アーユーボワン!
ドラゴンボールの “カリン塔” とも言われる(らしい)
アンブルワワ寺院のタワー。行ってみたい。
シーギリヤロックとかもドローンで上空から見るのが一番すごい、
とか言うと元も子もないですね。。。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:600,203人(前日比 840人増)
死者:15,272人(前日比 17人増)
累計感染者数、60万人を突破。
人口約2,200万人として 2.7%が感染、の単純計算。
スリランカのビジネスニュース
ペイリス外務大臣と水越大使が共同記者会見。
今年2022年はスリランカと日本の外交関係樹立70周年を迎え、
二国間関係のさらなる強化に向けた記念イベントの開催を発表。
・同外務大臣は、日本はスリランカのニーズを満たす支援を現実的なアプローチで提供し、多大な貢献をしてくれた友人だと述べた。
・水越大使は、日本はスリランカと70年にわたる歴史的な友好関係を築き、この間、この美しい国に大きな支援を行ってきたと述べ、代表的な援助案件、津波時やコロナワクチンの支援を紹介。
・70周年記念イベントを、南部ハンバントータ、中部ケガーレ、北部ジャフナ、東部バッティカロアで開催予定。
日本政府はスリランカ国内9病院に、
コロナウィルス対応強化のため3億ルピー(約1.5億円)相当の医療機器を供与。
水越大使からランブクウェラ保健大臣に、
人工呼吸器やリアルタイムPCR装置、自動RNA/DNA抽出装置、超低温フリーザーなどが引き渡された。
【参考】在スリランカ日本大使館発表:「COVID-19対応強化プロジェクト」(技術協力)引渡式
1月18日(火)〜 21日(金)の週、コロンボ株式市場(CSE) は若干の上昇。
株式指数(ASPI)は 13,371.61。前日比 0.1%⤴️、前週末比 0.2%⤴️。
今週前半に前週末の ASPI 過去最高値をさらに更新した後、
政策金利引上げ発表を受けて20日(木)に一旦下落したが、
21日(金)は持ち直した。
一方、外国人投資家は急激な通貨安や通貨切下げを強く懸念して売り越している。
中央銀行は認可宿泊施設・ホテルに、
外国人観光客からの支払いはクレジットカード または 外国為替のみ受けるよう義務付けると発表。
換金されたルピーの場合、公認両替商による換金とその領収書を提示する必要がある。
昨日の更新で、
「登録観光施設は、国外居住の観光客・渡航者にのみ外貨への両替を受け付ける」
と紹介したのですが、
「国外からの旅行客の支払いは外貨で直接させろ。ルピーに両替させるな」
ということのようで、訂正いたします。
【参考】2022年1月21日のニュース
大統領は農業省農業開発局を訪問。
同局が所掌の目的を果たしているかを確認するため。
3時間にわたり、農業部門強化に必要な対策について意見を交換。
【大統領の発言】
・グリーン農業と無害な食糧生産が政府方針。有機肥料の配布と使用、収量を調査し、次のシーズンで改善をすべき。
・34の官民の機関・企業が有機肥料を生産する。各機関・企業が生産した有機肥料の効果を調べる必要がある。成果の高い機関・企業による生産量を増やしていく。
・農業専門家から農民に、栽培技術の知識を教育して与える必要がある。
・耕作されていない水田や土地は、その理由を追求し、耕作や他作物の栽培を進めるべき。
食料不足、有機農業の失速など、
重点分野にしているのに悪化している農業セクター。
テコ入れ、で大統領が前面に、でしょうか。
この指示によるアクションや改善結果など
フォローアップをきちんとやっていけるか、なんでしょうが、
大統領の「村人との対話」とかどうフォローアップしたんだろうか?
