アーユーボワン!
見出しトラップ。
「大統領が4日間のロックダウンを要請」
って、「ナヌっ???」とビクッとしたら、
公衆衛生検査官(PHI)の団体の
トップ(President)の要請じゃないか。。。
焦ったわぁ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 100,586人(前日比 895人増)、
死者 642人(前日比 4人増)。
感染者累計10万人突破。
死亡者のうち 2名はコロンボ在住外国人。
スリランカのビジネスニュース
モホッタラ・スリランカ投資委員会
(BOI)会長のインタビュー。
「スリランカはビジネス向け投資環境を
構築する計画を打ち出し、これから
10年間の成長を開始する準備が整う。
国内外直接投資誘致計画が進行中で、
経済はまもなく成長軌道に乗るだろう」
と楽観的な見通しを示した。
【会長の発言】
・近い計画としてBOIは、戦略業種への税制優遇など政策改革の導入、東部エラヴール繊維生地工業団地の稼働、南部ハンバントータの医薬品製造区の整備促進、ゴム・農業加工・電子部品組立向け新製造区の整備を最優先に位置付け。
・東部繊維生地工業団地は、輸入代替により5億米ドル以上の外貨節約を可能にし、この地域の休眠経済を復活させる。
・南部医薬品製造区は、国内医薬品需要の80%以上が輸入されている現状から、約40%を国内生産品がで満たし、さらに2025年までに10億米ドルを輸出する道筋を作る。
・昨年の外国直接投資(FDI)は7.5億米ドル。今年はこれを20億米ドルに増加させる目標。
・投資プロセス全体の透明性と確実性を確保するため、BOI法の再起草、輸出製造特区(EPZ)以外への投資の承認迅速化などが課題。また投資促進に、世界銀行の「ビジネスのしやすさランキング」の向上が重要。
2021年3月の紅茶生産量は、
前年同月比110%増の 2,841万kg。
2021年 1〜3月の累計生産量は、
前年同期比 38%増の 7,403万kg。
1〜3月の累計輸出量は、
前年同期比17%増の 6,989万kg。
輸出額は652.2億ルピー(約391.3億円)。
・2021年3月の紅茶単価(FOB)は950.81ルピー(約570.49円)/kgとなり、過去最高だった前月の940.09ルピー(約564.05円)/kgを更新。
・輸出先はトルコ首位を維持。イラク、ロシア、中国と続く。
コロンボ証券取引所(CSE) は、
大手ディベロッパー Prime グループの
Prime Lands Residencies (Pvt.) Ltd の
新規株式公開(IPO)を承認したと発表。
最大20億ルピー(約12億円)の
資金調達を目指す。
【参考】2021年4月9日のニュース
その Prime グループは、中部キャンディに
スコットランドのコテージを思わせる
ラグジャリー・ホリデーヴィラ
「Scottish Island Digana」の販売を発表。
予約を受付中。
ヴィクトリア貯水池を見下ろす景観に、
2〜4ベッドの豪華なヴィラ28棟を販売。
4,950万ルピー(約2,970万円)〜。
【同社リンク】SCOTTISH ISLAND DIGANA
イケイケですな。
IPOがブームになる???
