経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年12月14日

アーユーボワン!

蜜よねー。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 
32,790人(前日比 655人増)、
死者 152人(前日比 3人増)。

首相は、国内で開発されている
コロナウィルス治療薬
(コロンボ大学推奨の治療法や
アーユルヴェーダ医師考案で話題と
なっているシロップなど)の有効性の
科学的調査を急ぐよう指示。

スリランカのビジネスニュース

国営スリランカ航空は12月18日から、
コロンボ 〜 シンガポール便を
週1便から週3便に増便、
コロンボ 〜 クアラルンプール便を
週1便(毎週金曜)運航。

Kida
Kida

観光客向けの空港再開を見据え
航空便も徐々に運行を再開。

First Capital Research 社の調査によると、
2020年7〜9月四半期の国内上場企業の
収益は、コロナ危機からの回復により
「スーパーセプテンバー」を迎え、
前年同期比61%増の
739億ルピー(約443億円)に。

・主に、食品・飲料・タバコ(前年同期比 +96%増)、運輸(同 +578%増)、資本財(同 +112%増)、素材(同 +154%増)が牽引。
・一方、消費者サービス(前年同期比 ▲32%)、銀行(同 ▲17%)、不動産(同 ▲37%)は低調。

中央銀行は、今後6か月間、
外国為替市場への圧力縮小を目的に
新規外国資金による場合を除き
国内銀行のソブリン債購入を停止。

現在、スリランカのソブリン債は
割引価格で取引されており、
購入した短期債が満期を迎えれば
大きな利益を生む。

各社の格付け等級の基準と
毎年のスリランカの格付け結果を
まとめた表がわかりやすいです。

スリランカ紅茶局(SLTB)は、
紅茶収穫量アップと品質向上を目的に
4.5億万ルピー(約2.7億円)を配分、
来年に茶樹 5,000万本を新たに植樹。

・スリランカの紅茶生産量はここ数年で、3.4億kg/年から 3.0億kg/年に大きく減少。
・セイロン紅茶取引業協会(CTTA)は、2030年までに、輸出額を30億米ドルに倍増、年間生産量を3.5億kgに引き上げる目標を掲げている。

カナダ・トロントを拠点とする 金融企業
Fairfax Financial Holdings Ltd 社創業者は、
スリランカの成長見通しに自信を持ち、
新たな機会を提供する特定セクターへの
投資の増加に前向きだと明らかに。

・同社は世界最大級の損害保険グループ。保険や資産運用を専門に、世界100か国以上で事業展開。
・同社は、スリランカのトップ優良企業 John Keells Holdings (JKH) PLC への大口投資家。
・同社はインドに約30億米ドルを投資。バンガロール国際空港を官民パートナーシップで運営、54%の株式を保有。また、ハイエンド旅行専門会社 Thomas Cook India を所有。
・この創業者はインド出身。22歳でカナダに移住し、1985年に資産1,000万米ドルで同社を設立、35年後の現在、運用資産400億米ドルのグローバル企業に。

【同社創業者の発言】
・スリランカの長期的な成長の見通しに心を踊らせており、他分野でのチャンスを探っている。
 関連会社を通じて電力供給に専門の知見を提供、世界的観光地となるスリランカに必要な近代国際空港のために広範なインフラ開発のなかで空港開発と管理を行っている。

・成長見通しの最大の要因は、スリランカの戦略的立地。
・もう一つの要因は、経済成長著しいインドとの隣接。インド経済は2.5兆米ドルから5兆米ドルに拡大、モディ首相のリーダーシップにより成長の拡大と加速の態勢が整っている。
 このような活況を呈する経済と市場が隣にあり、スリランカ経済が現在の850億米ドルから、今後5年間で1,500億米ドルまで成長する可能性がある。どれだけの恩恵を受けることができるか、想像して欲しい。
 香港や東南アジアが中国の大規模な経済成長により繁栄しており、インドが世界の主要経済プレイヤーに成長すれば同じことが起こるに違いない。
・現政権は2021年度予算で、一貫した税制、重要分野でのインセンティブ、中期的な財政赤字削減へのコミットメントを発表し、ビジネスと成長に寄与する政権。外部や地域の課題があるなか、官僚主義を縮小してビジネスのしやすさを改善し、外国企業や人材に門戸を開くことができれば、スリランカの急速かつ持続可能な高度成長は実現可能で、現政権には中長期的に6%以上の成長軌道に戻すチャンスがある。

・政府による輸入制限は、高コストのままで競争力を低下させたいのか、開放して健全な競争で競争力を高めたいのか、その間のトレードオフ。
 保護主義政策は長期的には成功しない。スリランカはオープンに最高の人材を取り入れるべきで、公平な競争の場を確保しなければならない。
・政府は、適切な政策、ビジネスのしやすさ、グッドガバナンスにより、国内経営者や企業の成長を促進できる。多くの国が成功させており、スリランカはその先を行く必要がある。インドのような急成長している巨大市場が隣にあれば、チャンスは指数関数的に大きくなる。

Kida
Kida

カブラール大臣以外で、
スリランカの経済成長への
ここまで前向きの期待を
久々に見ました。
自分好みの期待を含む、
でしょうが、この方は
南アジアに大きく期待と。

オーストラリアのトップ旅行紙・サイト
Escape は、旅行者・読者の投票による
世界の島のランキング
「World’s Best Island」を発表。
第1位にスリランカを選出。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

ムッチャ笑った。

ストゥティ! (ありがとう!)

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