アーユーボワン！
毎月恒例、満月ホリデー。
2月のポヤデーは、コロンボで
盛大なパレードが開催されます。
Spice Up さんによると
今年は無観客みたい。
去年はこんな象がコロンボの
ど真ん中をねり歩き、大パレード。
市民がわんさか見物してました。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 81,933人（前々日比 924人増）、
死者 459人（前々日比 6人増）。
ペラデニヤ大学は、コロナウィルスを
含むウィルスを破壊する新マスクを
開発したとして、首相に贈呈。
同大学は、このマスクは3層構造、
マスクに付着したウィルスの99％を
破壊すると確認したと発表。
通常マスクでは約7日間残るウィルスを
非常に短時間で破壊すると述べた。
現在、国内向けに製造を進めており、
将来的には輸出する予定。
本当ならスバラシイ！
だから、、、
科学的根拠をくれ！
「非常に短時間で」って、
曖昧過ぎるよ。。。
スリランカのビジネスニュース
2月23日（火）〜24日（水）、
パキスタンのカーン首相が
スリランカを公式訪問。
24日（水）、大統領とカーン首相が会談。
・両者は、二国間関係の強化、多国間フォーラムや地域での両国の緊密な協力の確認などを幅広く協議。
・カーン首相は、両国が常にお互いの味方であり、パキスタンのスリランカへの不動の支援を述べ、多国間フォーラムで両国が緊密に協力していくと再確認。
南アジア地域協力連合（SAARC）枠組みを通じた地域協力の重要性と、「一帯一路」構想の中心プロジェクト「中国・パキスタン経済回廊（CPEC）」による地域繁栄のチャンスを強調。
・カーン首相は、相互の信頼、理解、支援に基づく両国間の質の高い関係を強調し、貿易、投資、商業協力を強化して強固な経済パートナーシップ関係の構築が重要と強調。また、貧困削減への取組みと経験の共有が重要と強調。
・両者は、農業経済を発展させつつ、農家の収益向上と消費者の適正価格の確保を追求することが両国の目的だと一致。カーン首相は、パキスタンとスリランカの農業経済はよく似ていると述べた。
・両者は、両国間の貿易と投資機会の拡大への方策を議論。
・大統領はパキスタン人観光客のスリランカ訪問を呼びかけ。カーン首相は、両国間の緊密な伝統文化の結びつきに触れつつ、パキスタンの豊かな仏教遺産がスリランカ人の宗教的な観光地となる可能性を強調。
パキスタンはスリランカに、
防衛装備品購入向けに
5,000万米ドルの融資枠を提供。
テロや国際犯罪対策を含む
安全保障上の問題につき、
情報共有と協力の強化に合意。
パキスタンはこれまでも
スリランカに多大な軍事支援を提供。
内戦終結期には、パキスタン軍が
スリランカ軍に訓練と物資を提供。
【参考】2月23日のニュース
24日（水）、スリランカ訪問中の
カーン首相は、政府・企業関係者が
出席する経済投資フォーラムで演説。
南アジア地域の潜在能力の最大限の
発揮には、対話、テクノロジー、貿易が
重要だと強調し、スリランカ企業に
中国・パキスタン経済回廊（CPEC）への
投資を呼びかけ、富の創出が両国の
何百万人もの人々を貧困から
救い出す最善の方法だと述べた。
【カーン首相演説の概要】
・パキスタンとスリランカは巨大な可能性を秘めた関係を持つ。
パキスタンがスリランカから最も多くを学べるのは観光業。パキスタンの観光業は大きな可能性を秘めるが、外国人ではなく国内向け。スリランカの観光業は高いレベルがあり、パキスタン沿岸でのリゾート開発にスリランカの参加を望む。また宗教観光にも可能性がある。
・貧困削減の方法の一つはテクノロジーと投資で、それにより収益性とビジネスを促進すること。
大きな考え方は、富を生み出して貧困層に資金を使い、貧困から引き上げること。
・中国は経済大国として驚異的な成長を遂げた。中国は近隣諸国との紛争を減らし、投資と貿易の関係を構築して7億人近くの国民を一世代で貧困から救い出した。歴史上、30〜35年で7億人近くの人々を貧困から救い出した国はない。
南アジアも同じ青写真を追うべきであり、スリランカ企業にはCPECに参加して欲しい。スリランカ経済が中央アジアまでアクセスできるチャンスを開く。
・民間セクターによる富の創出が不平等への最良の薬となる。パキスタン政府は官僚的な手続きを廃止してビジネス環境の改善に努め、世界銀行による「ビジネスのしやすさランキング」で28位まで順位を上げた。世界で最も早く改革を進める経済国の一つになった。
・富を生み出す第三の要素は安定性。私は政権発足後すぐにインドのモディ首相に、インド亜大陸の進むべき道は対話を通じて相違点を解決し、貿易関係を改善して緊張を和らげることだと説明した。
成功していないが、インド亜大陸の人々を貧困から救う唯一の方法は、最終的には貿易関係だとわかるだろうと楽観視している。
ドイツとフランスは何世紀にもわたって戦争をしてきたが、今ではその違いを乗り越えてEU内最強の同盟国となっている。紛争や政治的緊張は、貿易、投資、ビジネスの関係に従属する。インド亜大陸も同様で、そうではなく貿易が進まなければ13億人以上の人口の潜在力が活用されない。
・パキスタンは米中間の緊張緩和に役割を果たせると信じている。約50年前、中国をアメリカに開放したのはパキスタン。ライバル関係ではなく、国と人々を共にする国になりたい。
カーン首相の考え方が
わかる演説だと思います。
対話とテクノロジーと貿易。
南アジア地域一帯で
浮揚できると巨大ですなぁ。
記事の扱いや内容から、
パキスタンとの関係の
重要性が伝わります。
なんか力入ってる感が。
インド・パキスタン・
バングラデシュって
