経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年3月20日

アーユーボワン!

去年の今日3月20日の夜から
スリランカ全国ロックダウンが始まった
ような記憶が。1年たったかー。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 89,497人(前日比 322人増)、
死者 544人(前日比 6人増)。

政府は、中国シノファーム製の
コロナワクチンの緊急使用を承認。

スリランカのビジネスニュース

3月15日(月)〜19日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE)は5日続落。
株式指数(ASPI)は 6,854.32。
11週ぶりの低い指数に。
前日比 1.0% 下落、前週末比 5.4% 下落。

為替も安く。

大統領は与党 SLPP の
女性国会議員や女性組織と協議。
「生活にかかる費用の問題への唯一の
答えは、生産量を増やして国民が
手にする収入を増やすこと」と述べ、
政府の取組みが国民の利益に
つながり始めていると強調。

【大統領の発言】
生活にかかる費用の問題への唯一の答えは、生産量を増やして国民が手にする収入を増やすこと。
・輸入品の価格は世界の市場原理で決まり、減税によってのみその価格を調整できる。
・国内で栽培可能な17種類の作物の輸入が禁止され、現在これらの国内栽培が開始されている。これによって得られた収益は、農家と農村に還元される。
・水稲の買取価格が1kgあたり32ルピー(約19円)から50ルピー(約30円)に引き上げられ、生産量と農家が得る収入の両方が増加。北部のムラティブやキリノッチ、ジャフナの農民を含む国民がその恩恵を享受しているが、人権を叫ぶ人たちはこれに触れようとしない。

首相はバングラデシュ・ダッカ空港に到着。
ハシナ・バングラデシュ首相が出迎え。

首相は訪問中のバングラデシュで
「バングラデシュ独立50周年及び
ムジブル・ラーマン初代大統領
生誕100周年記念式典」に
演説。

【首相の演説】
・過去半世紀の間、バングラデシュ国民が貧困や自然災害を克服してきた感動的な旅は、繁栄国家の証し。バングラデシュは挫折があったなかでも、ハシナ首相の有能なリーダーシップのもと繁栄を続けている。
バングラデシュは南アジアにおける重要な新興経済国の一つであり、スリランカにとって重要な貿易と投資の相手国。過去数十年間、両国間の交流は急速に拡大をし続けている。
 隣国であり親友であるスリランカは、バングラデシュと肩を並べ、さらなる自由と繁栄を目指す。
両国の地理的な位置関係により、海運や貿易、国民の交流をより密接にできる大きなチャンスがある。
ハシナ首相が提唱するベンガル湾での「ブルーエコノミー」の推進は、海洋へのアプローチを進める契機となっている。

【参考】日本外務省ホームページ:
「バングラデシュ独立50周年及びムジブル・ラーマン初代大統領生誕100周年記念式典」における菅総理大臣のビデオメッセージ

中央銀行は、
旅行業界への返済モラトリアムを
4月1日から6か月間延長。

2021年2月の紅茶単価(FOB)は
940.09ルピー(約564.05円)/kg
となり、前月の923.99ルピー
(約554.39円)/kgを上回り過去最高に。

同月の紅茶の輸出量は、
前年同月比▲2%の 2,316万kg。
輸出額は217.8億ルピー(約130.7億円)。

<主な輸出先(2021年1〜2月合計)>
・トルコ:655万kg
・ロシア:506万kg
・イラク:419万kg
・中国:309万kg

・その他注目すべき輸出先は、UAE、アゼルバイジャン、シリア、リビア。
 一方、サウジアラビア、チリ、アメリカ、イランは輸出量が大幅に減少。

2021年2月の紅茶生産量は、
前年同月比23%増の 2,230万kg。
低地の収穫が5年ぶりの豊作。
また前年は干ばつの影響を受けていた。
2021年 1〜2月の累計生産量は、
前年同期比 13%増の 4,550万kg。

ラナトゥンガ観光大臣は、
歴史のある砦・要塞や鉄道駅を
観光地とするよう整備すると発表。
予算1.6億ルピー(約9,600万円)。

中南部バンダラウェラ、中部ナヌオヤ、
北部マンナールなどの鉄道駅、
東部バッティカロアの砦などを
今年中に整備。

ウィーラワンサ産業大臣は、
国産シナモンタバコ「Lion Heart」
発売を発表、宣伝。
同大臣は、「様々な機関団体が
シナモンベースのタバコの製造を
阻止しようとしているが、
産業大臣として支援する」と述べた。

これに対し、タバコ・アルコールの
規制当局は、製造者が保健当局と
アーユルヴェーダ当局の必要な承認を
取得しておらず、法的措置を取ると発表。
当局は製造企業に製造販売を控えるよう
書面で要請したが、企業側は無視。

Kida
Kida

ホームページによると
このタバコ、ニコチン 0%。
いかにもきなクセェ。。。
ガラが悪い人たちに見える。。。

【参考】3月7日のニュース

在スリランカ韓国大使は、
スリランカ投資委員会(BOI)
モホッタラ会長と面会。
両国間の貿易と投資の促進を協議。

スリランカのポリティカルニュース

環境活動家が、コロンボ中心部
ヴィハーラ・マハー・デヴィ公園で
気候変動対策を訴えるイベント
「#StopEcocideSL」を開催。
グレタ・トゥーンベリ氏が率いる
Global Climate Strike に連帯し、
気候変動とスリランカ国内の
大規模な森林伐採を訴えた。

このなかで、約9m x 18mの
大アートワーク「Stop Ecocide」が
コロンボ市当局に撤去された。
イベント主催者は、事前に関係当局の
許可は取得していたにもかかわらず
当日にを撤去を指示されたと批判。

Kida
Kida

昨夕、公園そばを通りまして、
何やってるんかなー、と
思ったところでした。
こんなん↓。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

文春最強。

ストゥティ! (ありがとう!)

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