経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年2月18日

アーユーボワン!

今まさにこんな座り方をしている。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 77,906人(前日比 722人増)、
死者 422人(前日比 13人増)。

保健当局は、今日2月18日(火)、
コロンボを含む西部州では
約57,000人にコロナワクチンの
予防接種が実施される予定と発表。

スリランカのビジネスニュース

2月17日(水)短期国債オークション実施。
380億ルピー(約 228億円)を募集、
応札は167億ルピー(約100億円)に
とどまり、56%を売却できず。

<利回り>
3か月もの:4.82%、6か月もの:4.93%、12か月もの:5.09%

大統領は観光業界関係者と協議。
観光業は経済の重要要素であり、
政府の支援を保証するとともに、
同業界の企業に、その復活のため
課題克服に取り組むよう呼びかけ。

・大統領は、
コロナワクチンの予防接種計画において、ホテル従業員、ツアーガイド、ドライバーなどを優先するよう配慮する。
 観光客が陽性反応を示していない場合、サービス提供者を隔離する必要はない。
 感染観光客は、Lanka Hospital と陸軍が管理運営する南部ゴール近くコッガラの病院に搬送すると決定。
 関係者は承認された観光対応計画に従って観光客をリードするよう指示する」と述べた。

・バシル・ラージャパクサ 経済復興・貧困撲滅タスクフォース議長は、
「コロナ対策の対応が成功し、コロナ対策パフォーマンス指数では10位にランクされた。この利点を観光産業の振興に活用できる。観光業従事者は保健ガイドラインを遵守して、同業界の活性化取り組んでほしい」と述べた。
【参考】1月28日のニュース

Kida
Kida

観光再開は前進こそすれ
後退はない、ということ
ですかね。
ロックダウンとともに
前へ進まねば死ぬ、と。

大統領は国防大学の学位授与式に出席。
「スリランカは世界の変化に遅れをとる
わけにはいかない。高等教育システムは
これに迅速に適応し、適切な教育を提供、
有意義な雇用に役立つ必要がある。
大学や高等教育機関は大きな改善を
必要としている」と述べた。

ガマンピラ・エネルギー大臣は、
インド系石油企業 Lanka IOC PLC (LIOC) 
にリースされている東部トリンコマリーの
石油タンクの管理と開発について、同社と
国営 Ceylon Petroleum Corporation (CPC) 
の合弁会社が保有することとし、
この合弁会社の過半数をCPCが保有する
ことでインド政府と合意したと発表。
【参考】10月8日のニュース

同大臣はまた、スリランカをアジアの
エネルギーハブとする努力の一環として、
石油1万トンや関連製品を貯蔵可能な
タンク9基の建設作業がすでに
開始されていると述べた。

首相は、首都コロンボで
Aitken Spence グループ の
Western Power Company が建設した
10MWの廃棄物発電所の開所式に出席。

同発電所は、600~800トン/日の
ゴミ廃棄物を焼却・発電。
国営 セイロン電力公社(CEB) と
26ルピー(約15.6円)/kw での
10年間の売電契約
を締結。
【参考】6月9日のニュース

スリランカ国営医薬品会社(SPC) は
国内生産された医薬品ニモジピンの
発売を開始。
動脈瘤などによる脳血管の
萎縮に対処する抗カルシウム薬で、
国内で年間150万セットを使用。

2019年時点での輸入価格は
1セット132ルピー(約79円)。
SPCでの製造価格は57ルピー(約34円)。
流通が開始された国内医薬品は4つ目に。

主要企業の決算発表。

大手コングロマリット Hayleys PLC は
2020年第三四半期(10〜12月)の
決算を発表。

連結売上高: 前年比 18%増の650.0億ルピー(約390.0億円)
税引前利益: 前年比 147%増の59.9億ルピー(約35.9億円)

2020年4〜12月の9か月間累計の税引前利益は115.1億ルピー(約69.1億円)と過去最高を記録。
・手指保護や除菌洗浄の製造輸出、農業、繊維部門が大きく成長。消費者小売も拡大する一方、コスト効率化を推進。レジャー部門は損失が続くが、利益拡大。

Hayleys PLC とその上場子会社13社は
相次いで株式分割を発表。
2月15日(火)に株式分割後の取引の
初日を迎えたが、1社を除き、
同日の終値は始値を下回った。

株式分割により、高値で売買されていた
株式を安価に入手できるようになり、
その流動性も高まることから、
発表後から投資家は積極的に購入、
株価は大幅に上昇して早期に現金化。

コングロマリット LOLC Holdings PLC は
2020年第三四半期(10〜12月)の
決算を発表。

連結売上高: 前年比 25%増の403.4億ルピー(約242.0億円)
税引前利益: 前年比 372%増の52.9億ルピー(約31.7億円)

・同社は声明で、金融・レジャー部門がコロナ危機の直接の影響を、その他部門も間接の影響を受けたことを考慮すると、健全な業績だと発表。
・金融サービス部門では保守的な引当金を計上しているが、海外金融サービス事業がグループの利益に大きく貢献。それぞれマイクロファイナンスを手がけるカンボジアで57億ルピー(約34億円)、ミャンマーで5.5億ルピー(約3.3億円)の税引後利益を計上。
 同グループは現在、スリランカ、カンボジア、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、パキスタン、ナイジェリア、ザンビアで金融サービス事業を、モルディブ、シエラレオネで非金融サービス事業を展開。
・2020年12月に、戦略的投資部門 Browns Investments PLC が 中国港湾工程(CHEC)との間でコロンボ・ポートシティでの国際金融センター複合開発への提携契約を締結。
【参考】12月18日のニュース

銀行大手 Sampath Bank PLC は
2020年第三四半期(10〜12月)の
決算を発表。
資産は1兆ルピー(約6,000億円)を突破。

連結売上高: 前年同期比 17%減の260.8億ルピー(約156.5億円)
税引前利益: 前年同期比 17%減の45.8億ルピー(約27.5億円)

Kida
Kida

スリランカ企業の大株主、
ダンミカ・ペレラ氏と
イシャーラ・ナナヤッカラ氏
の主力企業たち。
コロンボ株式市場(CSE)
時価総額上位を絶賛競争中。

廃棄物発電所オープン記事のあった
コングロマリット Aitken Spence PLC は
2020年第三四半期(10〜12月)の
決算を発表。

連結売上高: 前年同期比 43%減の74.3億ルピー(約44.6億円)
税引前損失: 前年同期比 144%減の▲5.5億ルピー(▲約3.3億円)

・第三四半期の非観光部門(海運物流、電力、送金、プランテーションなど)の税引前利益は13億ルピー(約7.8億円)、厳しい経済状況の中で前年比 44%増。
 同期の観光部門は4.5億ルピー(約2.7億円)の赤字(EBITDA)に。

スリランカのポリティカルニュース

パキスタンのカーン首相が
2月22日(月)からスリランカを訪問予定。

情報筋は、滞在中の24日(水)に
予定されていた国会での演説の予定が
日程の都合上キャンセルされた
と述べた。

Kida
Kida

コロナ感染犠牲者の
埋葬可否が影響、だったり
するんでしょうか???

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

刺さってもチャーハンが大事。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

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