アーユーボワン!
昨日2月12日(金)は旧正月の元旦。
首相のお祝いビデオメッセージ。
大統領もツイートしてました。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 74,056人(前日比 940人増)、
死者 384人(前日比 5人増)。
政府高官は、ここ数日の感染者増は
南東部ウバ州マヒヤンガナヤ地区の
2工場で確認された多数の感染者に
起因していると述べた。
また、PCR検査装置の一部で故障が発生、
検査未完了でたまっていた検体の結果が
出てきたことも原因の一つと述べた。
保健当局高官は、感染増加について、
ウバ州の工場での感染者拡大のほか、
年末年始期間に多くの国民が
旅行・移動をした結果だと述べた。
同高官は、政府の警告と移動制限要請を
多くの国民が無視してコロナウィルスを
拡散させたと非難。
スリ・ジャヤワルダナプラ大学の
専門家は、感染力が強いイギリス型の
変異株の感染が拡大していると確認。
スリランカのビジネスニュース
2月8日(月)〜12日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE)は下落。
株式指数(ASPI)は 7,985.00。
週中は続落したが、12日(金)は反発。
1営業日でのASPIの上昇ポイント
としては過去最高を記録。
前日比 5.1% 上昇、前週末比 3.5% 下落。
2020年12月の貿易収支は
5.6億米ドルの赤字。
前年同月の 7.8億米ドルの赤字から改善。
輸出は前年同月比▲3.5%の 9.6億米ドル、
輸入は同比▲14.4%の 15.3億米ドル。
2020年年間輸出額は
前年比▲15.6%の100.8億米ドル。
貿易赤字は前年から20億米ドル
縮小して59億米ドルに。
【2020年12月の輸出入】
・輸出は、コロナウィルス感染第二波の影響で輸出が落ち込んだ10〜11月からは回復。
工業品輸出が前年同月比▲5%。アパレル繊維が同比▲7%、石油製品が同比▲43.6%などによる。アパレルはアメリカ向け輸出が大幅に減少。
ゴムタイヤや宝石宝飾品などが減少した一方、手袋など個人防護具(PPE)や農産品(スパイスなど)、鉱物(チタンやジルコニウムなど)、陶器などは増加。
・輸入は、原油など燃料が前年同月比▲30%、自動車の輸入が大きく減少し非食品消費財が同比▲30%。投資財(機械設備、建設資材、輸送用機器)は同比▲24%。
一方で、食品飲料品はココナッツ油や砂糖などの輸入の増加により+6.8%。
中央銀行の発表によると、
2021年1月末の全公的準備高は、
前月末の57億米ドルから
48億米ドルに減少。
ラクシュマン中央銀行総裁は、
準備高を引き上げるよう
尽力していると述べた。
中央銀行は、2020年中の
観光業の収益を9.6億米ドルと推定。
2020年中の国外労働者からの送金は
前年比+5.8%の71.0億米ドルに。
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は国会で、
「ビジネスや投資の促進に向けて
柔軟性がない時代遅れの規制を改正し、
より前向きな制度を導入するよう
取り組んでいる」と述べた。
【同大臣の発言】
・コロンボ・ポートシティプロジェクトに外国投資を誘致すべく、関連法案を起草しており、草案を近日中に国会に提出予定。
・投資促進を担当する内閣の小委員会が任命され、投資家への政府の承認の遅延を最小限に抑え、外国投資誘致を促進する。
・将来的に、高度な技術システムを税関サービス部門でのに文書手続きに導入する。
・政府は投資家誘致のために、ルピーの強化、国の決済機能の改善、株式市場デジタル化、効率性向上などの対策を実施している。
ラクシュマン中央銀行総裁は
メディア向けブリーフィングで、
スリランカ経済を批判する批評家を
「破滅と悲観」の運び屋だと非難、
政府は経済をコントロールしており、
「代替」措置に焦点を当てて
債務返済を確実に行うと主張。
【同総裁の発言】
・中央銀行は、2021年のGDP成長率は5.5~6.0%に回復、一人当たりGDPは4,000米ドルに達し、インフレ率は4~6%に維持、民間部門信用の成長は8,500億ルピー(約5,100億円)に達すると予測。
・2021年輸出額の目標は130億米ドル。うち、アパレル繊維が60億米ドル、紅茶が15億米ドル、宝石宝飾品が10億米ドルと見込む。
輸入額は170億米ドル。うち、IT/BPOが17.5億米ドル、観光が17.5億米ドルを見込む。
・国外出稼ぎ労働者からの送金は、約75億米ドルの見込み。
外国直接投資は20億米ドル。さらにポートシティのリース額が10億米ドルをもたらす可能性。
・2021年1月末時点で公的準備高は48億米ドルに減少しているが、輸入制限や進行中の通貨スワップ交渉、観光や製造業などの強力な成長を合わせ、2021年の経済はバランスよく成長する。
・我々は代替的な視点(alternative viewpoint)を提示する政策に沿っており、財務省も近くそのスタンスを明らかにすると期待している。国民は経済が新たな方法で管理されていると理解する必要がある。
・輸入制限は国内企業の支援と国の債務責任に必要な措置。隣国インドを含む多くの国は、経済開放の前に製造業を成長させて、より強い経済を実現している。輸入制限は長期にわたるものではない。自動車以外では大規模な輸入の削減は行われていない。
・課題のなか、2020年第三四半期に経常収支は黒字を計上。これは稀な業績であり、スリランカが経常収支を黒字としたのは3回(1950/51年、1954/55年、1977年)の3回のみ。
・政府が輸入制限や為替レート管理などの政策を選択しており、国際通貨基金(IMF)との合意は実現不可能。これまでIMFの政策に従ってきたが、ほとんど成功しておらず、現在の政策はIMFの慣行に合わない。
・同総裁は、インドと中国と進めている約25億米ドルに及ぶ通貨スワップ協定の協議状況の質問には答えず。
中銀当局者は、このファシリティの金利は、世界的な低金利から1.0〜6.5%の間になるだろうと述べた。
マクロ経済情勢記事を
ズラズラっと。
alternative の新経済政策、
がなんなのか、まだ
ちょっと見えづらい。
輸入代替?MMT?
政治や外交とともに
なんか動きがある時期かも。
ウィーラワンサ産業大臣は、
2月13日(土)〜14日(日)に
コロンボで開催される
「メイドインスリランカ」貿易展示会
への来場を国民に呼びかけ。
スリランカ製品をプロモーション。
水産加工 Ceylon Catch (Pvt) Ltd は
新たな海産物食品加工施設を
コロンボ北方ダンコトゥワに開設。
首相がオープニング式典に出席。
・同社は、アメリカ・日本・カナダ・中国・タイ・台湾に海産物を輸出しており、同分野でスリランカを代表する企業の一つ。
・年間輸出額は1,200万米ドル。新工場オープンにより、今後3年間で輸出額を3倍に引き上げる目標。
・同社のマグロは、漁獲場所までトレーサブル。急速冷凍シーフードはHACCP認証とFDA承認を受けている。
スリランカのポリティカルニュース
日本政府は、草の根・
人間の安全保障無償資金協力により、
北部での人道的地雷除去活動に
620,379米ドルの無償資金を供与。
スリランカ政府は、数年以内の
「地雷被害のないスリランカ」の達成を
目指しており、日本はスリランカの
地雷除去の主要ドナーとして貢献。
【参考】10月30日のニュース
12月25日のニュース
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
タスマニアでもなんでも添えよう。
ウマいやつやん。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
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