アーユーボワン!
2019年の連続爆破テロ事件から2年。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 97,472人(前日比 367人増)、
死者 625人(前日比 5人増)。
保健当局は、
シンハラ&タミル新年が明けた後、
国内全体で感染者の増加が見られ、
新しい変異型ウィルスの蔓延も
含む感染拡大、「第三波」を警告。
軍高官は、コロナ対策のため
メーデーのイベントや集会の中止を決定。
スリランカのビジネスニュース
為替。ドーン。
中央銀行発表の為替レートは
1米ドル=195.21ルピーだが、
国内各銀行は
1米ドル=205ルピー超で運用。
銀行の運用レートへの適用には、
通常、数日を要する。
野党は国会で、銀行によって異なる
為替レートが提示されていると批判。
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣はこれに、
野党は銀行が提示するスポットレートと
フォワードレートを混同しており、
国会での根拠のない発言によって
国民や経済界全体を欺く議員がいる
ことはとても残念だと反論。
【同大臣の発言】
・野党議員はスポットレートではなく6か月間のフォワードレートを使っている。私は中央銀行に正しい数字を確認し、今日4月20日(火)の為替レートは、ルピーが対米ドルで8セント上昇、1米ドル=191.88ルピーとなった。
・国民を代表する経済専門家にもっと信頼性を期待する。
・野党は為替変動を強調しているが、前政権の5年間で1米ドルの為替は51ルピーも減価しており、前政権に責任がある。
マヒンダ・ラージャパクサ大統領時の前々政権の9年間の減価は、1米ドル=105ルピー → 131ルピーの 2.5%のみ。前政権が終わった2019年時には、通過の安定に100億米ドル以上の外貨準備を使った後に、1米ドル=181ルピーになっていた。
・現在の外貨準備高は41億米ドルまで減少。政府は数四半期以内に72億米ドルまで改善すべく、対策を講じている。
中国との間で、3年間で100億元(約15億米ドル)のスワップ契約を締結。中国開発銀行から5億米ドルの融資を受けた。国際通貨基金(IMF)はコロナ危機に瀕する国に6,500億米ドルの通貨支援を予定し、スリランカも8億米ドルの支援を受ける見込み。
・最近のカタールとオマーンへの訪問は成功。その成果は近い将来、スリランカ国債や通貨に高い需要として表れるだろう。
大きく動く。。。
しばらく要注視。
大統領は、中国が開催した
ボアオ(博鰲)アジアフォーラムに
オンラインで参加し、スリランカを
投資対象とするよう各国首脳に呼びかけ。
【大統領の発言】
・優遇税制やその他のインセンティブを含む外国直接投資(FDI)の誘致に魅力的な政策を策定している。政府は国際的なパートナーの貢献と支援を期待している。
・スリランカは、すべての友好国、特にアジアの近隣諸国と、対等で非同盟の立場で協力関係を強化するとの明確な外交政策を維持。
・国の政策と国際的に共有されている政策や規範規則の間の公平なバランスが重要。このバランスの維持のために、独立国家の主権が損なわれることがあってはならない。
国会は、ロシア・スリランカ
友好議員連盟を復活。
アベイワルダナ国会議長は国会で、
ロシアがスリランカの産業基盤確立を
支援した最初の国の一つであることを
忘れてはならないと述べた。
【同国会議長の発言】
・当時、Ceylon Steel Corporation Ltd、Ceylon Tire Corporation、Ceylon Sugar Corporationの3つがソ連の支援を受けて設立された。
・最初のスリランカ・ロシア友好議員連盟は1998年10月に発足、首相(当時は水産・水資源開発大臣)が初代会長に選出された。
・スリランカはロシアから多数の品目を輸入。
一方で、ロシアはスリランカの貴重な輸出国でもあり、紅茶の最大の買い手の一つ。
・ロシアの一般特恵関税制度(GSP)により、25%の関税減免を享受。
中国、ロシアと。。。
スリランカはバングラデシュの主要港に
近く、迅速で容易なコネクティビティを
提供できる最適な立地。
・首相は先月、バングラデシュを訪問。両国の特別な絆を示す。
【参考】2021年3月21日のニュース
・バングラデシュのGDPは3,050億米ドル超(2019年)、世界第41位の経済規模を誇り、2030年までに経済規模が倍増すると予測。
