アーユーボワン!
アメリカではコロナワクチン接種者は
入国時の隔離が不要になるよう。
スリランカはすでに採用済。
一つの基準として各国に広がるかも、
で、、、日本は???
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 104,953人(前日比 1,466人増)、
死者 661人(前日比 6人増)。
1日あたり感染増数、3日連続で最多を更新。
軍高官は、全土でのロックダウン実施は
決定していないとして、パニックに陥らない
よう求めるとともに、コロナウィルス感染が
拡大した特定地域に限定して事前予告なく
隔離、ロックダウンを実施すると述べた。
スリランカ訪問中の
中国国防大臣との会談でも、
「全土ロックダウンはしない」
と伝えたとの報道。
4月28日(水)、医療従事者への
2回目のコロナワクチン接種を開始。
アストラゼネカ製ワクチン。
世界銀行は、コロナワクチン購入に
8,050万米ドルの融資を承認。
2020年4月に承認済の2.2億ドルに次ぐ。
世界銀行は、この融資により
スリランカの人口の18%にあたる
約400万人をカバーするワクチンの
購入に貢献すると発表。
スリランカで感染が拡大している
新型変異種は、イギリスで広まっている
変異種と同種。イギリスはワクチン接種の
推進により感染を封じ込めている。
スリランカのビジネスニュース
税関当局の統計によると、
2021年3月の商品輸出額は
前年同月比+62.5%の 10.7億米ドル。
6か月ぶりに10億米ドルを突破。
2021年第一四半期の商品輸出額は
前年同期比+11.5%の29.5億米ドル。
スリランカ輸出開発委員会(EDB)の
推計によると、2021年第一四半期の
サービス輸出額は、前年同期比
+20.3%の11.9億米ドル。
【2021年3月の主要セクター輸出額(前年同月比)】
・アパレル:4.65億米ドル(+49%)
・紅茶:1.24億米ドル(+99%)
・ゴム製品:1.00億米ドル(+80%)
・ココナッツ製品:8,014万米ドル(+109%)
・スパイス・エッセンシャルオイル:3,871万米ドル(+83%)
【2021年3月の国別輸出額(前年同月比)】
・アメリカ:2.43億米ドル(+34%)
・イギリス:8,453万米ドル(+43%)
・インド:7,721万米ドル(+110%)
EDB スレシュ委員長のインタビュー。
・コロナウィルス感染拡大を懸念しており、これまでの経験から、輸出事業者が計画的に発生しうる課題に備えることが非常に重要。
・政府、コロナワクチン全国展開・接種計画タスクフォースほかの全関連機関と連携し、輸出産業の活動継続にあらゆる手段を講じている。警察と軍にはすでに、緊急時の外出許可証(パス)提供を通達している。
・政府にはまだロックダウンの計画はない。当局による健康と安全への制限は遵守するが、昨年のロックダウン時のように、輸出企業の生産活動に問題が生じないことを期待。
・不確実性は高まっているが、2021年の輸出目標額 120億米ドルは達成可能。
・農業、スパイスとエッセンシャルオイル、サービス、物流などの分野に成長の余地がある。コロナ危機により食料安全保障が大きな懸念事項となり、クリーンな食品やオーガニック食品への需要は明らかに大きい。スリランカ産のスパイスやエッセンシャルオイルは、「シングルオリジン」のスパイスとして大きな需要があり、このチャンスを掴まなければならない。
4月22日(木)〜28日(水)、
政府はスリランカ開発債(SLDB)
オークションを実施。
7.5億米ドルを募集、6.5億米ドルが落札。
<利回り>
9か月もの:7.40%
1年3か月もの:7.59%
2年もの:7.75%
3年もの:7.95%
3年9か月もの:6.99%
4月28日(水)短期国債オークション実施。
450億ルピー(約 270億円)を募集、
299億ルピー(約179億円)が落札。
<利回り>
3か月もの:5.11%、6か月もの:5.14%、12か月もの:5.18%
アジア開発銀行(ADB)は
「アジア経済見通し2021」を発表。
スリランカのGDPについて、
マクロ経済のリスクは残るものの
民間投資と消費の回復により
2021年に4.1%の成長を見込むとした。
【リンク】Asian Development Outlook (ADO) 2021
・スリランカの消費と投資は、低金利と潤沢な流動性から恩恵を受ける。
・コロンボ・ポートシティ経済特区の開発進展は、ハンバントータ工業地帯の開発とともに、外国直接投資(FDA)の誘致拡大を期待。
・しかし、2021年と2022年の回復は、スリランカ国内および主要な輸出先・観光市場でのワクチン接種のペースに決定的に依存する。スリランカは2021年末までに人口の半分近くにワクチンを接種する予定。
・スリランカの困難なマクロ経済状況は、2022年の成長を減速させる可能性が高い。回復へのリスクは、財政債務問題、輸入規制、多額の外部資金需要、根本的な構造問題、極端な気候変動。
・金融市場の流動性が高まり、政策金利が引き下げられたことで、財政赤字を低金利で賄うことができた。中央銀行は国債オークションの売れ残りを購入し、2020年末の国債保有額は9.7倍の7,250億ルピー(約4,350億円)に上昇。2021年4月時点で中央銀行は9,830億ルピー(約5,898億円)の国債を保有。増刷で調達された資金により対外債務を返済。
