アーユーボワン!
保健当局によると、スリランカ国内の
2020年中のデング熱感染者数は
30,728人、過去10年で最少。
保健当局は主な理由として、
感染者が最多の西部州への移動が
コロナ危機により減少したと述べた。
日本でもこのシーズン、
インフルエンザ感染は
すごく低いですもんね。
この記事、感染数と時期の
記載がグチャグチャ、、、
保健省のウェブサイトで
感染者数とか確認して
やっと意味がわかった。
2020年の感染者数は、
保健省ウェブサイトの
数値を記載しました。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 46,248人(前日比 522人増)、
死者 219人(前日比 2人増)。
スリランカのビジネスニュース
1月6日(水)、スリランカを訪問中の
ジャイシャンカル・インド外務大臣は
大統領、首相、外務大臣と会談。
こちら↓、大統領のツイート。
大統領はジャイシャンカル・インド外務大臣と
会談。両者は、両国の相互利益の最大化に向け
二国間関係をさらに強化することで一致。
協力拡大分野として、
コロンボ港東コンテナターミナル(ECT)、
LNG発電所、住宅・道路建設、農業、
通信技術、代替電源開発などをあげた。
【大統領の発言】
・その効果を正確に評価した上で、インドが製造中のコロナワクチンの入手を希望。
・教育課程を修了した若者世代への職業訓練への支援を希望。
【インド外務大臣の発言】
・インドが製造中のコロナワクチンの供給にあたり、スリランカを優先する。
・代替電源としての太陽光発電の活用をインドは支援しており、今後もさらなる財政技術支援を提供する。
・モルディブはトラベルバブル方式で観光客を誘致し、多くのインド人が渡航。ニューデリーのホテルもインド人で溢れかえっており、彼らがスリランカを訪問するよう誘致できる。
インド・スリランカ・モルディブ・ネパールの観光産業の復興に向けた協議の実施に合意。
グナワルデナ外務大臣は
ジャイシャンカル・インド外務大臣と
会談。スリランカからインドに
コロナワクチンの提供を求めたほか、
インフラ・エネルギー・医薬品製造・
ホテル事業などへの投資を議論。
ジャイシャンカル・インド外務大臣が
共同記者会見でスピーチ。
インドのコロナウィルス感染者数は
急激に減少し、ワクチン接種も近づき、
次の四半期には本格的に経済回復を
果たしてスリランカにも有益な効果を
もたらすと述べた。
【インド外務大臣の発言】
・インドは隣国第一主義により、タイムリーな医療支援を通じてスリランカのコロナ対策への努力を支援してきた。インドからコロナワクチンを入手したいとのスリランカの関心を本国に伝える。
・インフラ・エネルギー・接続性(コネクティビティ)などの分野を含め、多くの提案を議論。これら提案の早期実施は明らかに相互利益につながり、スリランカの経済回復を加速させる。インド経済界はスリランカへの投資に強い関心があると強調する。医薬品製造特区や観光業などの重要分野を議論しており、早いフォローアップを約束する。
・インドは長年にわたりスリランカの和解プロセスを支持。民族調和を促進する包括的な政治的取組を支持する。
統一されたスリランカでタミル人の平等・正義・平和・尊厳を満たすことは、スリランカ自身の利益となる。憲法の修正第13条を含め、スリランカ政府が有意義な権限委譲を約束をしたことも同様。
・漁業を巡る問題では、両国の合同作業部会が開催され、未解決課題をオープンに議論。漁業者の早期帰還を期待。
【グナワルデナ外務大臣の発言】
・インドによるコロナ対策への支援に感謝。インド政府の「隣国第一主義」は、危機のなかの保健衛生部門と経済に非常にポジティブな影響を与え、スリランカ人の帰国送還を支援。
・スリランカは、様々な経済分野への投資強化により、経済復興と安定となるインドの協力を求めてきた。インド洋の沿岸国かつ緊密な隣国であり、防衛・安全保障、海洋漁業分野の問題も協議した。
ジャイシャンカル・インド外務大臣の
スピーチ全文、こちら↓。
インドとの関係の重要性が
伝わる報道量だなあと。
経済や投資面で具体的な
案件名は出ていませんが、
これまでのパターンでいくと
これから徐々に個別具体の
協力案件が出てくるんだろう
と思います。
インドからの渡航者も
受け入れるんだろうなあ。
コロンボ港東ターミナル(ECT)の所有権を
