アーユーボワン!
3月5日(金)〜6日(土)は
終日地方出張を予定しており、
弊ブログの更新を
お休みする予定です。
スリランカ空軍の設立70周年を記念し、
昨日3月3日(水)の夕方、
コロンボ市内ゴールフェイス上空で
スリランカ空軍機とインド空軍機が
空中飛行ショー。
私、空中ショーのことなんて忘れてて、
別件でこの時間帯にゴールフェイスに
行っていたのですが、すんごい人だった。
ソーシャルディスタンスはいずこに???
あら、大統領とニアミス?してたのね。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 84,226人(前日比 356人増)、
死者 484人(前日比 1人増)。
スリランカのビジネスニュース
3月3日(水)短期国債オークション実施。
450億ルピー(約 270億円)を募集、
全額落札。
<利回り>
3か月もの:4.95%、6か月もの:4.99%、12か月もの:5.10%
中央銀行通貨理事会は声明を発表。
現在の低金利を維持すると決定。
・通貨理事会はまた、最近の民間部門へのクレジット供与の鈍化と生産部門への融資不足に留意し、国内生産にかかる経済活動の回復支援のため、金融システムが生産部門に積極的に融資を行う必要があると強調。
・柔軟なインフレ目標の枠組みのもとでインフレ率を4~6%に維持しつつ、経済が持続可能な高成長軌道に到達するよう支援するため、更なる積極的な措置を講じていく。
クマラスワミ前中央銀行総裁は、
スリランカの債務状況の持続可能性の
向上のため、通貨スワップなど政府間の
金融協定に頼る資金量を減らして
質の高い外貨準備金の準備に集中し、
構造改革に焦点を当てるべきだと述べた。
【前総裁の発言】
・政府と金融当局は、コロナ危機で悪化した債務問題への対処に、通貨スワップや他の短期借入金に注力して対処しているが、市場の信頼性と経済の安定性を高めるにはより長期的な戦略が必要。
・国内の小さな問題や世界経済のリスク選好度の変化で、資金はすぐに流出して為替に大きな圧力をかける。この動きは我々ではコントロールできない。通貨スワップや政府間金融の増加は、将来的にはさらに多くの問題を生む可能性があり、外貨準備金の質に焦点を当てる必要がある。
・通貨スワップへの過度の依存は自律的な金融政策の幅を狭めている。2018年当時は政策金利を緩めやすい環境にあったが、大量の資金流出の可能性から当局は慎重に対応せねばならなかった。経済が持ち直しの兆しを見せ始めた後、金利に警戒する必要がある。
・政府は、歴史的に持続不可能と証明されている財政政策を用いて成長を追うのではなく、構造改革に焦点を当てるべき。当面の経済的課題を満たした後は、国際通貨基金(IMF)などによる持続可能な債務管理の方策に注力することが賢明。
信用格付け企業 ICRA Lanka Ltd が
レポートを発表。
世界的にコモディティ価格が上昇し、
特に石油価格の上昇により
電力エネルギー価格を通じて
スリランカ経済に多面的な影響が出て
為替に圧力を及ぼすほか、
肥料コストの上昇が農業部門に
影響を与えると述べた。
コロンボ港西コンテナターミナル
(WCT)の開発決定について、
インド外交筋は、インド政府は
この決定に一切関与していないと述べた。
・政府は、インド・日本政府が指名した企業と協力してWCTを開発すると承認している。
・インド外交筋は、WCT開発はスリランカ政府と民間事業者の間で合意されるものであり、インド政府が Adaniグループ を含む開発主体企業を指名する必要はないと述べた。
同筋はまた、WCT開発は、スリランカ政府がインドと日本との間で2019年に締結した三国間の覚書にある、東コンテナターミナル(ECT)の株式49%のインド(Adani グループ)の取得に代わるものではないと述べた。
・一方、スリランカ港湾当局(SLPA)は、WCT開発を Adani グループと合意したと明らかにした。
2021年2月にスリランカに到着した
外国人観光客は 3,366人。
空港閉鎖前の前年同月の
観光客数は207,507人だった。
カザフスタンからの1,231人が最多。
ウクライナ、ドイツ、中国が続く。
政府は、ゴム栽培とゴム関連産業の
拡大を目的とした関連機関調整委員会の
設置を承認。関連省庁代表者で構成し、
ゴム製品の付加価値向上、
業界問題の解決、
政府への政策提言を行う。
政府はコロナ対策で需要が増えた
ゴム手袋や個人用保護具(PPE)など
の生産の増加を狙っている。
業界でも昨年はタイヤ生産量が拡大。
スリランカ輸出開発委員会(EDB) は
今年のゴム・ゴム関連製品の輸出額の
目標を 9.98億米ドルとしている。
そんなタイヤ製造・輸出企業
Global Rubber Industries (Pvt) Ltd
のスバシンハ社長は、
銀行大手 Sampath Bank PLC への
出資比率を倍となる10%に引上げ、
第2位の株主に。
・同社長が所有する Ayenka Holdings (Pvt) Ltd を通じ、400万株を6.24億ルピー(約3.74億円)で取得。
・Sampath Bank PLC からは、今年に入り複数の外資系ファンドが撤退。2020年末時点での外国人保有株式数は6,023万株だったが、3月3日時点では3,080万株に半減しており、ここ数週間、外国人による純売却額のトップ。
・Sampath Bank PLC の筆頭株主は、ダンミカ・ペレラ氏が率いる Vallibel One PLC で、15%を保有。
スバシンハ社長は昨年末まで
EDBトップを務めていました。
セラミック衛生陶器製造企業
Art Decoration International (Pvt) Ltd
幹部は、現在の輸入禁止制限の継続により
セラミック衛生陶器の国内需要分を
満たす国内生産が可能になると述べた。
【同社幹部の発言】
・政府によるセラミック衛生陶器の輸入停止を撤回しない前提で、国内メーカー5社が生産能力増強に向けて30億ルピー(約18億円)以上を投資している。
・我々は完全な輸入禁止を求めているわけではない。税関当局が公平な競争の場を作ってくれるのであれば、国際市場と競う準備はできている。不当に低いセラミック衛生陶器の輸入品の評価額を改め、125ルピー(約75円)/kg の物品税の賦課、輸入関税の 30%への引上げを確約して欲しい。
・以前と違い、スリランカ製の品質は上がり国際基準を満たしている。
・一方で大量生産をしておらず、他国より間接費も高いため、スリランカ製品は外国製品よりも高価。例えば、スリランカの窯はLPGを使用しているが、中国ではLNGを使用し約40%のコスト減。インドと中国は労働力も非常に安い。
・セラミックタイルも、政府が公平な輸入条件を確保すれば、2年後には国内需要分を満たす国内生産が可能。タイルの輸出に強い関心がある。
スリランカでの製造業の
難しさを明らかにして
しまっているお話だなぁ。
スリランカのポリティカルニュース
保健当局高官は、コロナウィルス感染の
犠牲となったムスリムの埋葬地として
北部イラナティヴ島が選定されたこと
について、一時的な措置であり、
恒久的な埋葬地の選定を
政府から要請されていると述べた。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
似てるっちゃあ似てる。
石焼き芋が高尚になるなぁ。
ストゥティ! (ありがとう!)
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