アーユーボワン!
第?回ロックダウン選手権、第28日。
【速報】
・現ロックダウン
6月21日(月)朝 4時一旦解除
・再ロックダウン
6月23日(水)夜 10時 〜
6月25日(金)朝 4時
一旦は解除!
ありがたや。。。
24日(木)の
ポヤデーはなんと
しても閉めると。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者233,064人(前日比2,372人増)、
死者 2,425 人(前日比 51人増)。
コロンボでデルタ型(インド型)の
感染を確認。同型は従来型と比べ
感染スピードが1.5倍、
重篤化する割合が高いとのこと。
コロナ対策大統領タスクフォースは、
財務省、物品税当局が申請していた
酒類アルコール飲料の
オンライン販売許可を却下。
ペイリス教育大臣は、
早期の学校再開に向けて
教師や学校スタッフにコロナワクチンを
優先接種する予定だと述べた。
同大臣は、「教育機関の閉鎖により
子どもたちの教育に大きな支障。
オンライン授業を実施しているが、
ブロードバンド環境未整備の地域や
パソコンやスマートフォンを購入
できない家庭は多い。
課外活動や規律など家庭環境では
教育できない要素も多い」と述べた。
学校はもう1年以上、
ほぼ閉まった状態。
教育が大変。
さすがに子どもが
かわいそうですねぇ。
スリランカのビジネスニュース
中央銀行は、国外で新たに
調達した資金による購入に限り、
国内商業銀行による
国際ソブリン債の購入を解禁。
【参考】2021年5月17日のニュース
2021年5月の紅茶の輸出量は、
前年同月比+5%の 2,379万kg。
輸出額は 同比+7%の
218億ルピー(約131億円)。
2021年1~5月累計では、
輸出量は前年同期比+5%の1.10億kg。
輸出額は同比+22%の
1,030.7億ルピー(約618.4億円)。
・2021年5月の輸出単価は、FOB価格換算で 916.47ルピー(4.69米ドル)/kg。
前年同月比で、ルピー建では+2%だが、ドル建では▲3%となり、ルピー安の影響。
・輸出先はトルコが首位を維持。イラク、ロシア、UAEと続く。
スパイス生産貿易事業者団体元幹部は、
スパイスとエッセンシャルオイルの
需要が昨年に比べて大幅に増加している
と述べる一方、課題と懸念を指摘。
・スリランカ輸出開発委員会(EDB)のデータによると、2021年1~4月累計のスパイスとエッセンシャルオイルの輸出額は、前年同期比+115%の 1.37億米ドルと大幅に増加。
【同幹部の発言】
・主にコショウ、クローブ、ナツメグ、シナモンの輸出が増加したほか、昨年比で価格が25%上昇している。量よりも価値が上がっている。
・インド、ベトナム、インドネシアなどの生産国が天候不順の影響を受け、世界市場でのスパイスやエッセンシャルオイルの不足が需要増につながっている。
・スリランカ産の香辛料(スパイス)は需要が高い。特にセイロンシナモンは独特の風味、香り、多くの薬効成分を持ち、品質面で優位性がある。またコロナウィルスの流行により、多くの人がハーブ類を使った食品や飲料を志向するようになのは、高い需要につながった。
・2021年の輸出額目標は約2.5億〜3.0億米ドルを見込む。主要市場は、EU、アメリカ、中東、インド。
・一方、化学肥料使用禁止の「突然の」決定には懸念。
この決定に反対しているわけではないが、化学肥料から有機肥料への移行は、急がずに適切な調査を経た上で徐々に行うことが可能。
この突然の決定は収量に影響し、世界市場で戦えなくなる恐れがある。肥料の変更で見込んだ収量が得られなければ、顧客と市場の優位を失う可能性がある。
・また、高額の運賃、国内の移動制限も生産者やサプライヤーに困難をもたらしている。
中央銀行の統計によれば、
先週末に発表された燃料価格の
値上げを経ても、スリランカの
ガソリン・軽油などの燃料価格は
インド、バングラデシュ、
パキスタンの南アジア諸国よりも
概ね安い。
各国の燃料価格↓(記事中から抜粋)。
再エネ企業 WindForce PLC に
スウェーデンの資産運用ファンド
Tundra Fonder が
6億ルピー(約3.6億円)以上を投資、
出資比率を倍増、5%以上に。
・6月17日(木)の コロンボ証券取引所(CSE) の売買高のうち約50%を同社の取引が占めた。
・Tundra Fonder が運用する Tundra Sustainable Frontier Fund が、同社株式の2.5%を取得。
同ファンドは3月に実施された同社新規株式公開(IPO)で株式を取得、同社に参加していた。
【参考】2021年3月25日のニュース
外資の投資!
