アーユーボワン!
茶をシバきまくるしかない。
しかし、紅茶の国スリランカで感染激増。
茶葉から淹れる必要があるのか、
ティーバッグじゃあかんのかな。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 25,410人(前日比 878人増)、
死者 124人(前日比 2人増)。
1日あたりの感染判明数としては最大。
スリランカのアーユルヴェーダ医師が
コロナウィルス治療薬を開発。
感染者への投薬試験では前向きな結果が
出ており、保健大臣もこれに参加。
このニュースに対しての国民のツイート。
「イギリス政府はファイザー開発のワクチン
4,000万回分を発注しているなか、
スリランカの保健大臣は
「伝統医療医師」と自らを呼ぶ人間が
作ったミステリアスな薬を飲んでいる。
笑うべきか泣くべきか。。。」
スリランカのビジネスニュース
首相も、セイロン商工会議所の
年次経済フォーラムで講演。
【首相の発言】
・コロナ危機の影響から脱却し、スリランカが国民中心の開発に前進するために、経済と成長の課題に官民が共同で取り組む必要がある。
今後数年間がスリランカにとって決定的に重要であり、政府はスリランカの成長活性化のため、新たな革新的な政策を提供する。
・今、成長へと転換させて経済が軌道に乗せる次のフェーズへと移る時が来ており、2021年度予算の政策を活用して経済界は努力を強化する必要がある。
・外国送金や輸出からは回復は明らかだが、外国直接投資のレベルは不満があり、民間セクターもより多くの投資誘致に努力すべき。
・政府は、直面する多くの課題のなかで改善して成果をあげてきた。民間セクターも同様に、スリランカ経済の若返りをリードすべき。
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣も講演。
【大臣の発言】
・今こそ成長に向けて動くべき時であり、適切な政策を適切なタイミングで実施する必要がある。
・民間セクターが成長のエンジンであり、我々は頼りにしている。政府は民間セクターが動く環境を作り、一貫した法律を整備し、民間セクターが活動しやすい税制を準備。政府はビジネスのしやすさの指標の改善に取り組む。
・大統領のマニフェストでは 6.5%の成長を目標としている。困難な課題であるが、スリランカに必要な成長であり、GDPを毎年、確実に上昇させなければならない。残念ながら過去5年間は停滞し、2014年に終わった時点からの再スタートとなった。不平不満でなく、これが現在の状況。
・マクロ経済のファンダメンタルズと債務を注視する必要がある。現在、対GDP比債務が 100%に近づいており、75%まで戻す必要がある。インフレの維持、貧困への迅速な対策、雇用創出、ルピーの安定が必要。
・経済は、国民に寄り添いながら、事業や開発プロジェクトは投資によらねばならない。政府は投資環境の改善が必要だと明確にしており、コロンボ・ポートシティ新法は投資家保護などを規定。効率性と生産性を常に改善せねばならない。
・課題はいつもあり、コロナ危機ですべてが行き詰まるとは考えられない。新しい方法を見つけなければならない。革新する人は報われる。チームで取り組まねばならない。
昨日ご紹介した大統領と
中央銀行総裁に続き、
首相とカブラール大臣の
講演内容。民間の奮起を
促す点は一貫。
参考:12月2日のニュース
12月2日(水)短期国債オークション実施。
400億ルピー(約 240億円)を募集、
343億ルピー(約 206億円)を落札。
スリランカ政府は財政赤字を埋める
資金調達に前例がない規模の紙幣を増刷。
中央銀行総裁は、
現代貨幣理論(MMT)を活用と発言。
参考:12月2日のニュース
<利回り>
3か月もの:4.65%、6か月もの:4.76%、12か月もの:5.00%
そんなMMT理論、ちょうどTLに出てきた。
全世界が認めつつある、と。
スリランカが率先して実行。
むしろ実験(新興国で)。
今日12月3日、コロンボ株式市場(CSE)
は創設35周年を迎える。
記念セレモニーをライブストリーミング。
大統領府長官は財務省に、
電力部門の規制当局 The Public Utilities
Commission of Sri Lanka (PUCSL) の
閉鎖プロセスを開始するよう通達。
予算案の国会審議で、PUCSLと
セイロン電力公社(CEB)の双方の
設置法を見直す見込み。
セイロン商工会議所の年次経済フォーラム
で、観光業界幹部は、冒頭の講演で
大統領が外国人旅行者への国境再開に
向けた前向きなシグナルを発したと歓迎。
【大統領の講演での発言】
・コロナ危機により主要観光セクターが最悪の打撃を受けている。
・観光はスリランカ経済に大きく貢献。同業界のリーダーたちは医療界とともになって、できるだけ早い観光再開の計画を立てなければならない。
・この計画では、観光客が保健ルールを遵守しつつスリランカでの楽しい滞在を可能にしなければならないが、一般国民とは隔離する必要がある。受入人数が制限されるなか、最低限の滞在期間で高額を支出する観光客を誘致し、観光産業の収益を最大化、経済全体に利益をもたらす必要がある。
・スリランカをハイエンド観光客の旅行先として位置づけられれば、長期的にはより高い収益につながる。
大統領の講演での発言もあり、
空港再開は近いかもしれない。
が、、、運用としては2週間の
ホテル内滞在が必要なので、
出張や在住者の帰国などへの
活用は依然厳しいですね。
中国建築(China State Construction
Engineering Corporation Ltd (CSCEC))
は、アジア開発銀行(ADB)が支援する
マハウェリ水道投資計画で整備予定の
トンネル建設事業(27.7km)を受注。
最古のコングロマリットの一つ
George Steuart & Company Ltd 社 は、
紅茶関連製品の生産と輸出を手がける
HVA Foods PLC 社 株式の過半数を取得。
HVA Foods 社は
紅茶ブランド “Heladiv” を展開し、
紙パックやペットボトルでの紅茶商品など
汎用性の高い付加価値紅茶製品を生産・販売。
George Steuart は残りの株式取得を進める。
スリランカのポリティカルニュース
バシル・ラージャパクサ 経済復興・
貧困撲滅タスクフォース議長に
課されていた海外渡航禁止令を解除。
同禁止令は、コロンボ東方の
ガンパハ県ドンペでの不動産所有
に関し課されていた。
ラトワッテ宝石・宝飾関連産業担当大臣を、
刑務所改革・囚人リハビリ担当大臣に任命。
両大臣を兼任。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
グダグダが過ぎる。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
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