特別なんだろうなぁ。
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
カーン首相のスリランカ訪問中、
両国が相互の国際ソブリン債に外貨を
投資する可能性を議論したと述べた。
同大臣はまた、バングラデシュは
スリランカ国債を保有しており、
南南の投資に目を向けるべきと述べた。
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
2021年中の資金の入出金の目標額は
資金流入が320億米ドル、
資金流出が276億米ドルであり、
債務返済に44億米ドルをあてられると
述べた。中央銀行総裁は、居住者が
保有する米ドル建債務を割り引いた後、
支払い債務は37億米ドルと述べた。
【2021年の資金流入】
・輸出額目標は130億米ドル。造船、鉱物、宝石の強い成長を期待。
・国外からの送金に1米あたり2ルピーのインセンティブを付与し、送金額の80億米ドルへの増加（2020年は71億米ドル）を見込む。
・サービス業輸出（観光、海運、情報技術など）が61億米ドルをもたらすと予想。観光収入は15億米ドル（2018年は45億米ドル）のみ。
・外国直接投資（FDI）の目標は25億米ドルの外国直接投資が目標とされていた。
【2021年の資金流出】
・輸入は175億米ドルに増加すると予想。FDIも約10億米ドルの輸入を誘発する。石油輸入も増加。
・サービスは約40億米ドルが流出と予想。約14億米ドルが配当や資本のリターン。
・石油の輸入は2021年にはさらに10億ドル増加すると予想されている。
大統領は、税関当局を対象にした
大統領調査委員会を任命。
税関の現状を評価、
税関の様々な疑惑や不正行為に対処し、
税関サービスを効率的かつ効果的にする
勧告の提出が任務。
また、情報技術を活用したセキュリティ
と検疫規則の検討、税関機能の透明性の
確保への提案も求めている。
国内最大の民間銀行
Commercial Bank of Ceylon PLC は
2020年第四四半期（10〜12月）の
決算を発表。
金利低下により収入・支払いの双方が
減少。慎重な引当金や減損を計上。
【四半期】
連結売上高： 前年比 0.1%減の383.5億ルピー（約230.１億円）
税引前利益： 前年比 20%増の95.9億ルピー（約57.5億円）
【通期】
連結売上高： 前年比 1%増の1,520.0億ルピー（約912.0億円）
税引前利益： 前年比 7%増の245.2億ルピー（約147.1億円）
アカン、業績よりも
経営陣の顔写真の濃さに
目がいってしまう。。。
スリランカのポリティカルニュース
政府は、コロナウィルス感染による
犠牲者の火葬の義務化を終了し、
埋葬を許可。公報を発表。
政府はムスリム法の改正案を内閣に提出。
改正対象には、
結婚の最低年齢の18歳への引上げ、
婚姻する女性側の結婚文書への署名可能化
のほか、治安上の理由によるとして
公共の場でのブルカ着用の禁止を含む。
ムスリム関連法。
カーン首相訪問もあったか、
埋葬許可を正式決定。
ブルカ着用禁止は
反発があるのはないかと。
国連人権理事会は、内戦における
スリランカの人権侵害の疑いを指摘した
国連人権高等弁務官の報告書を討議。
【参考】2月20日のニュース
・インドは国連人権高等弁務官が重要な懸念を提起したと述べ、タミル人の希望を満たすために和解の完全な実施を求めると表明。
・一方、パキスタンは理事会に対し、スリランカの真の正義と和解の促進のため、民主的に選出された政府と対話するよう求めた。
・以下の国がスリランカへの支持を表明。
中国、ロシア、北朝鮮、エリトリア、ベラルーシ、シリア、アゼルバイジャン、エジプト、ニカラグア、ベトナム、フィリピン、イラン、ラオス、カンボジア、ネパール
・西側諸国は国連人権高等弁務官報告書への支持を表明、スリランカの人権状況に重大な懸念を表明。
25日（木）、グナワルデナ外務大臣は
中国王毅外務大臣と電話会談。
・王毅大臣は、両国が一帯一路構想での協力を確実に進め、コロンボ・ポートシティとハンバントータ港をスリランカの経済発展を後押しする主要なエンジンとし、スリランカの工業化と自立的発展を進めるよう求めた。
・グナワルデナ大臣はこれを歓迎するとし、スリランカは中国を最も親しい友人と見ており、スリランカの経済発展、国民の生活改善、内外課題への対処への中国の長期的な無私の援助に心から感謝していると述べた。
・グナワルデナ大臣は、一部欧米諸国が再び人権問題を悪用し、国連人権理事会でスリランカを含む発展途上国を根拠なく非難しており、中国が今後も正義を貫いて発展途上国と共に立つよう希望すると述べた。
・王毅大臣は、中国はこれに断固反対し、途上国の正当な権利と利益、国際関係の基本的な規範、内政不干渉を含む国連憲章の目的と原則を守るため、スリランカを揺るぎなく支援していくと述べた。
・グナワルデナ大臣は「人権問題に対する中国の公正な姿勢を高く評価し、地域・国際問題で公正と正義を守るべく中国と手を携えたい。新疆と香港に関する中国への疑惑は根拠がなく、中国を支持している」と述べた。
スリランカに住んでいると
内戦の悲惨さと
その終結の重要性から
スリランカ政府側の主張を
理解できる部分があります。
しかし支持国のメンツ、、、
スリランカを題材にして、
世界各国の考え方が
改めてよくわかるかも。
人生にはムダも必要、な情報（今日のムダ）
顔面力と絵力のシナジー。悪意が。。。
ストゥティ！ （ありがとう！）
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