経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年11月29日

アーユーボワン!

月次でやってまいります、満月記念日。
今月の満月はこちら!
ということでいつものとおり、、、
Spice Up さんの記事で!

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 
22,988人(前日比 487人増)、
死者 109人(前日比 2人増)。

コロンボ市内ほか隔離が続く区域のうち、
一部地域の隔離を明日朝解除。

スリランカのビジネスニュース

大統領は、海上安全保障協力に関する
三国間国家安全保障ハイレベル会議への
出席のため、コロンボを訪問中の
ドヴァル・インド政府安全保障顧問と会談。

【大統領府の声明】
・インド・スリランカの安全保障協力、インド洋地域の平和と安全の維持、スリランカのインフラ開発を議論。
・双方は、インドの援助を受け開始されたインフラ開発プロジェクトを迅速に完了すべきと一致。
・ドヴァル顧問は、インドは、スリランカの経済成長に貢献できる新たな分野に投資していきたいと表明。

同顧問は首相とも会談。
コロナ危機により南アジア地域が被った
経済への打撃を克服する共通の対策を
見出すよう地域内で
議論開始を要請。

【首相府の声明】
・同顧問は、「コロナ危機により中東ほかへの出稼ぎ労働者が雇用を失い、南アジア地域すべての国に悪影響を与えたが、経済・社会開発は継続しなければならない」と指摘し、地域内の議論においてラージャパクサ首相がイニシアチブを取るよう提案。
・首相は、スリランカ北部・東部に加えて丘陵地住民へのインド政府による住宅提供支援を高く評価し、南部への拡大を要請。
 また、モディ首相が開始したインド全土での飲料水整備事業を評価し、スリランカでの同様のプロジェクトへの支援を要請。

ラナトゥンガ観光大臣は、
コロナ危機第二波を適切に制御し、
観光客受入れに国境を開くことが

できれば、観光セクターは
6か月以内に復活すると述べた。

【大臣の発言】
・2021年度予算では、新たな観光地・旅行目的地の発掘に予算を配分。地方からの提案により、3,000の旅行目的地を発掘していく。コロナ危機後のノーマルな状態に戻った後、観光客がこの場所を訪問するよう期待。中部ダンブッラとポロンナルワを観光地として整備し、観光客がより長い日数を過ごすよう望んでいる。
・過去に観光客がトラブルにあった不幸な事例があり、観光専任の警察高官を任命。
・コロナ対策について、国内ホテルへの観光客の信頼構築のため、各ホテルに証明書を発行する仕組みを開始。
・ホテル部門での労働者への訓練、国内・外国人の雇用に予算を割当て。

外国人旅行者への国境再開検討に向け、到着時の14日間の義務検疫期間、または厳格なトラベルバブル、のいずれかによる観光客の受入れを提案している。
 保健大臣との協議を経て、これが最終決定されるよう期待。
・コロンボ・バンダラナイケ国際空港の再開について、空港は国外在住スリランカ人の国内送還にはオープンしているが、観光客にはまだ再開していない。空港の観光客への再開は、広範な対策を策定のうえ保健当局がこれを承認した後になる。

Kida
Kida

空港の再開、観光・出張の入国は
まだ進展がないように読めます。
第二波、痛いですねぇ。

イギリス Telegraph 紙による
そんなスリランカを訪れるべき、23の魅力。

海、自然、野生動物、寺院、ホテル、
紅茶、カニ、鉄道、ほか続く。

西部州の廃棄物管理局と道路開発局、
AGC Innovate (Pvt) Ltd 社は、
プラスチック廃材をアスファルト原料に
転換し、高速道路建設に利用。

スコットランドGlasgow Caledonian大学は、
スリランカの再エネ発電拡大のため、
同分野の労働者の能力向上を支援。
EUによる 100万ユーロの支援を受け、
再エネ事業の設計・運営・維持管理の
スキルを指導し、エンジニアや
プロジェクトマネージャーを養成。

コロンボのシンクタンク
Institute of Policy Studies (IPS)は、
スリランカ国内の総雇用人口のうち
68%は非正規雇用であり、
コロナ危機により、

民間セクターの労働力の約75%、
または 150万人が貧困に陥る危険が
高いとする調査を発表。

これらの労働者には、
社会保険や有給休暇など正規雇用者への
基本的な保護がなく、病気で働けなく
なった場合にも代替収入がない。

市場調査企業 IDC 社によると、
スリランカ国内携帯電話市場で、
Xiaomi が市場シェア第2位に浮上。
同社は2018年にスリランカで事業を開始、
2020年第三四半期のシェアは16.
9%、
同年第二四半期比で売上は 3倍に。

Kida
Kida

シェアトップは Samsung。

スリランカのポリティカルニュース

「ポリティカルニュース」ではないですが、
社会ニュースを 2本。

北部州に多教会の紹介。

・セイロン教会は200年前からジャフナを中心とした北部地域で活動。
・ジャフナから52km離れたパライ村の教会では、礼拝の活動をしつつ、教会の庭で女性に機織りを教える職業訓練により、地方農村の女性に力を与えた。
 内戦により閉鎖された時期もあったが再開。幼稚園の運営、住民への水の供給のために貯水タンクに土地を提供、伝統医療促進のためにアーユルヴェーダ病院建設に土地を提供するなど、地域に貢献している。

中部サバラガムワ州ケガーレ県の山間部で、
男性がバイク移動図書館を運営。

・紅茶産地の山間部の泥道をバイクで走り、「本と私」と名付けたプログラムで、僻地貧困家庭の子どもに本を届けている。
・運営者によると、絵本すら見たことがなかった子供たちもいたが、子どもたちは熱心で、いつも新しい本を待っている。約3,000冊から持参し、男の子はシャーロック・ホームズなどの探偵小説、女の子は青春小説や伝記を好んで読む。
 運営者は、受験中心の教育を受ける子どもに、社会の見方や視点を変え、想像力を広げるよう何かしたかったと述べている。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

波平さん、54歳。
アラフィフ、だと同じかー。

ストゥティ! (ありがとう!)

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