アーユーボワン!
昨日、空港方面での所用を終えて、コロンボへと戻る夕方。ケラニ川付近で渋滞にハマるの巻。
車の中から新ケラニ橋の入り口が見えましたが、片側3車線の美しい道路で、スーッと走れるようになるとこの渋滞に苦しむこともなく、開通したらインパクトありそうですねぇ!
これ↑がこれ↓になるのよ。
ハノイ駐在時、これまた空港〜市内を結ぶニャッタン橋の工事が進んでまして、離任後の完成だったんですが、出張で行ったときにあまりの素晴らしさに声が出た記憶が。
どっちも完成前の渋滞が身に染みてますし、新ケラニ橋も負けないインパクトがありそう。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:527,735人(前日比 671人増)
死者:13,377人(前日比 23人増)
スリランカのビジネスニュース
国際通貨基金(IMF)は最新の経済見通しを発表。
スリランカの2021年のGDP成長率予測を、前回の4.0%から3.6%に引き下げた。
10月12日(火)、長期国債オークション実施。
1,000億ルピー(約500億円)を募集、利回りが上昇し約800億ルピー(約400億円)を売却。
<利回り>
2023年12月15日満期:9.36%
2027年1月15日満期:11.14%
2032年10月1日満期:11.23%
10月10日(日)、陸軍記念日のスピーチで大統領は、
「我々は国民のために多くの仕事をしてきたが、国民は私や政府に対し、期待通りの成果が得られなかったと不満を抱いているかもしれない。私はそれを受け入れる。全閣僚と議員がそれを受け入れるべき」発言。
【参考】2021年10月11日のニュース
政府閣僚は、大統領の発言は謙虚さの表れであり、政権の終わりを意味するものではないと擁護。
・アラハッペルマ・マスメディア大臣
「大統領が欠点を認めた自己を批判する発言は、弱さや失敗ではなく、リーダーとしての謙虚さと国民への忠誠心の表れ。政権の終わりを意味するものではない」
・グナワルダナ貿易大臣
「大統領や政府が失敗したとみなすことは妥当ではない。
スリランカ経済は2015〜19年の前政権下で独立後最悪の時代を経験した。大統領は連続爆破テロ事件の悪影響を受けた経済を与えられ、今立ち向かっているのは前例がないコロナ禍によるグローバルな経済危機」
・ウィーラワンサ産業大臣
「国民に選ばれた政府として、現在の欠点を是正し、国を正しく前進させる責任と義務がある。重要なことは我々がこれをオープンにしたことであり、望ましい目標の達成のために状況を変える時間はまだある」
大統領の発言なので重いですが、「失敗を認める」ことが非常に難しい社会だな、と実感。
現状認識と反省として発言し、他の閣僚が擁護に回っているのは良いかなとは思います。どんなアクション、対策に移せるか、ですね。
政府は、民間企業雇用者の定年を60歳に延長する法案を閣議承認。
LPガス、小麦粉、粉ミルク、セメントの価格統制解除後、他の必需品を含めて価格が急激に上昇。
業者は価格上昇を見込み、タバコや肥料などの商品を買いだめして在庫を増やしている。
・業者は、大幅な値上げや来年度予算での補助金廃止を予想し、タバコや肥料を買いだめし始めている。
・国営 Ceylon Tobacco Company PLC は通常どおりに生産出荷していると話すが、市場ではタバコが不足していると報じられている。タバコの値上げ推測が報道されているが、政府は肯定も否定もせず、状況がさらに悪化。肥料も同様。
・買いだめによって人為的な不足が生じ、国の税収が減少する可能性があり、財政逼迫に拍車をかける。
こういう動きになるんだぁ、と。タバコは勝手にしてくれ、と思うんですが、肥料はあかんねぇ。
肥料は取扱業者に規制があるはずで、既得権益を持つ人たちがこうやって利益を上げられる構造。もっと開放してくれないですかねぇ。次から次へとこういう対象が広がるなぁ。
投資銀行 Capital Alliance Limited (CAL) グループの CAL Research は、
「LPガスの値上げによるインフレへの影響が1%以上になると予測。コロンボ消費者物価指数(CCPI)による前月比のインフレ率は、2021年9月の5.7%から10月は7%を超える可能性がある」と発表。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
ありがたや。
ストゥティ! (ありがとう!)
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