スリランカ国民2,000万人以上に
影響を与える現在の経済危機を
政府は早期に復興させる責任があり、
コロンボ・ポートシティでの金融都市の
設立は経済活性化の現実的方法との寄稿。
・ポートシティは何百万人もの雇用創出を可能とし、国内製品を売る国外市場を創出するハブの役割を果たす。
・観光セクターの拡大にも必要。世界で経済的に大きく発展した国の多くは、同じアプローチを採用、成功しており、こうした都市の設立が不可欠。
・現在の厳格な国内法の枠組みでの外国人投資家誘致は容易ではない。スリランカの伝統的な法制度に大幅な改革が求められるなか、その枠組みでは純粋に経済的利益を目的とした先進金融都市の運営は不可能。
政府はポートシティの統治に独立した法的枠組みを作ろうとしており、シンガポールやドバイなどの金融都市は、同様の仕組みを導入して経済的に繁栄している。経済特区設立には、独立した法的管理体制を構築してこそ最大限の利益を得ることができる。
・ポートシティ経済委員会をめぐって、多くの議論があるが、これらの反論は政治的で国益に反する。
・ポートシティ法案は経済特区を創設するもので、独立した国家を創設するものではない。国会はこの法案を修正、可決し、ポートシティをスリランカ国会の法律によって統治することになる。他の都市と異なり、ポートシティは国際基準と外国投資誘致のために異なる個別の法的枠組みを持つ必要がある。
・ポートシティは、スリランカの行政慣行の欠点を明らかにするモデルとして活用できる。
・ポートシティは特別な金融都市で、特別な金融権限が与えられる。そうではない他の都市と同じ権限や権力構造では、ポートシティを作る意味がない。投資家や貿易業者に適切な税制優遇を提供することで、国の経済が活性化される。
・ポートシティ法案は、こうした政治的・社会的現実のなかで議論する必要がある。
ポートシティ計画が、国の急速な発展と経済的繁栄に有益なことは間違いない。内戦や他の犠牲に悩むスリランカ経済を浮揚させる責任がある。
サブリー法務大臣のインタビュー。
野党によるポートシティ法案への反対に、
SJB や JVP は国の発展を望んでいない
のだと批判。
【大臣の発言】
・SJBのラナワカ前メガポリス・西部州開発大臣はポートシティが国を分裂させると批判しているが、彼は同大臣在職中に「51%を中国が所有、49%をスリランカが所有する」よう提案していた。我々はすべてを政府が所有するよう提案しており、どうして国を分割することができるのか。
・ポートシティの土地はスリランカ政府のもの、適用される法律はすべてスリランカの法律。BOI法がビジネス運営に特別法を導入して税制優遇を提供したことと同じ。税制優遇がなければ誰も投資しない。
・テプリッツ駐スリランカ・アメリカ大使の「ポートシティがマネーロンダリングに道を開く」との発言は非常に残念。マネーロンダリング法が適用され、問題はない。
【参考】2021年4月9日のニュース
・野党は、法案はポートシティを中国の植民地にするものだと述べるが、彼らは国の発展を望んでいないのだと思う。彼らは国が進歩し、真の可能性を達成し、経済成長を加速させた時に、いわゆる分裂的で時代遅れの政策や政治が終わると知っており、国の発展を妨害する必要がある。
・スリランカは外国からの投資なしには前進できない。現在、投資の競争率は非常に高い。より多くの投資家、FDIを呼び込むためにポートシティを設立する。
・ポートシティはコロンボ市評議会(CMC)の管轄から外される。イベントを一括してアレンジする「イベントマネージャー」のようなワンストップ・ショップを作る目的。
海外投資家の投資では、地方自治体や調査官、電力当局、環境当局、中央政府などを100日以上かけて訪問する必要がある。すべてが面倒で、ポートシティ法案では法律はすべて適用されるが、個別ではなく経済委員会を通じて適用される。忙しい世界的な投資家が効率的なサービスを受けられるようにし、投資してもらえる理由になる。なぜ野党が国の発展に嫉妬し、冷淡なのか理解できない。
ポートシティ関連、2本。
主な批判は次の2点かな。
①「新しい法律による統治運営」
=「国内法の枠外」
② 統治運営する経済委員会に
外国人が就任する可能性
= 国の資産を失う
賛成派の反論は、
① → その法律も国会で修正、
可決するから国内法でしょ。
BOIだって特別法でしょ。
優遇なしで投資ないでしょ。
② → 任命は大統領がするでしょ。
個人的には外国人の運営はむしろ
歓迎、と思ってしまいますが、
まあ国民的には、ってのは
ありますよねぇ。
野党は「批判のための批判」に
終始してる感は否めないかな。
優遇の内容とかもう少し具体的な
議論で戦ってほしいかなぁ。
スリランカのポリティカルニュース
警察当局高官は、
北部での法執行と秩序の強化に、
将来的に多数のタミル人の若者を
警察に採用するだろうと述べた。
Manthri.lk は国会で最も
活動していない国会議員 10人を発表。
この人たち↓。
【リンク】10 Least Active MPs in Parliament
さすが何もしてない議員。
誰も知らん。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
日本、禁酒法ですかー。
「孤独のグルメ」、今は目の毒。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
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