・スリランカのバングラデシュへの輸出は、2000年の1,000万米ドルから2018年に1.3億米ドルに増加。
同様にバングラデシュからの輸入は、2000年の400万米ドルから2019年に3,700万米ドルに増加。
・スリランカ企業は長期成長が見込まれるバングラデシュ市場で商機を探ることができる。バングラデシュは製造業の低コストと高リターンから、次の中国とも呼ばれる。バングラデシュはアパレル繊維の主要製造国として台頭、同産業は最大の製造業でGDPに最大の貢献。
・2018年の投資フォーラムで、バングラデシュ投資開発庁トップは、低生産コストとインセンティブを活用して、スリランカ企業によるバングラデシュへの進出を呼びかけた。
NDB Capital Holdings PLC(金融)、LAUGFS Gas PLC(エネルギー)、Commercial Bank of Ceylon PLC(金融)、Brandix(アパレル)、Hirdaramani グループ(アパレル)、Kelani Cables PLC(ケーブル)、LTL Holdings (Pvt) Ltd(エンジニアリング)、Ceylon Biscuits Ltd(食品)、Hatton National Bank PLC(金融)、Hemas(消費財)、Macksons Paint(塗料)などがすでに投資。
LAUGFS Gas (Bangladesh) Ltd はバングラデシュ最大のLPG事業者の一つに。LAUGFS Gas グループ は、ハンバントータ港に3万トンの貯蔵施設を持つ南アジア最大のLPG積替えターミナルを所有・運営。
・現在、スリランカの港を経由するバングラデシュから西ヨーロッパへの輸送貨物は約37%。欧米向け貨物の積替えにスリランカの港を利用すると、リードタイムを10日近く短縮することが可能。
バングラデシュの国際コンテナ貿易は、シンガポール、スリランカ、マレーシアで積替えをしているが、スリランカの拡大が可能。
・ベンガル湾沿いの南アジアの港湾は、輸送コストの大幅上昇という共通の問題に直面。また各港は生産性や接続性が低い。スリランカはベンガル湾沿いの南アジア諸国のハブに位置し、積替え港としてバングラデシュの目覚ましい経済発展の恩恵を受けることができる。
スリランカは海運物流の革新と投資を継続、各国港湾との物理的な接続を増やし、コネクティビティでの競争優位を保たなければならない。
「バングラデシュの成長に
乗っかる」を絵に描いた内容。
有名企業、もうけっこう
進出してるんだなぁ。
コロンボ証券取引所(CSE)に上場した
ばかりの再エネ企業 WindForce Ltd は、
東部バッティカロアで太陽光発電所
10MWの開発権を落札した
Solar Universe Ltd を、
HiEnergy Services (Pvt) Ltd、
Vidullanka PLC とともに買収。
それぞれが33.33%の株式を均等に保有。
10MWの太陽光発電所の開発費(推定)
は14億ルピー(約8.4億円)、
株主3社が均等に出資する。
WindForce Ltd が保有する
発電所は228MWに増加する。
【参考】2021年3月25日のニュース
銀行大手 HSBC Sri Lanka は、
初となる企業向け「グリーンローン」を
Eco-Spindles (Pvt) Ltd に提供。
Eco Spindles 社はペットボトルを
リサイクルしてポリエステル糸と
モノフィラメント糸を製造している。
ローンは特別の糸製造機材の購入に
使用される。
【参考】2021年2月10日のニュース
スリランカのポリティカルニュース
4月19日(月)連立政権に
参加する少数政党トップの
ウィーラワンサ産業大臣、
ガマンピラ・エネルギー大臣、
ナナヤッカラ水供給大臣、
アレス国会議員は個別に首相に面会。
当初、4人の議員は首相が設定した
会合をボイコットしたと伝わったが、
他の国会議員も参加することから
首相との個別の面会を要望したもの。
政局に関わる議論とみられる。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
さすがにかわいそうやろ。おもしろいけど。
ストゥティ! (ありがとう!)
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