経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年5月19日

アーユーボワン!

2009年の今日 5月19日、
マヒンダ・ラージャパクサ大統領
(当時、現首相)が国会で
内戦の勝利を宣言。

Spice Up さんも特集!

で、、、なんと!!!

スリランカ時間 14:53
ブレイキングニュース

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者147,720人(前日比2,518人増)、
死者 1,015 人(前日比 34人増)。

犠牲者数が 1,000人を突破。

大統領は、コロナウィルス感染者向け
中間ケアセンター(ICC)を視察。
アパレル縫製大手 Brandix Lanka Ltd が
提供した建物に3病棟をつくったもの。
計1,200人の患者の治療が可能。

政府は、5月24日(月)と25日(火)を
政府機関の特別休日にすると発表。
銀行や商業取引は休みとしない。

ああ、、、
日本帰国時対策強化の対象に。

スリランカのビジネスニュース

カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
先週の「移動制限」がもたらした
スリランカ経済への損失影響は
600億ルピー(約360億円)を
超えると述べた。

財務省は、コロナ対策の影響を考慮し、
政府職員への5月分給与の支払いを
5月21日(金)に実施すると発表。
通常の給料日は毎月25日。4日前倒し。

中央銀行プレスリリース。
【参考】External Sector Performance – March 2021

中央銀行は2021年3月の貿易収支を
8.3億米ドルの赤字と発表。
前年同月の 5.5億米ドルから赤字が
大幅に増加。輸出輸入ともに大幅増。
2020年4月以降で初めて、
前年同月比で貿易赤字が拡大。
輸入額は前年同月比+66.
7%の19.3億米ドル、
輸出額は同比+59.8%の10.9億米ドル。

2021年1〜3月の累計の貿易赤字は、
前年同期比▲11.1%の20.6億米ドル。
輸入額が前年同期比+12.0%の50.4億米ドル、
輸出額は同比+12.6%の29.8億米ドル。

【2021年3月の輸出入】
*比較は「前年同月比」

・輸出全体としては、コロナ危機第一波が襲った前年同月から大幅増。前月(2021年2月)からも大幅に改善し、輸出額はコロナ危機前の水準まで上昇。
アパレル繊維、ゴム製品、食品・飲料・タバコ(特に高付加価値ココナッツ関連製品)、金属製品、化学製品、機械器具類、農産品(特にアレカナッツ)、鉱物(特に石英、チタン鉱石)などが大きく増加。
 一方、石油製品は航空船舶向け燃料の大幅減により減少。

・輸入では、消費財が+42.1%、食品(特に砂糖、野菜、唐辛子など)、非食品(特に医薬品、家電製品など)ともに増加。
・中間財は+61.5%。燃料、ベースメタル、繊維関連などが増加。
・投資財は+75.8%。機械設備、建設資材、輸送機器などが増加。

・出稼ぎ労働者からの国外送金は+24.4%の6.1億米ドル、大幅増。

Kida
Kida

2020年3月が輸出入とも
大きく落ち込んでいて
そこは注意、ですが、
輸入が輸出のほぼ倍、
は従来の構造。
赤字拡大でルピー安、
にまたそろりと。

最高裁判所は、
コロンボ・ポートシティ経済委員会法案
について、いくつかの条項が憲法と
矛盾しており、法案の修正を提案。

【最高裁判所の主な指摘】
・埋め立てられた土地は国有地となり、スリランカ領土の一部となる。
・ポートシティの規制当局に与える権限は、常に各規制当局(中央銀行金融委員会、法人登記当局、中央環境当局、出入国管理当局、税関当局)の同意を得るべき。
・ポートシティで雇用される人の多くが外国人となる状況下で、無条件かつ無期限の所得税免除には根拠がない。これらの条項は差別的な性質で、国民経済の利益にならない。
 またルピー以外の指定外貨による給与支払いは、通貨法や銀行法など多くの法律の運用を排除しようとするもの。
・国会の管理を受けずに規制や指示を発出する権限をポートシティ経済委員会に与える条項は、憲法との間に矛盾がある。

内閣は、最高裁判所による
ポートシティ経済委員会法案への
修正勧告の受入れを承認。
法案を修正して国会に提出する。

AFPによる報道(引用)。

「中国が出資、ドバイやシンガポールに
対抗してスリランカに建設する免税地域は
18日(火)、最高裁判所がわずかな調整
のみで建設を進めることが可能との判決。
最後の法的ハードルをクリア。

Kida
Kida

最高裁の勧告内容は
だいぶ簡略化して
紹介しています。
実際には
「▲▲が憲法に矛盾、
こう直せ」と
出ているよう。
政権側もすんなり
受入れ、で
AFPの理解が正しい
んでしょうか???


家電製造大手 Singer (Sri Lanka) PLC は、
2020年第四四半期(1〜3月)の
決算を発表。
ノートPC、タブレット、
スマートフォンなどの品揃えを拡充、
デジタル化需要に迅速に対応したほか、
耐久消費財や家庭用電化製品、
農業関連製品の販売も着実に成長。

【四半期】
連結売上高: 前年同期比 48%増の180.2億ルピー(約108.1億円)
税引前利益: 前年同期比 2,131%増の14.6億ルピー(約8.8億円)

【通期】
連結売上高: 前年同期比 23%増の674.1億ルピー(約404.5億円)
税引前利益: 前年同期比 525%増の38.2億ルピー(約22.9億円)

倉庫物流企業 Chrissworld (Pvt) Ltd は、
コロンボ証券取引所(CSE) での
取引を開始。この日の売買高で
全銘柄中第3位となる2.5億ルピー
(約1.5億円)の売買高を記録。

同社は先月末、IPOにより、
CSE の中小企業向け市場
エンパワーボード(Empower Board)に
よる初の上場を果たしていた。

【参考】2021年4月27日ニュース

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

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