就職求人プラットフォーム
DreamJobs.lk は事業拡大に向け
就職支援サイト Everjobs.lk
(ドイツ Rocket Internet の子会社)
と owl.lk の買収を発表。
同社には求職者30万人以上が登録、
2,500社以上の企業と提携。
NP Capital Ltd 会長で著名投資家の
ニマル・ペレラ氏の講演。
「ニューノーマル下のスリランカ投資」。
・コロンボ証券取引所(CSE)が現在、他新興国市場と比較して非常に割安なことは周知の事実。
CSE会長は、CSE は MSCI新興国指数より35~45%の割引率で取引されていると述べる。CSEの株価収益率(PE)は約7.5倍で、インドの30倍、パキスタンの10倍と比して大幅な割安。CSEへの外国人の参加は減っており、外国人による取引は約8%のみ。
・経済成長強化に政策が安定し、他の重大な外的ショックがないと仮定すれば、CSEは外国人投資家が最初に検討する株式投資先となり、中長期的に大きなアップサイドのチャンスを与える。
・「ニューノーマル」のなかでの投資先の選定には、強力なファンダメンタルズ、低金利環境を利用した設備投資を持つ企業に注目するほか、リモート経済に対応した通信会社、低金利建設ブームに対応した建設・資材会社、旅行・レジャー会社などテーマ別の投資を検討する必要がある。ワクチン接種後は大量の旅行需要をため込んだ人々が戻り、レジャー部門企業は需要ブームを経験する。
・最も重要な点は、テクノロジーとデジタル化を強く進める企業に注目すべき。
スリランカの消費者は伝統的な対面での買い物を好むと言われるが、ロックダウン中に急増したオンライン販売はロックダウン前の水準に戻っている。遅かれ早かれ、銀行、小売、ヘルスケア、トレーディングアプリなど金融サービスまで、優れたデジタル体験を求めるようになる。勝利するのは、サプライチェーン全体を通じた最高のユーザー体験の提供に多くの投資を行った企業。
・コロンボ・ポートシティの出現によりサービスハブとなるとするスリランカだが、多くの企業や政府機関のデジタル化は大幅に遅れている。新興テクノロジー企業はそれらのデジタル化推進を利用できる。すでにアメリカのプライベート・エクイティやシンガポールの大手テクノロジー企業から投資を受けた優れたテクノロジー・スタートアップがあり、いくつかは近々CSEに上場する可能性がある。
・新興企業はもちろん既存テクノロジー企業も、銀行から融資を受けることはほぼ不可能。銀行に投資銀行業務や開発銀行業務を行う準備はなく、昔ながらの評価で担保資産を要求、高い成長性を考慮せずにハイリスクなベンチャー企業として見る。新興テクノロジー企業には融資を受けるための有形担保資産はない。新興企業への認識と評価の改善と変更には政府がより積極的な役割を果たす必要がある。
・政府も、政府機関のデジタル化推進に外国企業ではなく彼らを最大限に活用することで支援できる。VISA や Mastercard のような世界的大手企業、Vodafone のような世界的通信事業者ほかにソリューションを提供、国際的な賞を受賞した素晴らしい人材がいるが、政府機関は彼らを「十分な資格」がないと見る。政府機関の1〜2人の既得権益者のためにエンジニアの意欲を失わせている。輸出収入増や新興企業への外国投資獲得の可能性に、これらの才能を保護育成すべき。
・CSEの成功を阻む最大の要因の一つは流動性の欠如。最近のCSEの1日あたり平均売買高は約30~40億ルピー(約18〜24億円)で5年前からは大きく増加。しかし、1日平均 250億ルピー(約150億円)のパキスタン市場と比較するとはるかに遅れている。
・流動性の問題の改善に、最低公開株数の改善、上場企業による家族ぐるみでの株式保有、決算発表日程の事前設定などに取り組むべき。
・規制当局は、デリバティブ、コモディティ、仮想通貨などより高度なアセットクラスを導入し、投資家に多様性を与えるべき。現在、CSEの投資家はショートやオプション取引で下値を狙うことができず、ポートフォリオをヘッジする手段がない。
・CSEには個人投資家が増加。規制当局はCSE取引にかかる高い取引コストを再考すべき。キャピタルゲイン税や外国人投資家の配当金への非課税は評価できるが、取引コストを削減し、個人投資家のCSE投資への動機付け、小さなポジションによるリスクの最小限化、流動性向上を後押しできる。
・規制当局は国内市場のグローバル市場への開放を検討すべき。現在、為替管理の理由からグローバル市場取引へのアクセスを極端に制限されているが、世界の優良企業が生み出す素晴らしいリターンを得て、国内での消費、納税、投資に回すことを考慮すべき。少なくとも外国資産に投資するETFを構築して国内から外国資産にアクセスできるようにすべき。
民間セクターの発展には
金融機関・銀行のあり方
の改善が必要そう。
担保がないと
融資が出ない、のは
これまでもいくつも
記事が出てますし、
スリランカ人経営者
たちも口をそろえます。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
手の皮が厚い。
ストゥティ! (ありがとう!)
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