アーユーボワン!
ロックダウン第12日。
「『人様にやってはいけない』
基準がバラバラ」という点は
スリランカ🇱🇰も同じかもなぁ。
まったく知らん中学生か高校生の
クソガキに、路上で至近距離から
「ワッ!うぇ〜い」とか急に
大声で驚かされ、その後ちょっと
離れたところから石投げられたり
したなぁ。それをキャッキャと
周りで喜ぶという学生ライフ。
“中学高校生なのに幼稚だな”
と思った記憶がありますが、
3年を超えて🇱🇰にいると、
「他人の気持ちを考える」という
習慣がほとんどないのかな、と。
カルチャー、教育の影響なのか。
親切な人も多いんですけどね!
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、
スリランカ国内の感染者
440,302人(前日比4,221人増)、
死者9,185人(前日比194人増)。
累計死者数、9,000人超。
スリランカのビジネスニュース
中央銀行は、米ドルの指標レートを
1米ドル=210ルピーと発表。
電信送金の公式レートは
1米ドル=198.90〜204.89ルピー。
約2ルピーを減価。
市中銀行は米ドルの売りレートを
220〜226ルピーとしている。
急に動かしたけど、
それでも実態からは遠く。
“IMFから指導があった”
ってつぶやきあるも
真偽不明。
2021年上半期の財政赤字は
前年同期比6%増の7,810億ルピー
(約4,686億円)、予測GDP比4.7%。
債務残高は金融不安から加速。
・歳入:同比8%増の7,145億ルピー(約4,287億円)
経常支出:同比6%増の13,110億ルピー(約7,866億円)
資本支出:同比13%増の1,845億ルピー(約1,107億円)
・政府債務は2020年12月末から1.45兆ルピー(約8,682億円)増え、16.56兆ルピー(約9.94兆円)となり、財政赤字額全体を大きく上回っている。通貨安が外貨建債務を肥大化。
歳入と同額の赤字。
倍を使ってると。
今後はこれ↓。
バシル・ラージャパクサ財務大臣は
財政改善に向けて国の全支出の
厳しい制限を指示、閣議決定。
・コロナ危機前に開始されているプロジェクトの見直し、資金配分はあっても不要な建設や改修プロジェクトの中止を指示。
・国家公務員へのロックダウン中の燃料費支給など不要な手当の削減、公共セクターの採用すべての停止を指示。
今までのジャブジャブ路線
から一転。そりゃなぁ。
パティラナ内閣共同報道官は、
政府は16日間のロックダウン中の
低所得者層への手当2,000ルピー
(約1,200円)は不十分だと
認識しているが、国が直面する
重大な財政危機のため、政府が
支援できる限度の額だと述べた。
同報道官は、国際通貨基金(IMF)
への支援を要請するかは
まだ決定されていないと述べた。
🇱🇰報道を読み続けた
経験からは、、、
決定間近ということね。
「否定」「未決定」からの
「やっぱやる」のパターン。
まもなく決定発表やろなぁ。
カブラール大臣&中銀総裁、
どうするんか。
2021年8月の
コロンボ消費者物価指数による
対前年比総合インフレ率は、
前月の 5.7% から 6.0% に上昇。
12か月間での消費者インフレ率は 4.3%。
食料品インフレ率は 11.5% に、
非食料品インフレ率は 3.5%に
それぞれ上昇。
インフレも続く。
テプリッツ駐スリランカ・
アメリカ大使のインタビュー。
スリランカ経済のポテンシャルを
評価しつつも、特に汚職対策を含む
予測可能でクリーンなビジネス環境
を整備する重要性を強調。
マクロ経済対策には
IMFリソースの活用を主張。
以下、経済ビジネス部分だけ抜粋。
記事にはクアッドやアフガニスタン
への質問と回答も。
【同大使の発言(抜粋)】
・スリランカ政府がコロンボ・ポートシティへの投資を最大限に活用したいと考えていることは理解。
ポートシティへの投資誘致には、可能な限り最高のビジネス環境を整備すべきで、法規則が国際基準を高次に満たしていない場合、劣悪な慣行やマネーロンダリング、汚職など不正な金融に門戸を開くと懸念を示している。
企業はこうした慣行にさらされない保証を求め、法律で汚職行為を禁じられているアメリカ企業にはクリーンなビジネス環境がなければ慎重になる。だからこそ政府は注意を払う必要があり、法規則の準備が大切。
