アーユーボワン!
コロンボの街中もクリスマス気分。
浮かれポンチの年末でも、
スーパー店員のお姉さんのサービスは変わらず安定。客を待たせてくっちゃべる & 客の商品をポイッと投げやがる。
満月、仏教、イスラム教、キリスト教、、、
全て大事な祝日お休みのスリランカの現場からは以上です。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:580,209人(前日比 524人増)
死者:14,771人(前日比 19人増)
保健省高官は、
現時点では、クリスマスや年末年始に移動制限を課す計画はないと述べた。
スリランカのビジネスニュース
ガソリンなど燃料価格値上げ。10%以上の値上げに。
ガマンピラ・エネルギー大臣は、
深刻な外貨危機に陥るなか、燃料供給の確保にあらゆる手段を講じると述べた。
【同大臣の発言】
・月あたりの輸出額は約10億米ドルあるが、輸出で得られた収益が国内経済に戻っていない。5月からこの状況は続き、今や危機的状況に至っている。
・燃料を供給している Ceylon Petroleum Corporation (CPC) に対し、国営 スリランカ航空 は約650億ルピー(約325億円)、国営セイロン電力公社(CEB) は約960億ルピー(約480億円)の外貨での負債を負っている。特に CEB がこれを外貨で支払うことは非常に困難。
【参考】2021年12月20日のニュース
・原油は90日前には発注する必要があり、1月23日以降の原油供給は問題がないが、1月3日〜23日の20日間分の供給が不足する恐れ。原油入手に最善を尽くしている。
・燃料価格の値上げについては、財務省が燃料価格決定の権限を持つ。
生活費の高騰で疲弊する国民にはさらなる負担となるが、外貨の枯渇により多くの産業が停止すれば、経済への影響ははるかに大きくなる。
既に値上げを承認されていたインド系石油企業 Lanka IOC PLC (LIOC) に続き、
CPCの値上げも承認。
【参考】2021年10月22日のニュース
食料、燃料と止まらない値上がり。庶民、死ぬぞ。。。
同大臣は、駐スリランカ・ナイジェリア大使と会談。
ナイジェリアからの長期信用取引による原油の購入を協議。
2021年中、警察に報告されたガス関連事故が847件発生。
前年は 3件のみ。
笑いごとではない。。。
頻発するガス爆発事故への対応に
大統領が指名したガス専門家の委員会が、大統領に報告書を提出。
国内でのLPガス(LPG)流通を規制する別組織の設立を提言。
2021年中のLPG関連事故 847件(上記)のうち、
797件が 国営 Litro Gas Lanka Ltd の製品。
価格上がるわ、品質下がるわ、爆発するわ。。。
高かろう、悪かろう、危なかろう、って。。。
事故のほとんどが国営企業のガス。
民間 LAUGFS Gas PLC の事故は 6%のみ、とはいえこれも50件。
食品輸入の業界団体は、
外貨不足だとして銀行が輸入品決済への外貨の提供を拒否し、
コンテナ1,000本以上、2,500万米ドル相当の必需食料品がコロンボ港に滞留していると主張。
・同団体によると、米、ダール、砂糖、タマネギ、ジャガイモ、粉ミルク、豆類など必需食料品のコンテナは、毎月約4,000本輸入されている。
・コンテナ代金の決済が遅れれば、再び必需品が不足、価格が不要に上昇すると警告。
食いモンもガソリンもガスもない。
何もない。。。
カブラール中央銀行総裁は、
中国人民銀行との間で締結されている二国間スワップ枠100億元(約15億米ドル相当)を引き出す可能性があると述べた。
・このスワップは人民元建で、中国への支払いに使用できる。輸入額の1か月分に相当。
・11月末時点、スリランカの総公的準備高は15.87億米ドルに減少、輸入の約1か月分となっている。
総裁が言ってた「今週初めの大きな外貨流入」って
まさかこれか???
さすがに違うよね。。。
【参考】2021年12月20日のニュース
金融 HNB Finance PLC は、
同業の Prime Finance PLC の株式87%を21億ルピー(約10.5億円)で買収すると発表。
中央銀行は金融業界企業の統合を進めようとしている。
損害保険企業 Co-Operative Insurance Ltd は新規株式を公開(IPO)。
6億ルピー(約3億円)の募集を上回る応募により、初日で締切り。
【参考】2021年12月14日のニュース
コロンボ証券取引所(CSE)は、
アパレル縫製 Hela Clothing (Pvt) Ltd のIPOによる上場申請を承認。
1月12日に公開開始、40億ルピー(約20億円)の調達を目指す。
【参考】2021年6月28日のニュース
タイヤ製造・輸出企業 Global Rubber Industries (Pvt) Ltd (GRI) は、
エストニアの農業林業車両向けタイヤ企業 Protyre 社 を買収。
GRI は2019年にもエストニアのタイヤ企業 Nortyre 社 を買収しており、
バルト地域でのタイヤ事業を拡大する。
【参考】2021年4月9日のニュース
スリランカのポリティカルニュース
アメリカ議会上院は、
ジュリー・チュン氏を新駐スリランカ・アメリカ大使に承認。
【参考】2021年10月23日のニュース
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
これはいらんなぁ。
しかし、日本にはいろんなモンがあるなぁ。
ストゥティ! (ありがとう!)
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