アーユーボワン！
昨日3月22日（月）は、
イギリスから独立したセイロン政府の
初代首相、「スリランカ建国の父」
セーナーナーヤカ氏の69回目の命日。
同氏は 統一国民党（UNP） の創設者。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 90,514人（前日比 314人増）、
死者 551人（前日比 5人増）。
医療規制当局は、
中国シノファーム製コロナワクチンに
与えた緊急使用承認を取消し。
【参考】3月20日のニュース
・規制当局トップは、2週間以内にスリランカに届く予定の中国政府寄付による60万回分の同社ワクチンの輸入は可能だが、国内での摂取に必要な緊急使用の許可はさらなる調査後となると述べた。
・一方、フェルナンドプル・コロナウィルス予防担当大臣は、中国から寄付されるワクチンは、在スリランカ中国大使館の要請に基づき、スリランカで働く中国人への接種に使用されると述べた。
スリランカのビジネスニュース
全国消費者物価指数
（NCPI、2013年＝100）の
2021年2月の総合インフレ率は、
前月の 3.7% から 4.2% に上昇。
食料品インフレ率が
前月の 5.9％ から 6.9％ に上昇、
非食料品インフレ率も
前月の 1.8％ から 1.9％ に上昇。
中央銀行は声明で、中国人民銀行と
3年間の100億人民元（約15億米ドル）の
通貨スワップ協定が締結したと発表。
【参考】3月11日のニュース
Bloomberg 紙 はこれを、
総輸入の22%を占める最大輸入相手国の
中国との関係を深め、国際通貨基金（IMF）
への依存度を下げる動きと報道。
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
スリランカのGDP成長率について、
2021年に3.6％、2022年からは
6.6％を維持すると述べた。
【同大臣の発言】
・経済復興が求められるなか政府は、予算外で多くの対応手当てを国民に提供し、さらにワクチン接種とコロナ対策に莫大な金額を費やした。政府の経済運営と債務返済により、2021年に3.6％、2022年に6.6％の成長を達成するだろう。
2021年の財政赤字は、前年のGDP比11.1％から10.8％に縮小する。
・政府はこれまでの債務を返済し、新たな「ローン」を組まずに済んだ。「ローン」の最大のデメリットは、望まない条件が付帯してくること。通貨スワップ、外国直接投資（FDI）増加、国内借入れ、返済方法の工夫を選択し、これらは成功している。また政府には、債務返済に十分な外貨準備高がある。
・2021年に25億米ドル以上のFDIの誘致を計画。その大部分がコロンボ・ポートシティ開発関連。
・これらがIMFの融資ではなく、中国との通貨スワップを選択した理由。
ラクシュマン中央銀行総裁は、
コロナ危機をより高次で公平な経済成長を
妨げている長年の構造問題に対処する
チャンスとして活用すべきだと述べた。
【同総裁の発言】
・国内でのコロナワクチン接種の増加に伴い、コロナ危機の脅威は薄れると予想され、2021年には経済が復活すると予測。
・一方で、これまでの経済活動を阻害してきた経済の構造的弱点を減らすため、経済政策への長期的な視点が不可欠。政府の斬新な経済政策は国内生産部門の拡大への一歩であり、同時にイノベーション主導の経済拡大によって成長の停滞を回避する必要がある。
・コロナ危機はかつてない規模と速度で世界の社会経済状況を一変させた。2021年は経済を回復し、社会経済繁栄の新時代に突入すると期待されている。中長期的には、6％の持続可能な成長目標を達成し、公正な所得分配、貧困削減、失業率低下、環境の持続可能性を実現すると期待。一方でこれらの目標達成には多大な困難がある。
・新たな経済戦略の成功には、国内での生産拡大が鍵。収入拡大への政策により、国内での完全雇用の維持に貢献、貧困レベルが下がれば所得分配の歪みも少なくなる。農業、工業、零細小中大企業のそれぞれでの取組みが必要。
・中央銀行はこれら政策の方向性が大きく変化したと認識。国内生産拡大や国内企業支援のため、低金利と安定した為替レートの維持が必要。
・安定した成長の長年の持続が必要。生産性の継続的向上、新知識開発のイノベーションの促進、貧困や不平等な分配、失業などの指標の警戒によってのみ達成できる。
・銀行は、事業やビジネス、活動へのより多くの資金提供により、これを支援できる。効果的な開発銀行システムが存在しないなか、幅広い責任が銀行セクターに委ねられている。
認可商業銀行による民間セクターへの資金提供は着実に回復しているが不十分。低金利、低インフレの環境下で、銀行は斬新で安全な金融手段を導入する重要な役割を担う。
・中央銀行は、銀行部門の資産の質の慎重な監視が重要だと考えている。企業は不況からの回復途上にあり、不良債権の増加につながる可能性がある。
強気のコンビ、
カブラール大臣＆
ラクシュマン総裁。
国内でのワクチンの接種は
確かに早い。経済的にも
効果が大きい可能性。
で、、、
債務返済を乗り切りつつ
こんな数字で成長したら
すごいんだけど、
足元では為替は不安定化。
ルワンプラ高速道路の第1工区
（南西部カハトゥドゥワ〜
インギリヤ間の24.3km）の建設を
国内建設企業に発注。
同高速道路はカハトゥドゥワ〜
ペルマドゥーラを結ぶ4区間全74km。
第1工区建設の入札には12社が参加。
【参考】1月25日のニュース
受注企業名は出ていません。
Maga かな？？？
国連開発計画（UNDP）は、
コロンボ県カドゥエラで
廃棄物発電システムを導入、
現地政府に引き渡した。
本プロジェクトは1日あたり
10トンの分解性廃棄物を処理し、
発電と液体肥料の生産が目標。
セイロン商工会議所（CCC）は
包装プラスチックの廃棄物の管理に
生産者主導の回収を進める
拡大生産者責任（EPR）の導入を提案。
低所得者層は食品など商品を大量に
購入できず、国内消費者の約50％は
小サイズの包装に分けて製品を購入。
小さく手頃なサイズのパッケージを
提供し続けるるため、廃棄物の回収・
処理・リサイクルを生産者が責任を
持って実施しようとするもの。
スリランカのポリティカルニュース
大統領は、環境破壊を批判する
国民、特にSNSでの批判者に、
単に流行として語るのではなく、
皆が環境を守る責任を果たすことで
環境を守ることが容易になると述べた。
大統領はまた、「SNS上では、
私が環境の唯一の敵のように感じる。
批判者たちは森林伐採、廃棄物の
河川投棄などすべてを私のせいにするが、
環境について述べるだけでなく、
環境保護にコミットするよう強く求める」
と述べた。
人生にはムダも必要、な情報（今日のムダ）
言うこと聞かなくなるんか、アレクサ。
Amazonから返信がきてるし。。。
ストゥティ！ （ありがとう！）
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