経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年1月28日

アーユーボワン!

今日は毎月恒例満月休日。
ということでいつものとおり、、、
Spice Up さんの記事で!

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 60,694人(前日比 772人増)、
死者 290人(前日比 2人増)。

サクッと 60,000人超え。

今日1月28日(木)午前11時、
インドの支援による最初の
コロナワクチン50万セットが
スリランカに到着予定。
明日29日(金)から接種開始予定。

政府高官は、民間病院による
コロナワクチンの使用や摂取は
現時点では認められないと述べた。
コロナワクチンの重要性や機密性を
考慮した方針。

昨年1月27日に、中国人女性が
スリランカで最初のコロナウィルスへの
感染者と確認されてからちょうど1年。

オーストラリアのシンクタンクが
各国のコロナ対策の有効性を指数化した
「コロナ対策パフォーマンス指数」を発表。

トップはニュージーランド、
2位がベトナムで、、、
10位にスリランカ。ん、ホント???

スリランカのビジネスニュース

カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣の記者会見。

政府は、スリランカ経済の
ファンダメンタルズへの憶測払拭のため、
経済を管理、国際義務を果たしながら
成長軌道に乗せるべく、あらゆる
必要な対策を講じてきたと主張。

【同大臣の発言】
為替は、1米ドル = 185ルピー前後で推移すべきと考えている。マクロ経済状況からは、不要に心配する必要はなく、輸出業者には得た収益をルピーに変換するよう助言する。現在の困難ななか、我々は共に旅に出なければなないが、船を揺さぶろうとする者がいれば、中央銀行はまた管理措置を取らなければならなくなる。
・マヒンダ政権時の2014年に 1米ドル = 131ルピーだった為替が、前政権では、世界経済に混乱がない時期にも関わらず年率6.7%も下落、前政権終了時には 1米ドル = 181.63ルピーに達した。
 現政権はその後、コロナ危機で世界経済が減速するなかでも、2020年末時点で 1米ドル = 186ルピー、2.6%のみの減価にとどめている。中央銀行はさらに2.8億米ドルの準備金を補填し、経済全体が危機に陥らないようにした。
・インドや中国との通過スワップ取決め交渉は進展しており、間もなく最終決定される。
資金調達に向けて国際ソブリン債を発行できる状態ではあるが、これを避けて対外債務比率のバランスの是正を選択して、別手段で外貨を誘致する。
 国外労働者からの送金も、6%増の71億米ドルとなっており、来年までには10億米ドルの増加を期待。
国際通貨基金(IMF)の支援を求める意見があるが、IMFはまず要求するルピーの切下げが債務状況にどう影響するか、我々は理解している。スリランカに適した、利益をもたらす政策を検討している。

・スリランカは今年、25億米ドル以上の外国投資誘致を計画。コロンボ・ポートシティの管理運営法案がまもなく国会に提出される予定。
・コロンボ港東コンテナターミナル(ECT)は、スリランカ港湾当局が運営の管理を維持する。2019年にスリランカ・インド・日本の政府間でMOUが調印され、スリランカは国際協定を尊重しなければならない。
 ECTは特にインドをターゲットに、積替え貨物用に開発されており、インドとの協定は理にかなっている。船が来なければ意味がなく、インドのほか、技術支援を提供してくれる日本からもビジネスが来るだろう。

ガマンピラ・エネルギー大臣は、
エネルギー大手 Lanka IOC PLC (LIOC) 
の従業員にエネルギー政策を説明。

【同大臣の発言】
・大統領の政策声明「繁栄と輝きの展望」に沿い、スリランカをアジアのエネルギーハブとし、再生可能でクリーンなエネルギーの比率を高め、天然ガス探査の促進によってエネルギーミックスを改善する。
・ヨーロッパの環境規制 Euro VI に準拠した燃料を生産する製油所を新設・改修するほか、風力・太陽光発電を拡大し、再エネへと転換を進める。