インド企業に譲渡する準備が進んでいるとの
主張や報道が出るなか、首相は国会で、
ECTの経営や所有権、その一部を外国企業に
譲渡するとは決定していないと述べた。
世界銀行 は
「グローバル経済概況報告」を発表。
スリランカのGDPを、
2020年に 6.7%縮小の後、
2021年に 3.3%回復、
2022年に 2.2%回復と予測。
中央銀行は、
2020年のGDPを 3.9%縮小と予測。
世界銀行は、2020年南アジア各国GDPは、
スリランカが 6.7%、モルディブが 19.5%、
インドが 9.6% 縮小すると予測。
【同報告書の概要】
・コロナ危機によりスリランカは、すでに高い状態にある債務難のリスクがさらに高まっている。
・南アジア全体のGDPは、2021年が3.3%、2022年が3.8%の成長を見込んでいる。
・製造業輸出(バングラデシュ)や観光業(ブータン・モルディブ・ネパール・スリランカ)など、外部成長源に依存する経済では、回復は特に緩やかなものになる可能性が高い。
バングラデシュでは、特に既製品のアパレル衣料部門が弱いままになると予測。
観光需要は落ち込んでおり、コロナ危機以前のレベルを大幅に下回る可能性が高い。
・一方で、国外からの送金は異常に好調。
首相は国会で、2020年第三四半期に
達成したGDPのプラス成長を活用すべく、
簡素化した税制を維持しつつ
財政均衡に注力すると述べた。
【首相の発言】
・スリランカ経済は、2020年第三四半期に1.5%の成長。通年では3.9%の縮小で、世界経済の平均では5%の縮小とされるなか状況は良い。
・政府が導入した返済猶予やその他の対策が、コロナ危機の影響を乗り切るのに役立ち、第三四半期の1.5%成長の原動力となった。
・コロナ危機で世界全体が混乱した時期に、政府はビジネス環境の改善と経済への支援に努めた。第三四半期には成長が回復しており、迅速な景気回復への支援を継続していく。企業が遵守しやすい簡素化された税制の維持に注力する。
世銀の数字だと
だいぶ違いますけどね。。。
1月6日(水)、コロンボ株式市場(CSE)
株式指数(ASPI)は 7,036.76。
前日比 0.9% 上昇、7,000ポイントを突破。
売買高は 70億ルピー(約42億円)超え。
1月6日(水)、新年最初の
短期国債オークション実施。
400億ルピー(約 240億円)を募集、
11週ぶりに全額落札。
<利回り>
3か月もの:4.71%、6か月もの:4.80%、12か月もの:5.05%
セラミック陶器製造の業界団体は、
現在税関が 35米ドルとしている
輸入陶器一式の評価額を100米ドルに
引き上げるよう、政府に要望。
【同業界団体の主張】
・現在、スリランカ税関が輸入陶器につけている評価額は、65kg以上のセラミック製の衛生陶器一式が 6,350ルピー(約3,810円)。この評価額は非現実的であり、安価な輸入品の流入が国内産業を蝕んでいる。
・国内需要に応える生産量が国内では不十分な一方、国内産業をサポートし、公平な競争の場を作ることが急務。評価額の改正による 2年間のサポートが得られれば、スリランカはセラミックタイルと衛生陶器産業の自給が可能になる。国内製造業者が競争力をつけ、粗悪品の国内への流入と巨額の外貨の流出を防止することができる。
・スリランカのセラミック陶器製造産業には2万人が従事。
国内生産を促進する政府の施策により、製造業者は生産拡大と新工場設立に200億ルピー(約120億円)近くを投資する準備がある。約2万人の新たな雇用の創出を想定。
輸入関税上げろ、と。
露骨やなー。
スリランカのポリティカルニュース
フェルナンド・ココナッツ・ヤシ・ゴム類
生産促進・関連産業製造輸出多様化
担当大臣は、コロナ危機により帰国を
求めるスリランカ人国外労働者の
帰国送還プロセスに、マフィアが
関与していると述べた。
同大臣は、マフィアは帰国する労働者を
送還リストに記載させたうえで、
政府運営の検疫施設の情報を当人に隠して
ホテルでの検疫をさせて、滞在費などを
帰国者に支払わせていると述べた。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
中森明菜さん的な。
ストゥティ! (ありがとう!)
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