アーユーボワン!
テニスの全豪オープン決勝、
ジョコビッチ vs メドベージェフ。
両選手ともラコステがスポンサー。
で、ラコステにはスリランカの
アパレル製造大手 MAS グループ が
ユニフォームを製造・提供。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 79,999人(前日比 519人増)、
死者 445人(前日比 10人増)。
8万人寸止め。
スリランカのビジネスニュース
大統領は、北西部州プッタラム県の
地方農村を訪問して国民と直接対話。
2020年9月以降、11回目の対話。
大統領は、国民中心経済の実現には、
決定権を持つ政府の役職者が
県や地域の開発委員会の会議の場に
出席しなければならないと強く指示。
【大統領の発言】
・責任ある立場にいつ政府役職者の必要な関与の欠如が、有用な事業の実施を遅らせ、国民の利益を損ねる大きな原因になっていると認識。
・役人と公的機関、国民の代表の間で繰り広げられる果てしない綱引きに国民は苦しんでいる。野生生物、森林保護、環境、道路開発などを含む全重要組織の責任者が、事業実施に向けて各所を横断した決定を行う必要がある。
・土地利用の適切な計画の不在は国民のせいではなく、土地問題を含む多くの地方農村の問題を長期的に解決するには、政府役職者が現場で実際の状況をその目で確認することが、本質的に重要。
・誤った解釈を言い訳にして、国民が直面する本当の問題を放置するようなことは決して許さない。
「役人、ちゃんと仕事しろ、
おら、お前だよお前」、
って感じでしょうか???
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
対外債務の返済を成功裡に終えた時、
終末論者たちは失望することに
なるだろうと述べ、前政権を批判。
【同大臣の発言】
・スリランカ経済は850億米ドル規模。2021年には約320億米ドルが、その後も毎年さらに20〜30億米ドル多い金額(*約340〜350億米ドル)の外貨流入が続く可能性がある。
・2021年2月時点で、国際ソブリン債の残高は140億米ドル。これはスリランカの総債務の16.7%に過ぎない。債務の残りの83.3%を保有している債権者は、スリランカの返済能力に不安を感じているようには見えない。
国際ソブリン債は、今後8年間、2029年まで毎年、10〜15億米ドルの返済。こうした背景のなか、年間10〜15億米ドルの支払いを怠って経済全体を危険にさらすような愚かなことをするだろうか。
・2014年時点では、国際ソブリン債の残高は50億米ドル、利息コストは2.85億米ドル、平均金利は5.4%、為替は1米ドル=131ルピーだった。
これが前政権のもとで2019年には、国際ソブリン債の残高が150億米ドル、利息コストは11億米ドル、平均金利7.4%、為替は1米ドル=183ルピーまで悪化。
・これが今、我々が取り組んでいる課題。この問題を引き起こした者たちが我々の失敗を望み、スリランカを経済危機に向かわせようと必死になっているが、2007〜09年の時のように、彼らは失望することになるだろう。
世界的な金融機関、Barclays と
Standard Charterd の2行は
レポートを発表。それぞれ、
スリランカとそのソブリン債への
ポジションは「アンダーウェイト」、
外貨建て債券の返済能力への懸念を
強めていると述べている。
Barclays は、対外債務への対応では
2021年第二四半期が山場だとした。
中央銀行のデータによれば、
2020年第三四半期までの
スリランカへの外国直接投資
(FDI)は、5.28億米ドル。
前年同期間の7.93億米ドルから減少。
【通年でのFDI総額】
2018年:21.3億米ドル
2019年:12.0億米ドル
カブラール大臣の
超強気と楽観に対して、
国際金融機関は懸念。
FDIの実績は
コロナの影響もあり悪化。
政府は、アパレル衣料の原材料
輸入による外貨支出の削減のため、
今年中の東部エラヴールでの
繊維生地製造工場の建設開始を許可。
10〜12の繊維生地製造工場の建設を
協議中で、インフラ整備の費用に
約50億ルピー(約30億円)が必要。
【参考】11月17日のニュース
・綿や合成繊維などを輸入に依存し、中国、韓国、インドネシア、台湾などから生地を輸入。
・エラヴールでの繊維生地製造工場の建設により、アパレル企業は輸入生地の一部を国内産生地に置き換えることが可能になり、輸入量減少につながる。
・アパレル衣料業界では毎年、28億米ドル相当の原材料と2.76億米ドル相当の既製品を輸入。当局は、原材料の国内生産への投資を通じて輸入を3,800万米ドル削減できると見込む。
政府は、日本政府の支援による
コロンボ・バンダラナイケ国際空港
拡張プロジェクトの遅延の問題を
日本側と協議するよう決定。
・ラナトゥンガ観光大臣は同省長官に、杉山駐スリランカ日本大使にこの件を説明するよう指示。
・同プロジェクトは2014年に、日本政府の融資 740億ルピー(約444億円)とスリランカ政府の投資216億ルピー(約130億円)で実施すると合意。
・このうち60億ルピー(約36億円)を割り当てられている「プロジェクトB」は2017年4月に開始、19年10月の完成を予定していたが、諸問題により完成予定がこの2月まで遅延。
日本側請負業者から更なる工期延長を要請されていたが、同大臣はこれを却下。
・同大臣は、「完成の遅延により収入がない状態が続く一方で、政府は日本の融資に多額の利息を支払わなければならない。我々は数回にわたり延長したが、国民の負担となっておりこれ以上の遅延はできない」と述べた。
アクセス道路や上下水施設など
空港付帯施設・設備の整備の
部分でしょうか。
【参考】JICAウェブサイト
関係者の皆さまのご苦労。。。
イギリスに本拠、
コロンボに支部を置くシンクタンク
The Research Intelligence Unit (RIU) は
Real Estate Annual Market Report 2020/21
(年次不動産報告書 2020/21)を発表。
【報告書概要】
・大きな経済の課題に直面した2020年も、不動産業界は粘り強さと回復力を発揮。
スリランカは今後2~3年のうちに、アパートやその他の不動産資産の供給不足に直面するだろう。
・現在は投資に例外的に有利な時期。低金利が市場を刺激し、コロンボ市内のアパートのストックを吸収。
国外在住スリランカ人の関心は過去最高の水準。空港再開と相まり、不動産購入者が多く入ってくるだろう。ルピー安の影響から、国外の通貨で収益を得ている投資家には魅力的なものとなっている。
・一方で、通貨安と輸入規制によりディベロッパーのコストは増加。現在の市場と同価格でのアパートなど不動産供給に圧力がかかり、供給不足になる可能性が高い。
・RIUは、立地と価格に基づいてコロンボ市内各地を高級住宅地とそうでない住宅地に分類。
一等地のコロンボ1、2、3、7が最高級地。2020年中は、「ラグジュアリー(ティア1)」と「セミラグジュアリー(ティア2)」では価格は変わらないが、「ティア3」では最大15%の値下げ。
・2020年中、買い手の不動産への関心が第三・第四四半期に高まった。一部銀行の住宅ローン利率が10%以下に下がり、中価格帯の不動産市場にプラスの効果。
また、移住先としてスリランカに不動産を購入する外国人が増加しており、投資家が掘り出し物件を探していた。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
そんなに多かったのね、アレクサちゃん。
ストゥティ! (ありがとう!)
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