経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年12月15日

アーユーボワン!

スリランカ国会議員スヌーカー選手権。

こんなことやって記事にしてる場合か。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 
33,478人(前日比 688人増)、
死者 154人(前日比 2人増)。

保健省発表のコロナ感染ハイリスクマップ。
「レッドゾーン」が拡大。

コロンボ市長は、年末年始祝祭シーズンの
コロナウィルス感染第三波を避けるよう
予防対策を取るべきだと述べた。

Kida
Kida

ダメだ、お強い化粧と
ド派手なアクセサリーに
しか目がいかない。。。

スリランカのビジネスニュース

2020年10月の貿易収支は
5.1億米ドルの赤字。
前年同月の 8.4億米ドルの赤字から
大きく改善した。
前年同月から輸入が 4.5億米ドル減少し、
輸出の減少額 1.3億米ドルを上回った。

・2020年1月〜10月の累積貿易赤字は、前年同期間の 64.5億米ドルから 48.5億米ドルに減少。
輸出は、コロナ危機第二波の影響により、特にアパレル産業で生産計画に混乱が生じて減少。前年同月比13.2%減の 8.5億米ドル。
・輸入は、原油価格下落や政府の輸入規制により、前年同月比24.9%減の 13.6億米ドル。燃料、中間財、投資財(輸送用機器・建材)や食料品・飲料など輸入が軒並み減っているなか、砂糖・油脂(主にココナッツオイル)・香辛料(主にチリ・コリアンダー)の輸入額は増加。

Kida
Kida

赤字額が減ったとはいえ
輸出が伸びているわけでは
ない、という現状。
これからが勝負、ですねぇ。

国外出稼ぎ労働者からの送金は、
前年同月比 3.9%増の 6.3億米ドル。

アルトガマゲ農業大臣は、
青果価格の不要な上昇を抑える
との大統領の指示に基づき、
農業省が生産農家から果物や野菜を
購入し、取引市場で販売事業者に
直接提供するよう成果物市場への
介入を計画していると述べた。

同大臣は、中間業者が大きなマージンを
とっている現状を終わらせ、
消費者と販売事業者の双方が
公正な価格を享受すべきだとし、
価格統制は青果物・米・卵・魚を
対象にすると述べた。

スリランカ輸出開発委員会(EDB) 
の新委員長にスレシュ氏が就任。

新委員長は、「40年以上に渡る
輸出向け中小企業経営の経験を活かし、
製品と市場を多様化し、スリランカの
輸出の拡大に尽力する」と述べた。

コロンベージ外務長官は
駐スリランカ・タイ大使と会談。
両国間の自由貿易取引に向けた
協議の再開を議論。

ウィーラワンサ産業大臣は、
スリランカ産品であることを示す
「Made In Sri Lanka」ブランドを
制定し、登録・審査を経た中小企業の
商品にロゴをつけて国内外での販売を
促進すると発表。

同ブランドでは、フランチャイズによる
国内外のモールや空港への出店、
安全な支払いゲートウェイの提供、
国内外への配送も可能な独自の
Eコマースポータルサイトを開設予定。

スリランカ国内の失業と雇用の状況、
食料価格への影響など。

・国勢調査統計局のによると、スリランカ国内の雇用者総数は、2020年3月の802万人から同年6月に798万人に減少した。43,446万人の雇用が失われ、そのうち女性が72%以上を占めた。
 一方、雇用の減少にもかかわらず、統計局発表の失業率は 2020年3月の 5.7%から同年6月は 5.4%へと低下。統計局は、雇用を失った人のなかに新たな雇用を求めていない人がいると仮定して失業者数を減少させている。
 2020年第二四半期中に雇用を失った人々を失業者に含めると、失業率は約7.5%となる。

・この間の産業・サービス部門での雇用減少(合計約 75,000人)を受け、農業部門の雇用が増加(約32,000人)。非農業部門で雇用を失った労働者の約43%が農業に吸収されたことを示す。
 しかし、農業部門の雇用者が増えても耕作面積を急増させることはできず、生産量も変わらない。その結果、労働者一人当たりの生産量が減少し、食料価格が上昇し、11月の食料インフレ率は10.3%に。
・一方、特に輸出加工区(EPZ)の製造業企業は、コロナ危機の経済縮小を利用して賃金を下げ、労働力の価値を下げている。これらの企業は、時間外労働賃金を準備せずに、1日12時間・週6日間のシフト勤務を労働者に強要している。非農業部門の労働者には、食料価格の上昇は不均衡となっている。
・スリランカでは、生産プロセスの科学合理的な組成ではなく、労働の長時間化と労働強度の増大が、ビジネスエリートによる利益向上の主要手段。

Kida
Kida

雇用を失った人、失業者、
非正規雇用者の増加が、
労働市場や食料価格に
悪影響を与えるとの視点。

コロンボ市内でも空店舗が
目立ち、以前に物乞いが
いなかった場所で物乞い
をする人が出てきたり。
低中所得層への影響は
これからさらに、
なのかもしれません。

スリランカのポリティカルニュース

大統領は、コロナウィルス感染により
死亡したスリランカ人ムスリムの遺体の
埋葬に、モルディブ政府に支援を求めた
と報じられている。

シャヒド・モルディブ外務大臣は、
スリランカ人ムスリムの感染者のため、
モルディブでイスラム教の葬儀を
実施する可能性を検討すると述べた。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

歯を食いしばれぇ!

ストゥティ! (ありがとう!)

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