アーユーボワン！
スリランカ🇱🇰は制裁はくらってないけど、
外貨危機、輸入制限、モノ不足と似た構図よね。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者：579,685人（前日比 551人増）
死者：14,752人（前日比 18人増）
政府は、1月1日（土）から、
公共の場への入場にコロナウィルスワクチンの接種カード携行を義務付け。
「公共の場 (Public Places)」の範囲を確認せなあかんですねぇ。
1〜2週間でウヤムヤになりそうな気もするけど。。。
スリランカのビジネスニュース
グナワルダナ貿易大臣は、国民への必需品の特別救済パックの配布を開始したと発表。
国営小売チェーン Lanka Sathosa Ltd で、
サンバ米10kg、黒砂糖2kg、麺類1袋、紅茶100g ほかのセットを
2,000ルピー（約1,000円）以下で販売。
ナナヤッカラ水供給大臣は、
必需食料品や燃料の価格高騰への対処として、
低所得者向けにクーポン制・配給制にすべきだと述べた。
同大臣は、
ユガダナビ発電所のアメリカ New Fortress Energy Inc (NFE) との取引に、
政府内から反対している。
意見があるんなら、政府内で提案して議論すれば良いのに、
政府内の人間が記者会見とかで勝手に話すんですよねぇ。
言いっ放しで実際にできるかどうかはどっちでも良い、ってカルチャーの象徴。
「オレは言った」ってパフォーマンスとアリバイ。
本気でやる気はないから「根回し」とかゼロ。
そもそも、水供給大臣の所管外よねぇ。
コロンボ市内の輪番の断水をなんとかしてくれんかな。
2021年11月の国外出稼ぎ労働者からの公式チェネルによる送金は 2.71億米ドルに減少。
2009年4月（2.66億米ドル）以来の低水準。
送金の多くが非公式チャネルに移行していると見られる。
カブラール中央銀行総裁は、
来週（＝今週）早々に大きな外貨流入があると確信していると語ったが、
流入元は明らかにしていない。
希望的観測なのか、裏付けがあって言っているのか、
数日中に検証できるなぁと思ったので掲載。
「これくらい自信を持って生きなきゃね」
って皮肉コメントついたツイートも。
エネルギー省は、国営 スリランカ航空 に、
国営 Ceylon Petroleum Corporation (CPC) からクレジットで購入している
ジェット燃料の代金を米ドルで支払うよう通達。
CPC から スリランカ航空 に与えているクレジット限度額を超過したため。
アジア開発銀行（ADB） は、
スリランカ国内の食品バリューチェーンの強化を通じた経済成長と雇用創出を目指し、
John Keells Holdings (JKH) PLC に最大8,000万米ドルを投資する契約を締結。
セメント製造大手 Tokyo Cement グループ は、
コロンボ港内に輸入セメントの貯蔵・袋詰め・配送設備をオープン。
25億ルピー（約12.5億円）を投資、年間45万トンのセメントの取扱が可能に。
同じくセメント製造大手 Insee Cement は、
南部ゴールのセメント製造施設の増強を発表。
現在、年間140万トンの生産能力に同100万トンを追加。
2023年末に試運転を開始予定。
【参考】2021年8月21日のニュース
相次ぐセメント供給能力拡大。
Access Engineering PLC も生産能力増強を発表してますし、
【参考】2021年5月18日のニュース
道路や住宅などで需要は旺盛、なんですね。
輸入してる場合じゃないし。
コングロマリット Hayleys グループ の 3PL物流部門 Advantis 3PL Plus は、
コロンボ北方ジャエッラ県の大規模物流センターの大幅拡張を発表。
・同センターの倉庫スペースを12万ft2 拡張し、施設全体を45万ft2 に。
この追加により、グループとして、国内外で 350万ft2 を超える倉庫スペースを運営。
・Advantis 3PL Plus 社は、倉庫管理と配送管理で20年近い経験を持つ。
インド、インドネシア、ミャンマー、バングラデシュで配送センターを運営。スリランカの新施設は最大規模。
【参考】2021年8月9日のニュース
スリランカのポリティカルニュース
大統領は、陸軍士官学校の任命式に出席し、
「最高度の規律が軍人に最重要な要素の一つだ」と述べた。
国民のフラストレーションの発露？をいくつか。
コロンボ大学の卒業式。
卒業生たちは、前月に政府が新たに総長に任命した
仏教界の高僧からの学位記の受取を次々と拒否。
学位記を差し出す高僧の前を素通りし、
隣のアシスタントの女性から受け取っている。
この動画、昨日の夕方からものすごい数がTLに流れてます。
この高僧は、政府（大統領）が11月初にコロンボ大学の総長に任命。
「一国一法」のタスクフォースでも物議ある高僧を任命しており、
仏教界に、なのか、政府（大統領）に、なのか、
若者を含めた国民の怒りが垣間見える事案に思います。
エリートを輩出する国内トップ大学での出来事。
ナマル・ラージャパクサ青年・スポーツ・デジタル技術・事業家開発・開発調整監督担当大臣は、
出張先のカタールで、サッカー “アラブカップ” を観戦ツイート。
ほかにも財務大臣の突然の訪米など、外国出張の閣僚が重なる。
「外貨危機のなか税金使って、不要な出張名目で年末海外旅行か」
のツッコミがTLに多数。
カブラール中央銀行総裁は、カクテルパーティを主催、招待状。
これまたツッコミたくさん。
「国がデフォルトに陥る間際にパーティか。自腹でやれ」
年末だし、で政治家や富裕層はこれが通常の行動なんでしょうが、
国民感情との間で乖離が見えますねぇ。
スリランカのメディアや自称ジャーナリストをフォローしてると、
すごい数の批判ツイートが流れてきてます。
マジメな出張もあるんだと思いますが。。。
人生にはムダも必要、な情報（今日のムダ）
理不尽。。。
ストゥティ！ （ありがとう！）
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