴールフェイスグリーンで
ドローンショーがあったよう。
あらキレイ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:601,048人(前日比 845人増)
死者:15,284人(前日比 12人増)
オミクロン株への新たな感染者75人を確認。
スリランカのビジネスニュース
中央銀行は、2021年12月の全国消費者物価指数(NCPI)総合インフレ率を発表。
2021年12月の総合インフレ率は 14.0%。
前月に2014年の集計開始以来初めて2ケタに乗ったNCPIインフレ率はさらに上昇。
記録的なインフレ率が加速。
【概要&詳細はこちら↓のリンクをクリック!】
中央銀行発表 〜 NCPI インフレ率(2021年12月)
ヤバし!
国営 セイロン電力公社(CEB) 幹部は、
新たに発電用燃料(ファーネス油)が提供されない場合、1月25日(火)夜から停電せざるを得ないと述べた。
24日(月)に停電スケジュールを発表予定。
燃料確保したと言ったりもうないと言ったり。
どんな計画と確認してるんかわからん。
【参考】2022年1月20日のニュース
つい3日前、中央銀行の総裁は
こんな↓無責任発言もしています。
この人、本当に発言が軽い。。。
期待希望をファクトとして話すんだな。
1月20日(木)、カブラール中央銀行総裁は、
「政府は発電用燃料の確保に適切な時期に介入して不足分を補うため、燃料不足に慌てる必要はない。
貯蔵能力の問題で80日分以上の燃料を貯蔵できないため、燃料購入は必要に応じて行われる。
輸入手形に必要な米ドルの調達は、商業銀行と分配に合意している」
と述べ、停電への不安を和らげた。
パティラナ・プランテーション大臣は、
2021年の紅茶生産量が、肥料危機のなかで前年比+9.3%の3.05億kgになったと発表。
2021年12月、経済誌 LMD による経済見通し調査 LMD-Nielsen Business Confidence Index (BCI) によると、
「今後1年間に経済状況が改善する」との回答は5%で、前月の11%から減少。
一方、24%が「変わらない」、71%は「悪化する」と回答。
「悪化する」との回答が前月の55%から大幅に増え、景況感が悪化。
コロンボ株式市場(CSE) の株価の大幅上昇を受け、
証券会社はコロンボ以外の地方に支店の開設を検討。
別世界。。。
しかし、金利上がってくるとどうなるか。
インフレも加速してるし。
遊歩道を一般公開したコロンボ・ポートシティ、
商業利用向けの映像撮影を有料に。
人数や時間により3万ルピー(約15,000円)〜。
日経英語版。
今日も今日とてスリランカ経済危機を報じる。
・スリランカの米ドル不足が深刻化するなか、基本的な生活用品の不足が拡大し、異常な兆候が表面化。
一例がロウソクの不足。計画停電の影響で明かりを求める家庭がロウソクを求めている。
・南アジアの借金大国は、発電用燃料を購入する外貨を捻出できない。閣僚はエネルギー安全保障確保を主張して停電はないと訴えるが、国民は暗い夜が来ると不安に陥っている。
政権は今週、1月18日(火)に満期を迎えた5億米ドルの債務返済に外貨準備高を放出し、専門家は停電の可能性があると警告。
・大統領の弟バシル・ラージャパクサ財務相大臣は、2022年中に返済が必要な対外債務の総額は69億米ドルと発表。
国の外貨準備高は16億米ドルのみ。中国人民銀行との通貨スワップから引き出した15億米ドルで外貨準備高は増加したが、この資金は中国以外への債務支払いには使えない。
・政府関係者は、観光部門の回復から2022年のGDP成長率を5.5%と主張。
しかし世界銀行はスリランカを南アジアで経済的に遅れる国と位置づけ、22年成長率を2.1%と予測。インドの8.3%、バングラデシュの6.4% など南アジア地域全体では7.6%の成長を予測しているが、同地域中最低の予測。
・スリランカの米ドル不足の初期兆候は2020年半ばに表面化。
810億米ドルの経済規模のなか、推定350億米ドルに対外債務は膨らみ、借換えに米ドル建債権での資金調達が閉ざされた。2019年後半に樹立した現政権が景気浮揚に実施した大規模減税が財政赤字を悪化させ、国際格付け機関が格下げ。国際資本市場へのアクセスを失った。
専門家は「米ドル不足はさらに悪化する」と述べる。
・現政権が借金に代わると主張し、21年中に10億米ドル獲得を目標とした外国直接投資(FDI)は、同年上半期わずか3.98億米ドルにとどまった。
20年は5.50億米ドルのみで、前年の7.93億ドルからも減少していた。
・貿易赤字は年平均100億米ドル。観光業は低迷、コロンボの不動産開発に外国人投資家から15億米ドルを募る計画も苦労し、外貨危機に拍車をかける。
ベテランの銀行関係者は「このような米ドル不足は初めて。輸入業者はどの商業銀行が米ドルを持っているかの確認に走り回っている」と話す。
・コロンボ港の様子がこれを物語る。輸入業者が米ドルを確保できず、商品コンテナが山積みに。石油タンカーも米ドルの払い込みを港で待っている状態。
これでもか、のネガティブの上塗り。
この記事はそのうち日本語版の紙面にも出そうですねぇ。
世銀の成長率との乖離が、
この国の指導者の姿勢を物語っているように思います。
計画や目標に裏付け、根拠、責任感がない。
南アジアの他国が回復成長するのに。
スリランカのポリティカルニュース
仏教界団体 “マハ・サンガ” は大統領に、
コロナ危機の困難から国民を救い、経済的困難に直面しながらも国を再建したとして
その先見性と指導者の役割を信頼しており、団結して大統領を支援すると表明。
マハ・サンガは、
大統領が北部や東部の仏教寺院の保護にとった決定を評価するべきだと指摘。
このシンハラ仏教ナショナリズムの存在、
政権の大きな支えの一つなんでしょう。
深いというか闇というか、
ようわからんことが多いんですが、
報道にはホントよく出ますし、
僧侶の政治への発言も多い。丸々太った坊主、何人おんねん。。。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
“ウーウーする” って。
ストゥティ! (ありがとう!)
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