・スリランカは商業的にも経済的にも非常に大きな可能性を秘めた国であり、港湾運営や物流事業に携わた多くの経験を持つ。ポテンシャルをさらに引き出し、より大きく持続可能な成功を収めるには、魅力的で透明性の高い経済投資環境を整えることが鍵に。強い経済を持つスリランカはアメリカにも利益となり、スリランカの持続可能な経済成長のため、国際的なベストプラクティスに沿った方法で金融機関や財政を管理できる政策を制定するよう政府に働きかけてきた。
・国際NGO Transparency International が発表した “2020年汚職認識指数” ではスリランカは179か国中94位、明らかに改善の余地がある。投資環境で汚職は明らかにリスク計算の一部。商法を一貫して適用することで、スリランカの中小企業の成長を可能にする環境を整えることができるほか、国際的なパートナーシップによる国内経済の成長も可能になる。
・スリランカ政府は 世界銀行の「ビジネスのしやすさランキング」の向上に取り組んでいる。 現在は190か国中99位、改善の余地があり大きく期待している。
・投資家は予測可能性を求める。 政策の一貫性、投資促進政策、政策の政権をまたいだ継続性を求めている。政府指導者、政治家、産業界のリーダーが、スリランカの政治経済の未来に共有ビジョンを持って集まり、それを実現する一貫した戦略を実行する必要がある。これが投資家を誘致する健全な経済基盤を確保する。
・ポートシティや汚職に関連するが、投資家はリスクにさらされることを望まない。投資家は収益のほか、株主や取締役会の監督を受ける。契約書の署名による履行と管理、行政の迅速な許認可や承認、各種規制へのワンストップショップからの情報入手などを準備することで、より多くの外国投資を呼ぶことにつながる。
・私が最も可能性を感じるビジネス分野は、大統領が政府優先事項として強調する、テクノロジーとエネルギーの分野で、特に再エネを挙げる。
・先日、バシル・ラージャパクサ財務大臣と会談、友好的で良い議論をした。投資家が直面している課題、制限、オープンで透明性の高い環境の必要性、投資家のリスクを抑えること、スリランカのビジネス環境整備でベストプラクティスや高い国際基準の遵守への期待などを議論。
・コロナ危機もありスリランカ経済は良い状態ではないが、IMFのリソースの活用が解決策の一つになると信じている。政府に、IMFを活用して、経済パフォーマンス評価ツールを利用、より強固な経済基盤を構築する変革に取り組むよう強く求めていく。
政府は北中部アヌラーダプラの
国有地66エーカーについて、
Aura Lanka Herbals (Pvt) Ltd との
30年リース契約を承認。
同社は7.83億米ドルを投資、
この土地でアロエベラを栽培し、
飲料や錠剤、医美容品など
ハーブ製品を輸出する計画。
・Aura Lanka グループは、宝石、航空、セキュリティサービス、建設、娯楽などの9つの事業グループを持つ。
・アメリカに拠点を置く子会社 Aum Jeewa 社がアメリカとヨーロッパでの販売マーケティング部門です。
・コロンボ南部ラトマラナ空港にエアバス社製ヘリコプターを保有、プライベートヘリコプターのチャーターサービスを提供。同空港ではエアバス社公認のサービス施設と格納庫を運営。
なかなかの投資額、
アロエ。。。
自動車・重機販売修理、電気機械、
建設、電力ソリューションなどを
手がけるDiesel and Motor
Engineering (DIMO) Ltd は、
重機事業における 小松製作所 との
提携が50年に。
スリランカのポリティカルニュース
給与改定を主張する教員労働組合の
ストライキが続くなか、
政府は2022年度予算案から
4年間をかけて段階的に給与改定を
実施すると決定。このなかで、
教員を他公務員と別枠の扱いとし、
給与基準を他の公務員と連動せずに
検討できるようにすると発表。
一方、ある政府高官は、
この対応が悪い前例となって
将来的に公共サービスに悪影響を
及ぼす可能性があると警告、
医師や看護師、他の公共サービスが
同様の対応を要求すると述べた。
そして教員労働組合はスト継続。
金融政策もそうだけど
目先のパッチ当ての解決に
逃げちゃった印象。
当然にほかの組合が出て
くるよねぇ。
そしてストは続く。。。
なんやこれ。。。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
ワイルド。
ストゥティ! (ありがとう!)
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