アーユーボワン!
コロンボで、コロナウィルス陽性の女性が
四つ子ちゃんを出産。母子ともに健康。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 35,387人(前日比 650人増)、
死者 160人(増減なし)。
人口100万人あたり、
各国のコロナウィルス犠牲者数。
スリランカは 0.11人。
スリランカのビジネスニュース
今日は企業動向のニュースから。
コングロマリット LOLCグループ の
Browns Investments PLC は、
中国港湾工程(CHEC)との間で、
コロンボ・ポートシティでの
国際金融センター複合開発へ契約締結。
4.5億米ドルを投資、3.06haを開発。
契約の署名には、
首相と駐スリランカ中国大使が立会い。
・住宅用マンション1棟、サービスアパートメント1棟、オフィスタワー1棟、商業施設1棟を建設する計画。39階建、総床面積は16万㎡超。
・首相は「外国直接投資の誘致は政府の重要優先課題であり、この画期的なプロジェクトはスリランカのビジネスの再開を強く示す。世界中の投資家に、スリランカの戦略的立地と人的資源がもたらす多くの投資チャンスを手にしてもらいたい」と述べた。
ポートシティの開発・投資の
具体的なニュース。
LOLC と Browns Investments
はスリランカ国内での
ホテル買収を発表したところ。
攻めていますねぇ。
【参考】12月16日のニュース
コングロマリットSunshine Holdings PLCと
紅茶ほか複合企業Akbar Brothersグループは
ヘルスケア部門を統合。統合部門のうち、
Sunshine Holdings が72%を、
Akbar グループ が28%の株式を保有。
・Sunshine Holdings は1967年設立。医療器具販売・メンテナンスを祖業に、ヘルスケア・消費財・紅茶・農業・再エネなどで投資、事業を展開。
グループ会社 Sunshine Healthcare Lanka Ltd が医薬品の輸入販売を手がけ、ヘルスケア小売店「Healthguard」22店舗を展開。
・Akbar グループは、紅茶のトップ輸出企業の一つであり、発電・ヘルスケア・不動産開発・レジャーなどの分野を手がける。
グループ傘下に医薬品と医療器具の製造メーカーを有しており、これを統合部門に移す。
紅茶の輸出・商品製造を手がける
Regency Teas (Pvt) Ltd 社 は、
紅茶栽培プランテーションを経営する
Hatton Plantations PLC 社 の
株式10%を2.9億ルピー(約1.7億円)で購入。
Regency Teas 社 は、
紅茶の付加価値商品を製造し、
35か国以上に輸出している。
銀行大手 Hatton National Bank PLC は
大手コングロマリット Hayleys PLC への
総額85億ルピー(約51億円)にのぼる
複数の長期融資ファシリティの提供に調印。
スリランカ大手企業を中心に、
投資・出資・資金調達などの
ニュースがダダッと。
ここで攻める企業もあれば、
業界の再編への動きもあり。
アメリカ政府による支援、ミレニアム・
チャレンジ・コーポレーション(MCC)の
理事会がスリランカへの4.8億米ドルの
支援オファーの撤回を決定したことについて、
在スリランカ・アメリカ大使館が声明を発表。
「支援が撤回された資金は、
貧困削減と経済成長に支援を必要とする
他のパートナー国にあてられるが、
アメリカがスリランカの友人であり
パートナーであることに変わりはなく、
コロナ危機への対応や経済発展のために
今後もスリランカを支援していく」とした。
ラナトゥンガ観光大臣は、空港再開後、
観光客誘致策として、国際レベルの
スポーツ大会の開催などを含む
スポーツ観光の促進を検討すると述べた。
中央銀行は副総裁に、
フェルナンド氏とナナヤッカラ氏を任命。
・フェルナンド氏(左)は、銀行監督・通貨・外国為替・従業員積立基金(EPF)担当の総裁補佐を務め、銀行業界で30年以上の経験。彼女は銀行監督部門と為替管理部門のトップを歴任。
・ナナヤッカラ氏(右)は、公的債務・地域開発・金融消費者関係担当の総裁補佐を務め、中央銀行では27年以上の勤務。銀行の監督・規制、外貨準備管理・国際業務、公的債務管理などに従事。
カブラール金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
スリランカは国際通貨基金(IMF)による
救済を必要としていないと述べた。
【同大臣の発言】
・現在の状況、想定される歳入と国外からの資金流入を見ると、特に輸出は好調、国外からの送金もコロナ危機以前より好調であり、債務の管理は可能と確信。IMFに救済を求める必要はない。コロンボ・ポートシティへの投資コミットメントもあり、2021年には約25億米ドルの外国直接投資を見込んでいる。
・ほかの各国同様、金融緩和を実施しているが、スリランカルピーと金利は安定しており、今後数年の成長に向けて良い方向に進む。
・2021年に観光セクターが再開し、2019年実績の50~60%程度まで戻れば、スリランカ経済を助けることになる。
カブラール大臣の変わらぬ主張。
来年の観光が半分まで戻れば、、、
はちょっと厳しいかなぁ。
外国直接投資(FDI)獲得拡大の必要性と
スリランカの取るべき対策、可能性。
・2019年のスリランカのFDI誘致は 7億米ドル。ベトナムは400億米ドル。
低水準のFDIは、持続的な経済成長の深刻な制約となりつつあるが、重要な点は、FDIの量だけではなくその種類。輸出拡大や技術移転を伴って経済利益を急拡大させる投資を誘致できていない。
・政策改善は進められているが、民間投資にはまだ制約があり、制度強化による早急な是正が必要。
スリランカが6%の経済成長を達成するには、外国からの投資をGDPの30%程度まで増加させなければならない。
・スリランカ政治経済が安定していた時期には、FDIの流入はプラスであった。FDIは一般的に受入国に利益をもたらし、金融危機時に回復力を有することも実証されている。
・発展途上国の投資増加への最良の解決策は投資環境の改善。資本市場の改善、民間企業内ガバナンスの改善、スキルの向上、国際化、多国籍企業化を目指す必要がある。
・欧米諸国での低いリターンから、世界経済の成長の唯一の源泉となるフロンティア市場や新興国市場に、コロナ危機後にシフトするだろう。
スリランカ市場は、インフラ・労働者スキル・政策の一貫性・効率的な資本市場・投資を保護する持続可能な法的保証の提供・官民双方のガバナンス強化などを改善できれば、より多くの外国投資を誘致し、より早く発展する可能性がある。
・スリランカ投資委員会(BOI)は、シンガポール経済開発庁(EDB)など各国の投資誘致機関に対抗して競争力がある価値提案を出していく必要がある。
簡単ではない改善課題が山盛り。
でも腹くくってやっていくしか
ないですよねぇ。
中国から輸入されたサーモン缶詰に
ヒ素が含まれているとして、
スリランカ税関は 48コンテナの
受取を拒否、送り返しを開始。
こんなんで死んだり
苦しんだりしたくないわぁ。
勘弁してぇ。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
これは知らんかった。
ストゥティ! (ありがとう!)
コメント