アーユーボワン!
コロンボで “Rakuten” を目にするの巻。
世界有名チームの広告効果ってスゴい。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 88,862人(前日比 338人増)、
死者 537人(前日比 3人増)。
ロシア製コロナワクチン
「スプートニクV」700万回分が
まもなくスリランカに到着予定。
公衆衛生検査官(PHI)団体幹部は、
4月のシンハラ新年の祝祭シーズンに
ロックダウンなど厳しい隔離検疫や
移動制限の実施は現実的ではなく、
国民が責任を持って行動するよう
注意すべきと述べた。
同幹部は、ロックダウンによる
国の経済への影響が大きいと指摘。
スリランカのビジネスニュース
ルピー安。
3月17日(水)短期国債オークション実施。
450億ルピー(約 270億円)を募集、
落札は258億ルピー(約155億円)、
42%が落札されず。
<利回り>
3か月もの:5.01%、6か月もの:5.07%、12か月もの:5.11%
スリランカ滞在中のロシアの大富豪
アンドレイ・メルニチェンコ氏が
コロンボ・ポートシティを訪問。
アディタ欧州議会議員(スリランカ
生まれのイギリスの政治家)、
スリランカ投資委員会(BOI)
モホッタラ会長らが同行。
同氏は、ポートシティ・プロジェクトに
肯定的な意見を述べ、その戦略的計画に
感銘を受けたと述べた。
ロスチャイルドさんも
この欧州議員が連れてきてたな。
【参考】1月15日のニュース
BOIは、スリランカへの訪問を希望する
投資家に、バイオセキュリティバブルの
オプションを提供。厳選されたホテル、
安全な移動手段などの手配をサポートする。
建設業と建設資材販売を手がける
建設ブランド Japan Gedara が
コロンボ10 に支店を開設。
Japan Gedara は、日本の最先端技術と
建築施工をスリランカ市場に導入する
目的で、日本人とスリランカ人の専門家が
2013年に設立。日本の建材取扱企業
三立建材株式会社と提携して、
高品質建設資材を日本から輸入。
スリランカ建設産業会議所トップの
Sanken Construction (Pvt) Ltd 副会長に
スリランカ不動産市場のインタビュー。
【同副会長の発言】
・コロナ対策のなかスリランカで低金利の導入が進み、年利7%での住宅ローンが可能に。不動産に投資するスリランカ人に大きな励み。
・現在のスリランカ不動産市場は、供給が需要を上回る買い手市場。
コロナ危機の経済への深刻な影響により、スリランカ不動産市場は海外投資家やディベロッパーの流出に直面。国内バイヤーやディベロッパーにとっては可能性が広がっている。
・世界銀行によると、現在のスリランカの都市化率は19%以下と低い。マレーシアが77%、シンガポールが100%であるのと比べ、都市化が進んでいない。コロンボ市内の住宅提供、手頃な価格での住宅計画や金融スキーム整備により、2030年までに30%の都市化率の達成が期待される。
・2021年は需要が増加する一方で、供給可能な高品質のマンションの数が減少すると予想する。不動産市場が売り手市場に移行する。
これは、安全や効率性、不動産の付加価値、年率7~10%の安定したキャピタルゲインなどの要因による。コロンボ株式市場の脆弱性も、不動産への投資を加速する要因と予想。
・2025年以降のコロンボ・ポートシティの段階的完成により、コロンボ1、コロンボ2、コロンボ3の不動産価格や需要にも影響が出る。ポートシティ開発に伴い、年間500~1,000人の外国人世帯が継続的に流入し、高い投資収益と賃貸利回りを不動産から獲得可能に。
・今後数年間は、国外ディベロッパーのスリランカ不動産市場からの流出が予想され、コロナ危機を乗り切った国内ディベロッパーのシェア拡大が期待される。循環型経済の発展を通じ、スリランカ経済のさらなる向上が期待される。
市場の現状がわかる内容。
「これから需要が急増」の
ロジックがちょっと???
ではありますが、
低金利からローンでの購入が
増える一方で、建設数はすぐ
には変わらない、ということ?
ちょっと楽観的かな、とも
思いますが、一つのシナリオ。
エコノミストによる輸入規制の
影響に関する考察。
貿易制限により品不足と価格高騰を
もたらし、一部生産者が利益を得ても
他で悪影響が出ると指摘。
・輸入制限により、国内のターメリック(ウコン)の取引価格が高騰。80ルピー(約48円)/kgから300ルピー(約180円)へと275%も上昇。
品不足、粗悪品、闇市場での販売、密輸摘発などに輸入制限の影響が現れている。
・輸入規制では貿易相手国による報復の可能性がある。貿易はもはや一方通行ではなく、EUはスリランカの輸入規制に対し、長期にわたる輸入禁止は世界貿易機関(WTO)のルールに沿っていないと指摘。
ターメリック輸入量の97%(700万米ドル)がインドから。インドの生産者は、スリランカの輸入禁止に懸念を示しており、米中の関税合戦のような事態に陥る恐れもある。
・スリランカ製造業もグローバル・バリューチェーンに組み込まれており、輸入品の約49%が中間財、14%が資本財。輸入規制は投入原材料の供給を混乱させ、これを使用する輸出に悪影響を及ぼす可能性。2020年4月以降の輸入規制導入は、輸入原材料を使う部門に深刻な打撃を与えた。
・経済理論では、各国は相対的に生産性が優位な製品を生産し、最終的にはその製品に特化すべきとされている。輸入規制は生産を歪め、希少資源(土地、水、労働力)が相対的に非生産的な部門に配分される。
ターメリックの比較優位性指数は、インドが優れており、以前はこれに従って輸入していたが、輸入規制によって歪められた。世界のターメリック市場をコスト面でも優位に立つインドが支配しているが、国内消費者は法外な価格を支払うことになっている。
・スリランカ政府は歴史的に、国際収支の危機では輸入規制に頼ってきた。今回も同様。
しかし輸出が増加しなければ、貿易赤字の一時的な縮小は持続しない。輸出増加には、投入原材料供給への障害を除去、歪んだ関税の撤廃、自由貿易での市場チャンスの活用、長期的にはグローバル・バリューチェーンへの参加拡大が必要。
・コロナ対策用の医療用品の生産転換には成功し、自由貿易の利点とチャンスを示した。この分野での高い需要は今後も続く可能性があり、医療用品の関税撤廃、個人用防護具(PPE)などの輸出禁止など、スリランカに大きな市場機会をもたらしている。
コロナ危機の輸出への悪影響は、
リーマンショックなど過去の経済危機
の時よりも大きい、とグラフで。
スリランカのポリティカルニュース
明日3月19日(金)〜20日(土)、
首相はバングラデシュを訪問予定。
バングラデシュ独立記念式典に出席。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
そう見えてきた。
ストゥティ! (ありがとう!)
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