コロンボ証券取引所(CSE)
2021年の年始から、世界でも
記録的な30%のリターンを達成。

・CSEによれば、2019年から新規証券取引口座が70%増加。2020年の売買高の79%を国内個人が占めた。
 一方で、Bloomberg 紙のデータは、海外投資家は2.7億米の株式を売却、退場していると示す。
・香港の資産管理会社 Robeco の専門家は、「為替安による輸出競争力の高まり、観光業支援、インフレ政策による株式など名目資産への追い風による」と述べる。
・2020年3月に、CSE株式インデックス(ASPI)は32%の急落。その後、中央銀行は金利引下げや流動性確保の対策をとり、政府は国際観光客受入れに空港を再開。
 CSEは、2020年の安値から2倍以上に上昇。コロナワクチンの確保も追い風に。
・一方、同専門家は、「現在のバリュエーションでは、景気と企業収益の改善が見られなければ、もう一段の上昇を目指すことはできない」と述べた。

Kida
Kida

連日、最高値更新が報じられる
コロンボの株式市場ですが、
今週は過熱を警戒する記事や
書き込みも出てきたかな。

1月27日(水)、コングロマリット
LOLC Holdings PLC の株価が25%上昇。
時価総額は

2,467億ルピー(約1,480億円)に、
John Keells Holdings (JKH) PLC
を抜いて首位に。
【参考】1月16日のニュース

LOLC の株価は連日最高値を更新。
2020年12月末時点の時価総額は
640億ルピー(約384億円)だったが、
2021年1月だけで 279% 増に。

・同社副会長のイシャーラ・ナナヤッカラ氏は、約85%の株式を所有。スリランカで10億米ドル相当の上場株式を保有している唯一の人物に。
【参考】1月25日のニュース
・同社は、カンボジアのマイクロファイナンス会社 PRASAC の売却益などにより、2020年度に過去最高の税引き後利益 192億ルピー(約115億円)を計上。
【参考】4月14日のニュース

Kida
Kida

この1か月で一気に。
Browns Investments PLC
も爆上げちぅ。
笑いが止まらんやろうなぁ。
ちょっとくれ。。。

銀行大手 Sampath Bank PLC は、
1株を3株とする株式分割を発表。

同社は、ダンミカ・ペレラ氏が率いる 
Vallibel One PLC が 14.95%を保有。
【参考】9月9日のニュース

Kida
Kida

負けられんでー!と。

コングロマリット
John Keells Holdings (JKH) PLC が
2020年第三四半期(10〜12月)決算を発表。

連結売上高: 前年同期比 5%減の 355.9億ルピー(約 213.5億円)
税引前利益: 前年同期比 51%減の 15.2億ルピー(約 9.1億円)

・連結売上高は前年同期比5%減だが、レジャー部門を除くと 5%増の342.3億ルピー(約205.4億円)。

【同社の発表】
・2020年10月からのコロナ危機第二波が企業活動の減速や消費者心理の悪化を招き、第三四半期のグループ業績を圧迫する結果となったが、2020年3月〜5月のロックダウンよりも著しく軽微であった。
グループ事業では、レジャー部門を除いて通常に近いレベルに回復してきたが、国内旅行には回復の兆しがまだ見られない。
・第三四半期に、Cinnamon Life(シナモンライフ)のオフィス棟と住居棟の適合証明書(COC)を取得。第四四半期以降に引渡しを開始可能に。

Kida
Kida

首位奪還へ
こっちも負けられんでー!

スリランカのポリティカルニュース

国連人権高等弁務官事務所は、
スリランカ政府と「タミル・
イーラム解放の虎(LTTE)」に対し
「人道に対する罪」と対象者の制裁の
ため調査と起訴を進めるよう勧告。

同高等弁務官は以前に、
「スリランカ治安部隊とLTTEの双方が
戦争犯罪と人道に対する罪を犯した
信頼に足る証拠がある」
との報告書を出している。

スリランカ政府はこれを否定、反発。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

おらっ、負けられんでー!

ストゥティ! (ありがとう!)

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