経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年9月17日

アーユーボワン!

ロックダウン第28日。

【悲報】
ロックダウン、
10月1日(金)早朝まで延長

おお、マジですかぁ。。。
今回は延長しなさそうな空気を
醸し出してたじゃないですか😭
いよいよビール🍺が尽きる。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、
スリランカ国内の感染者
498,694人:前日比2,271人増、
死者11,817人:前日比118人増。

北部州と南東部ウバ州の2地域で
30歳以上のコロナワクチン
未接種者の立入りを禁止。

スリランカのビジネスニュース

中央銀行は来週から、
オークションによる短期国債の
利回り率の統制を解除し、
12か月ものに課していた
事実上の政策金利を廃止。

国債への事実上の政策金利により
大量の流動性が注入され、外貨の
不足や流出につながっていた。
カブラール中央銀行新総裁は
就任にあたり、成長よりも
安定を優先すると述べていた。

中央銀行は、2021年8月の
購買担当者景気指数(PMI)発表。

【概要と詳細はこちら↓のリンクをクリック!】
中央銀行発表 〜 購買担当者景気指数(PMI)(2021年8月)

ジャヤスンダラ大統領府長官は、
数年で国際ソブリン債(ISB)を
徐々に減らしていき、
長期の借入れなど別の方法の債務に
転換していくだろう
と述べた。

【同長官の発言】
・2019年11月の現大統領就任時、ISBだけで150億米ドルの返済があった。それ以来すでに20億米ドルを支払い、次は2022年1月に5億米ドルを支払う予定。
ソブリン債を減らすべきで、それによって予測可能で長期に安定した対外債務ポートフォリオを持つことができる。ソブリン債残高を70〜80億米ドルまで減少させれば、より長期での債券発行、別の金融商品への借換えの余地が出る。
財務大臣は、商業的な借入れはせず、主に多国間融資機関からの条件が良い借入れに頼ると発表。世界銀行 と アジア開発銀行(ADB)が「大きな力」。
・今後2〜3年で弾丸のように返済支払いをしなければならない。商業的な借入れをしない。

デフォルトは起こらないと保証する。
 年間45億米ドルの債務総額のうち、元金と利息を含むソブリン債の返済額は20億米ドル。残り25億米ドルは二国間または多国間の融資で、二国間融資ローンについては大規模資金調達案件をスローダウンさせた。
・次の弾丸(ソブリン債)への支払いは1月の5億米ドルで、キャッシュフローをその前提で計算しており間違いなく履行される。

Kida
Kida

債務を減らして金利負担が
低い条件に再編する、と。
言っていることは
その通りですよね。

最初の「債務を減らして」
が難しい現状ですが、
悶えてでも進めるのみ、
で安易な方法に逃げずに。

スリランカへの主な融資国・機関
と主要プロジェクト。

Kida
Kida

トップ中国、第2位日本。
中国のこの額が高利だと
キツいですねぇ。
高速道路バンバン。

格付け機関 
Moody’s Investors Service は
国際通貨基金(IMF) の
特別引出し権(SDR)8億米ドルの
割当てを受けたが、政府の
対外債務の返済スケジュールを
考えると、外貨準備高を一時的に
わずかに増やすのみだと発表。

同社はスリランカの
ソブリン格付け「Caa1」の
格下げを検討すると発表している。
【参考】2021年7月20日のニュース

格付け機関 Fitch Ratings は、
自動車輸入禁止の輸入規制により
自動車向けファイナンスの需要が
減少、ファイナンス・リース会社
に影響を与える
と警告。

【同社の発表】
・国外からの自動車輸入の禁止から国内中古車価格も高騰。購入に手頃な価格ではなくなり、自動車ファイナンスの需要が弱まる可能性が高い。少なくとも2022年末までは輸入禁止は継続される見込み。
価格上昇は、短期的には差押えによるローンの回収を支えるが、ファイナンス・リース会社は予期せぬ急激な価格変動にさらされる可能性がある。
・2021年6月までの1年間で、同業界のローン総額は2.2%減少、5四半期連続でローンが減少している。
・返済期限を6か月以上過ぎた不良債権比率は、3月時点の7.7%から6月時点では13.0%に上昇。

Kida
Kida

中古車の値段が下がらない
から「車は資産」で、
金利10%を余裕で超える
のにどんどん金を借りた
🇱🇰の一般庶民。
リース会社も回収には
差し押さえれば良いから
ガンガン貸してきた。

自動車が入ってこなくなり
価格が上がり過ぎると
流動性がなくなるよね、
で逆回転。。。
返せなくなってる庶民、
増えてるんやろうなぁ。
「なんでこんなに庶民が
車持ってるの?」
って不思議だったなぁ。

フォーブス紙は、
アジア地域の売上10億米ドル未満の
成長企業をリストアップする
“Asia’s 200 Best Under A Billion”
を発表。スリランカから唯一、
BPPL Holdings PLC がランクイン。

同社は東南アジアで最大級の
ブラシ製造企業、ペットボトルから
ポリエステル糸をリサイクルする
製造企業などを傘下に持つ。
【参考】2021年5月3日のニュース

スリランカのポリティカルニュース

空港当局は、攻撃の可能性を
示唆する情報があったとして
コロンボ・バンダラナイケ空港と
南部マッタラ空港の警備を強化。

・関係者によると、この情報は未確認で誤報の可能性が高いが、アフガニスタン情勢も踏まえ、念のため空港セキュリティを強化。
・当局はまた、イスラム国(IS)やタリバンのイデオロギーに属するグループのスリランカでの活動に注意するよう指示を受けている。

刑務所改革・囚人リハビリ担当を
辞任したラトワッテ大臣。
国会での活動の採点評価。
ぜんぜん仕事してないやん。。。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

なんかすごくは見えるようになる。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

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