アーユーボワン!
明日2月25日(木)は終日
地方出張を予定しており、
弊ブログの更新を
お休みする予定です。
笑いました。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 81,009人(前日比 492人増)、
死者 453人(前日比 3人増)。
ランブクウェラ内閣報道官は、
大統領と首相がコロナワクチンの
予防接種を受けたと明らかにした。
2月23日(火)、保健省で小競り合い。
保健セクター労働組合が
非効率な人員採用の停止など11の要求を
持って保健省長官との面会を求め抗議。
緊迫した状況に。
けっこうやってんな。。。
保健省ってODEL近辺、
コロンボ市街ですよね。
国民の間に鬱屈が、、、
とかで治安に飛び火しないと
良いですが。
しかしまた組合か。。。
スリランカのビジネスニュース
2月23日(火)、
パキスタンのカーン首相が
公式訪問でスリランカに到着。
同日夜、首相と二国間会談。
首相はツイートで、
貿易、投資、科学技術など経済分野、
国防、教育などの協力拡大に合意と発表。
具体的な協議内容などは
また追って出てくるかと。
政府は、投資計画の提案の迅速な
評価と処理を目的としたハイレベルの
「投資管理委員会」を新たに任命。
財務長官が委員長を務める。
・ランブクウェラ内閣報道官は、
「政府は、投資促進へ公式な手続きの早急な確立が必要だと考えており、投資管理委員会の設置を承認した。政府が受け取っている投資計画への提案は非常に前向きな内容であり、可能な限り早期の実施が重要。政府は外国直接投資(FDI)に非常に有利な税制環境を整えており、同委員会の支援によって大きなFDIを呼び込むことが可能だと考えている。
環境と開発の対峙は世界中で存在する。この委員会が(投資を優先して)環境やその他必要な承認を軽視することはなく、既存の法規制の範囲内で運営される」と述べた。
・スリランカは伝統的にFDI誘致に苦労。連続爆破テロ事件やコロナ危機で状況はより厳しい。
FDI額は、2019年の7.93億米ドルから2020年は5.48億米ドルに下落。世界的な格付け機関 Moody’s Investors Service の下部企業 ICRA Lanka Ltd は、2021年のFDIは2億米ドルまで落ち込む可能性があると予測。
【参考】2月23日のニュース
・一方で政府は、2021年のFDI額を20億米ドルと予測、コロンボ・ポートシティのリース販売によってさらに10億米ドルが入る可能性があるとしている。
・今年の外貨流出額は推定60億米ドル、うち約43億米ドルは債務返済分。今後数年間、平均40億米ドルの債務返済が発生し、投資と輸出の拡大が必要。
・しかし、これまでの「ワンストップショップ」「投資への単一窓口」「統合委員会」の設置によるFDI促進の試みの結果は乏しい。2019年の世界銀行による「ビジネスのしやすさランキング」では、スリランカは190か国中99位。
許認可が増えるだけ、
ってことないよね。。。
2月23日(火)、
コロンボ株式市場(CSE)は下落。
株式指数(ASPI)は
前日比 3.5%安の7,329.21。
一時、主要 20銘柄から構成される
S&P SL20 指数が 5%を超えて下落、
サーキットブレーカーが発動。
中央銀行は声明を発表し、
輸出による外国為替収益の25%の
スリランカルピーへの変換指示に関し、
輸出業者に過度の圧力を
かけるものではなく、
通貨の安定と信用力強化を通じ、
国外借入れによらずに
自国資源で経済を回復するために
必要な対策だと主張。
政府は、コロンボ南方カルタラ県の
カルタラ工業地帯20haに、
隣接国有地を活用して
1.9ha を拡張すると決定。
同地帯では現在、33の投資家が
総額8.4億ルピー(約5.0億円)の
投資により商業活動を展開中。
775人の雇用機会を提供。
税関当局は、ドイツ政府の支援のもと、
ドイツ、国連貿易開発会議(UNCTAD)、
民間部門と協力し、海洋貿易のデジタル化
“Digitising Global Maritime Trade: DGMT”
に取り組む。
税関のデジタルアクセスを改善し、
海上貨物情報の高度化を図る。
Colombo Dockyard PLC は、
新たに建造した小型誘導船を
スリランカ港湾当局(SLPA)に引渡し。
情報通信大手 Dialog Axiata PLC 社は
スリランカ 〜 モルディブをつなぐ
高速海底ケーブルを設置、試運転を開始。
全長840kmで、高速ブロードバンド
サービスの提供を可能にする。
同社による海底ケーブル事業としては、
BBG(ベンガル湾ゲートウェイ)ケーブル
に続く 2つ目の投資。
スリランカのポリティカルニュース
グナワルデナ外務大臣はオンラインで
開催された国連人権理事会にて演説。
【同大臣の演説の概要】
・前政権は、国連人権理事会決議 30/1(スリランカの和解、内戦中の人権対応の説明責任や人権改善などを規定)を共同提案、決議された。これはスリランカの国家安全保障の失敗であり、数百人が犠牲となった連続爆破テロ事件を起こすテロ行為を復活させた。
・「コアグループ」国が来月に提出するスリランカの「和解と説明と人権の促進」の決議案を否決するよう、加盟国に求める。
【参考】2月20日のニュース
・1月に発表された内戦時のスリランカの人権侵害の疑いを指摘した国連人権高等弁務官事務所の報告書を否定する。前例のないプロパガンダ活動が行われている。
【参考】2月4日のニュース
多くの犠牲を払って内戦を
終結させた政府としては、
その過程や兵士の批判は
受け入れられないよねぇ。
自分からスリランカ人に
こういう話題を振ることは
ないんですが、たまに向こう
から話してくれることが
あります。LTTE がどんだけ
非道な行為をしてきたか、
どれだけの人が死んだか、
と力説されまして、
軍トップとして内戦を
終わらせた大統領への
国民の評価は高いなぁと。
野党 SJB のフェルナンド国会議員が
大統領調査委員会(PCoI)が提出した
連続爆破テロ事件の調査報告書の結論部の
写真をツイッターに投稿。
報告書は、シリセーナ前大統領を
事件の責任を問うて刑事告訴するよう勧告。
・同報告書は、シリセーナ前大統領や関係者にその責任を問う刑事手続きを開始するよう勧告。
前大統領がテロの脅威の報告を受けていたにも関わらず、事件前の数日間、自身(国防大臣)の代理を任命せずにインドとシンガポールに出国していたと指摘。前大統領は代理の任命を行うべきであり、これらの行為や不作為に刑事責任があるとの見解を示している。
・2018年末の憲法危機(*前大統領がウィクラマシンハ前首相(当時)を更迭、代わりにマヒンダ・ラージャパクサ前大統領を首相に任命した混乱。)以降、前大統領は前首相を国家安全保障会議に呼ばず。
前首相は、自身が重要会議に呼ばれていない問題を提起する責務があった。
・前首相への勧告はないが、前首相はまた、イスラム過激派に対する「甘いアプローチ」の疑いがあると非難。
ツイート、これ↓か。
国会にも提出されたようで、
写しを入手して記事にしている
メディアもありました。
どの国も野党の国会議員って
ツイートしちゃうのね。。。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
気持ちわかる。
ストゥティ! (ありがとう!)
コメント