そもそも「村人との対話」の訪問、最近見ない気がする。
アルジャジーラ がスリランカの債務・外貨危機を報道。
「スリランカのジレンマ:債務の返済か生活必需品の支払いか」
・1970年代のスリランカの日常だった調理用ガスを含む生活必需品の不足がまた見られている。
・問題の根底は莫大な債務。今年中に73億米ドルの対外債務を支払わなければならない。
2021年12月、中国からの通貨スワップ100億元(15億米ドル)を払い出したが、この1回のスワップでは外貨準備高強化には遠く及ばない。
・債務を返済するか日常生活の必需品購入の輸入に支払うか、選択を迫られている。
今のところ、調理用ガス、粉ミルク、燃料、医薬品などあらゆる必需品の入手に苦労する国民のニーズを犠牲にしても、政府は前者に専念しているように見える。
・財界団体セイロン商工会議所幹部は政府に、債務返済の支払いを延期し、食料や医薬品など必需品の輸入に乏しい外貨を使用するよう求めた。
・これまでのところ閣僚と中央銀行は、短期的な解決策、つまり12月と同様の通貨スワップ獲得に躍起になっており、こうした嘆願は耳に届いていない。
専門家は、スワップは米ドルに簡単に交換できず、債務返済には実質的に無意味だという。中央銀行は間違いなく理解しており、先週、返済支払いのため保有する金の半分を売却した。
・12月下旬、政府は商業銀行に、外貨受取額25%の中央銀行への売却を命じた。
この結果、商業銀行は輸入業者の外貨需要にさらに応えられなくなる。商業銀行は外貨入手額を予測できず、輸入業者に信用状(L/C)を開設できない。後払い購入など代替策に頼る輸入業者に選択肢がなくなりつつある。
・ガス供給大手 LAUGFS Gas PLC は、米ドル不足により必要なLPガス(LPG)が輸入できないと警告。
・匿名の大手食品メーカー幹部は、
「必要原材料の輸入が止まり生産量が半減。代替条件に同意した外国サプライヤーに切り替えた結果、コストが35%上昇。肥料不足が収穫に影響し、国内サプライヤーでは需要を満たせない」と述べる。
・中小企業は、輸入資金の調達送金に、銀行公式ルートではL/Cが開設できず、非公式ルートでは送金枠が不足し、大きな影響を受けている。
・一見無害に見えるクレジットカードの海外取引上限規制も中小企業を苦しめる。
「メタやグーグルなどのオンラインやSNSの広告会社へのクレジットカード支払いは、100米ドルを超えると拒否される」。
・外貨獲得源である輸出も、外貨不足と原材料や機械設備の厳しい輸入規制が相まり、生産高に打撃を受けている。輸出業者は原材料調達の困難と遅延に直面。代替サプライヤーや代替原材料を使う結果、生産コストが上昇、国際市場での競争力を失っている。運賃なども増加。
・政府と中央銀行は、人為的に低く設定した米ドルレートを続け、獲得外貨のルピーへの強制両替など外貨入手に多くの強硬策を適用。
この政策が外貨不足を深刻化させている。出稼ぎ労働者からスリランカへの外国送金は公式ルートから非公式ルートに移行、2010年以来最低額に。非公式市場では米ドルを公式レートより25%高く取引。
・経済界からは、ルピーを切り下げて外貨送金を正規ルートに戻して外貨不足を緩和するよう求める声が上がる。
・専門家はこれだけでは不十分だと警告。
「根本的には、先手を打った債務再編で米ドル不足を解消すること。米ドル不足が続く恐れがある限り、米ドル需要は供給よりも多くなる。公定レートがいくらであろうと、非公式レートは常に高くなる。
信頼性と透明性のある債務再編で、外貨の不足と将来の不足の恐れを食い止めること」。
・この緊急事態にもかかわらず政府はIMFの救済を否定。
・代わりにイランとの “Tea for Oil”(紅茶と債務の交換)などその場しのぎの解決策の追求を続ける。インド、オマーン、カタール、日本などに二国間の融資を交渉中。
中国には融資枠と債務返済リスケを求め、中国人観光客向けにコロナ対策の渡航制限緩和を約束。
長いですけど、問題の所在のほか、
輸出入企業で具体的にどんな問題があるかも例示され、
わかりやすいと思います。
「将来の恐れがある限り解決はない」
との指摘、これに尽きるんでしょうね。
そんななか政府の現状は、
「その場しのぎの短期的解決策しか探していない」。
国民に痛みを強いる改革を避けようとして
目先のやりくりだけに奔走、
結果無策で毎日の生活が崩壊、って見える。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
ツイッターで時々盛り上がる “アウトレイジ” ネタ。
ちょいちょい面白い。
ポテト不足ってまだ続いてるんか?
ストゥティ! (ありがとう!)
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