アーユーボワン!
スリランカ人の月給の分布、らしいです。
どこが発表している情報かわからないので、非公式、としてみていますが、
だいたいの収入規模のイメージになるかな、と。
100%:401,000ルピー(約20万円)以下
75%:251,000ルピー(約12.5万円)以下
50%:91,600ルピー(約4.6万円)以下
25%:51,400ルピー(約2.6万円)以下
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:538,860人(前日比 540人増)
死者:13,696人(前日比 22人増)
スリランカのビジネスニュース
格付け機関 Moody’s Investors Service は、
スリランカの債務格付けを “Caa1” から “Caa2” に引下げ。
同社は、スリランカが包括的な債務返済計画を策定できず、低い外貨準備高によるデフォルトのリスクによる格下げだと指摘。
【同社の発表】
・スリランカ政府の対外流動性リスクは今後数年間にわたって引き続き高まる。格下げは、外貨準備高が非常に低い状況下で今後の返済を満たす包括的な資金調達ができておらず、デフォルトリスクを高めるとの判断による。
・また、政府機関は国際収支に対する重大かつ緊急なリスクに断固として対処すべきだが、その機関のガバナンスの弱さを反映した。
・大規模での資金調達先は依然としてみつからず、スワップラインや二国間ローンなど断片的な資金調達に頼っている。
・債務以外による資金流入の見通しは幾分改善しているが、外国為替流入が期待外れに終わった場合、デフォルトリスクはさらに高まる。
中央銀行は同社の格下げに強い不快感を表明。
【中央銀行の発表】
・重要イベントである2022年度政府予算発表の数日前に「不合理な」格付けが行われた。
・同社アナリストは予算の性質は政府の資金調達計画とは無関係との見解を示し、その理解不足を明確に示している。新興国市場経済のポジティブな前進や期待を見落とし、ダウンサイドリスクをより重視している。
・スリランカに対し「ガバナンスの弱さ」や「困難な国内政治環境」を主張するが、民主主義体制で確立された政治的安定性に対する同社の無知を露呈。
・同社は、様々な国と二国間で最終調整中の中長期的な資金調達交渉を認識できていない。このようなキャッシュフローを考慮せずに政府の返済能力を評価することは、偏見に満ちている。
・偏った評価に基づく格付け行為は、コロナ危機の悪影響から力強く立ち直ろうとしているスリランカにとって不公平であり、国の見通しに悪影響を及ぼす。国際的格付け機関のこのような行為は、投資家への助言の妥当性に疑問を投げかけるもの。
定期的に格下げがあるのであまり驚きもないのですが、「投機的」のレベルに。
「国際収支危機に断固として対応すべきだが、それを政府がやろうとしていない」という判断ですよね。
スワップ等々も「一時的なその場しのぎ」と根本解決にはならないと。
🇱🇰政府、中央銀行は即座に反論、ですが、
「期待を見落としている」「民主主義過程を経た安定政治を理解していない」など裏付けがない主張かな。
財政改善や外貨獲得に正面から取り組んでいないとの評価。
10月28日(木)、長期国債オークション実施。
350億ルピー(約175億円)を募集、利回りは上昇、314億ルピー(約157億円)を売却。
<利回り>
2025年3月15日満期:9.94%
2028年9月1日満期:11.61%
アメリカ New Fortress Energy Inc (NFE) への液化天然ガス(LNG)プラント売却の決定に反発し、
国営 セイロン電力公社(CEB)労働組合は、
11月3日(水)までにNFEとの売却を撤回しなければ、ストライキを含む手段を取ると政府に通告。
大統領は、連立政権メンバーとの会議を招集。
連立政権の一部は、自分たちが知らない間に財務省が NFE 社との契約を締結、内閣が承認したと反発し、内部危機に直面している。
アラハッペルマ電力大臣などが、
この売却決定よりCEBが大量のLNGを購入しなければならなくなると批判。
国民生活直結、の電力でストを持ち出す。
LNGの必要性は15年以上言われているのにCEBが(意図的に)進めていない、との論調や寄稿をよく見ます。真実かどうかはわかりませんが、事実の一端なんだろうとは思いますね。
10月27日(水)、首相は戚振宏(Qi Zhenhong)駐スリランカ中国大使と会談。
・首相は、ワクチンを始めとするコロナウィルスとの戦いへの中国政府の支援に謝意。
・大使は継続的な支援を約束するとともに、中国人民銀行との100億人民元(約15億米ドル)の通貨スワップ協定が、世界の投資家センチメントを強化、スリランカ経済への信頼を高めると強調。
・インドやアメリカがスリランカとの関係強化を進めるなか、中国も動く。
大統領は、政府機関が使う車両164台を引渡し。
また、日本国際協力システム(JICS)から、オートバイ150台が警察に引き渡された。
コロンボ・ポートシティに、
四輪バギーの運転コース施設「コロンボ・デューンズ」がオープン。
「コロンボ砂丘」でバギーを運転する娯楽施設で、アドベンチャー・ツーリズムの推進を目指す。
オープニングには、ナマル・ラージャパクサ青年・スポーツ・デジタル技術・事業家開発・開発調整監督担当大臣とラナトゥンガ観光大臣らが出席、バギーに試乗。
一般客も利用が可能。
コロンボ中心部の超高層コンドミニアムAltair がオープニング式典。
首相がグランドオープンを宣言。
【参考】2021年2月2日のニュース
Alliance Finance Company PLC は、
コロンボ東部ラージャギリヤの土地134.64パーチ(約3,405㎡)を、
Iconic Developments (Pvt) Ltd に 4.2億ルピー(約2.1億円)で売却。
Iconic はラージャギリヤで高層コンドミニアム Iconic Galaxy を開発中。
さらなる開発、のよう。
スリランカのポリティカルニュース
ナマル・ラージャパクサ青年・スポーツ・デジタル技術・事業家開発・開発調整監督担当大臣は、
離任を控えた杉山大使と会談。
同大使の両国関係の強化への指導に感謝し、日本語で「ありがとうございました🙏」とツイート。
10月22日(金)、杉山大使は、
スリランカ盆栽協会ディルルクシ・マルテンスティン会長に「令和2年度外務大臣表彰」を授与。
同氏は30年以上にわたりスリランカへの盆栽の普及に尽力、両国の相互理解の促進に大きく貢献。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
広告って難しいのね。
ストゥティ! (ありがとう!)
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