・2021〜25年の間の債務返済額は年平均40億米ドル。民間企業や国有企業の対外債務、ドル建の政府開発債などを考慮すると、必要な外貨はさらに増加する。
日本政府は「春の叙勲」で
スリランカ人2名への授与を発表。
・サンパス・アマラトゥンゲ教授(旭日中綬章、日本との交流、両国間の学術交流を促進)
・マノジ・フェルナンド氏(旭日双光章、青年海外協力隊の支援によるスリランカでの野球振興、両国間関係強化)
2021年2月末時点、国内で使用される
クレジットカード総数が190万枚超え。
2018年末が164万枚、19年末が182万枚、
昨年末が187万枚だった。
クレジットカード市場の成長を示す。
2021年2月末時点での残高は
1,187億ルピー(約712億円)。
金融証券企業をグループにもつ
Acuity Partners (Pvt) Ltd レイ社長の
ポートシティ計画への寄稿。
同社長は コロンボ証券取引所(CSE)前会頭。
・これまでスリランカでは、自由で開かれた金融システムの創設に向け様々な試みがあったが、成功していない。ポートシティ経済特区は、国内最大の「混合型自由貿易地域」を形成し、主流経済から隔離する一方で、スリランカが金融経済の自由化のメリットを享受する機会を提供する。時代が要請する南アジアでの真のグローバル金融センターの創設に弾みをつける。
・ポートシティでは国内の為替規制や資本規制が適用されないため、投資家やサービス提供者は合理的な方法で自由に資本を移動させることができる。現在、スリランカへの投資資金の出し入れには、様々な許可手続きが必要で、時間がかかるプロセスになっている。しかしポートシティへの資本の流れはスリランカのメイン金融システムに入らず、厳しい管理の必要性は限られる。
・経済発展やFDIを妨げる大きな要因の1つは、「ビジネスのしやすさランキング」でのスリランカのスコアの低さ。南アジアではパキスタン、モルディブ、アフガニスタンを下回り、世界では190か国中99位である。
ポートシティの運営統治方法は、政策を合理化し、スリランカでのビジネスを容易にする。投資家やビジネスにやさしく利便性が高い政策や慣行は、すぐにスリランカのほかの経済にも好影響を与えるだろう。
・スリランカの金融システムは保守的。制限的な規制とその結果としての流動性の欠如による。ポートシティは金融サービス提供者等々に自由で開かれた環境を提供する。また、証券上場プラットフォームが構築される可能性が高い。
・世界の金融サービス分野において、スリランカは地理的に有利な利点を持つ。ドバイ、シンガポール、香港を結ぶ金融サービスの中心地の地位を確立できる。
・為替規制のないオフショアのドル建取引プラットフォームを提供することで、中国をはじめとするアジアの企業が、単独または二重に上場する機会を得ることができる。ポートシティが株式、債券、デリバティブ取引の舞台となる。
・ドバイ国際金融センター(DIFC)は同種計画の繁栄例。DIFCはドバイ内にあるが、規制、司法、金融の面ではドバイとは別もの。世界最高水準の規制環境、ドバイ本土では認められない外国人による100%法人所有が可能、税制面での優遇措置など国際企業に多くのメリット。その結果、世界有数の金融機関や多国籍企業がDIFCに進出。
ポートシティは投資家に同様のメリットを提供してスリランカ経済を刺激、成長させつつ、主流経済を分離する重要なメリットをもたらす。
・ポートシティの設立は、スリランカの経済的軌跡、世界での地位、地政学上の役割にプラスの転換点となる。今重要なのは、この経済特区の優れた効率的なガバナンスに必要な制度と枠組みが、スリランカ人や外国人投資家が世界的な成功を収める最良のチャンスとなるよう、適切なチェック・アンド・バランスを通じて公正に構築されること。
・事実と現実に焦点を当て、このゲームチェンジのチャンスへの賛同が不可欠。スリランカが世界の主要金融センターと同等になり、シンガポール、ドバイ、ロンドン、ニューヨークなどと肩を並べるとの目標達成の前提条件。ポートシティ法案は、憲法と領土保全を守ると同時に、前向きな投資資本を誘致するものでなければならない。
従来のメインの経済と分離、
=別トラックで運営できる
ことが重要、
との言い方が新しいかな。
ポートシティは既存の法規制
は受けず、別の枠組みで
特別扱いのルールだけど、
その法案は憲法等々に従って
公正に作らなければダメと。
スリランカのポリティカルニュース
中国の魏鳳和 国務委員兼国防大臣は
スリランカを訪問中。
4月28日(水)、大統領と会談。
同大臣は大統領に、
5,000万元(約8.4億円)の軍事支援を
無償で提供すると伝達。
また、中国は人権と和解の問題で
スリランカを引き続き支援すると述べた。
同日、同大臣は首相と会談。
首相は中国シノファーム製コロナワクチン
や個人用防護具(PPE)の寄贈に謝意。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
松山選手、おめでとう。
月曜はみんなね。
ストゥティ! (ありがとう!)
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