経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年2月11日

アーユーボワン!

アメリカ、コロナ感染者減ってるなぁ。
大統領変わったらこんなに。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 72,174人(前日比 963人増)、
死者 375人(前日比 5人増)。

1日あたり感染確認数としては、
前日(2月9日)に次ぐ多さ。

保健当局は公式ウェブサイト
www.statehealth.gov.lk を開設。
国民のコロナワクチン接種の登録が可能。

Kida
Kida

リンクのアドレスをコピー
がてら覗いてみようと
してるんだが、、、
サイトが開かん。。。

ラトナヤケ野生生物・森林保護大臣が、
閣僚としては最初にコロナワクチンを接種。

スリランカのビジネスニュース

コロンボ株式市場(CSE)
今週に入り 3日続落。

2月10日(水)短期国債オークション実施。
400億ルピー(約 240億円)を募集、
応札は139億ルピー(約83億円)に
とどまり、65%を売却できず。

<利回り>
3か月もの:4.72%、6か月もの:4.85%、12か月もの:5.04%

政府は、紙幣増刷とともに
輸入規制を継続せざるを得ないなか、
既存の自由貿易協定(FTA)を再交渉し、
新たな協定を締結する方法を
検討するよう貿易省に指示。

・ランブクウェラ内閣報道官は、スリランカは不均衡な協定を多く締結しており、それらの調査と報告書の提出が必要だと述べた。
 政府は、締結したFTAから期待された結果を得られていないとの指摘を受けている。
・専門家は、「再交渉の提案は、強力な国内生産者のロビー活動を受けたもの。(輸入制限により)国内生産者の利潤は増加、それに伴い影響力も高まっている」と指摘。
スリランカのFTAは、輸入の3倍の輸出を生み出している。輸入比で、インドFTAは238%、南アジアFTAは381%の輸出を生み出している。
・インドや中国からの輸入品には高い関税が課されることが多いにも関わらず、現在は最悪の輸入規制に追い込まれている。

インドは輸入制限、ではありませんが、
関税上げて輸入代替、国内産業保護。

Kida
Kida

FTAで輸出に恩恵はあるけど、
ロビー活動で輸入はさらに絞れ、
となって、プラスに働いている
はずのFTA全体の枠組みを
修正する方向へ、ということ?
そんな都合の良い修正に
なるとは思えん。。。

インドも含めてどの国も
国内産業保護にあの手この手、
ですが、期限を区切った保護は
ありかもしれませんが、
競争力のある産業にできるか、
は疑問ですねぇ。

ベトナムの強さを見ていると、
基本は自由貿易、ビジネスを
しやすい環境を作って外資誘致、
競争のなかで強い製造業を
作っていく、が王道でしょうか。

政府は、地方部の工業地帯への
240億ルピー(約144億円)相当
の投資に土地の配分を支援する。

政府は、地域投資区(RIZ)開発計画の
もと、8つの工業地帯で 22の投資家に
35年リースで土地を割り当てる
産業省の提案を承認。

2月10日(水)、
第2回日・スリランカ高級事務レベル
政策対話がオンラインで開催された。
日本側は森外務審議官が、
スリランカ側はコロンベージ外務長官
が代表団長を務めた。

【外務省報道発表】
第2回日・スリランカ外務省高級事務レベル政策対話の開催

・両国は、国内・地域・国際レベルでの政策優先事項を議論、共通の利益目標の追求に協力していくと合意。貿易・投資・開発パートナーシップの強化に特に重点を置いた経済協力拡大に向けた主要分野を検討し、現在の関係のなかで協力をさらに強化すると合意。
・インド洋地域の法に基づく海上秩序の重要性を認識しつつ、多国間フォーラムでの海上協力と相互支援の強化に共同で努力を続けていくことを決定。

日本政府は、草の根・
人間の安全保障無償資金協力により、
「ムライティブ県におけるココナッツ油
精製施設整備プロジェクト」に
66,648米ドルの無償資金を供与。

このプロジェクトを通じて、
内戦の被害を受けた北部州内での
小規模ココナッツ油生産施設の
設立を支援し、住民の生計の向上や
伝統産業の技術強化に貢献する。

鈴木駐インド日本大使への、
日本・インド・オーストラリア・
アメリカの4か国の枠組み「クアッド」

に関するインタビュー。

【同大使の発言】
インドと日本は、インド太平洋地域でのクアッドを強化するため、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマー、モルディブなどほかの国でも協力している。
・クアッド4か国は、質の高いインフラの開発、海洋安全保障の強化、テロとの共同戦線、人道支援や災害救援分野の調整などで緊密に協力。
・(スリランカ政府がキャンセルしたコロンボ港東コンテナターミナル(ECT)開発プロジェクトについて、)日本・インド・スリランカの3か国政府はECT開発に関する協力覚書に署名した。三国間協力のこの枠組みは、全関係者に重要な価値があると考えている。

独立100周年となる2048年に
スリランカが高所得国となることを
目的に、中小企業支援を通じた
経済成長を目指す民間プロジェクト、
“Sri Lanka @100” は、
事業アドバイス支援の対象を
選定する第1ラウンドとして
将来性が高い7社を選定。

同プロジェクトはアメリカ政府が
支援しており、選定された企業に、
業務最適化、収益性向上、市場拡大
のスキルなどを提供。
年に2回、対象企業を選考。

【第1回選定企業】
DD Atukorala Group (Pvt) Ltd:中部ケガーレで100年近くの歴史を持ち、飲食店やファッション店へと成長、多角化。
Industrial Stainless-Steel Fabrications (Pvt) Ltdインド・ナイジェリア・トルコなど世界市場に高度なプロセス機械を供給。
InsureMe Insurance Brokers (Pvt) Ltdあらゆる保険をワンストップで購入可能、2020年 Stanford Seed Transformation Program に選ばれている。
Lanka Spice (Pvt) LtdMcCurrieブランドのスパイスと高付加価値品を製造・販売、オーストラリア・ヨーロッパ・中東・北米に輸出。
Randeepa Agrarian (Pvt) Ltd中部ポロンナルワに拠点を置く農機具メーカー、「働きがいのある会社」に認定。
Saaraketha Holdings (Pvt) Ltd生鮮食料品デリバリーでのスリランカ初の eコマースプラットフォーム、2,500人以上の農家と市場を結ぶ。
UHE Exports (Pvt) Ltdオーガニックティーバッグ Halpé Tea を製造、フェアトレードやハーブ品として輸出。

スリランカのポリティカルニュース

首相は国会で、
コロナウィルス感染により死亡した
犠牲者の遺体の埋葬が許可される
だろうと述べた。

カーン首相は2月23日〜24日、
スリランカを訪問予定。

パキスタン・カーン首相の
スリランカ訪問を前に首相が埋葬を

容認、と指摘する記事。

そして、、、
カーン首相は、首相の埋葬保証への
発言を歓迎するとツイート。

Kida
Kida

こうやって並べてみると、
ムスリムへの対応が
国内問題では済まない、
ということがよーくわかる。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

WFHも大変。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

タイトルとURLをコピーしました