経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年11月25日

アーユーボワン!

へえぇぇぇぇぇ。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 20,967人(前々日比 796人増)、
死者 94人(前々日比 7人増)。

*増加数は2日間分です。

コロナ対策タスクフォースは、
スリランカ国内のコロナウィルスの
蔓延レベルは「アラート3」と報告。

・アラートレベルは 4段階で、高警戒レベルから 2番目。
複数の感染クラスターが発生しているレベルが「アラート3」
 全国に感染が拡大し、特定クラスターの境界がわからなくなると最高レベルの「アラート4 」に。
参考:11月7日のニュース

イギリス・オックスフォード大学での
コロナウィルスワクチン研究に、
スリランカ生まれの医師が参加、貢献。

Kida
Kida

オックスフォード大学は
イギリス・アストラゼネカ社
とコロナウィルスワクチンを
開発中。

参考:
英オックスフォード大の
新型コロナ・ワクチン、
有効率70% 安価で
保管しやすい利点(BBC)

警察はこれまでに、
コロナ対策の保険ガイドラインの
違反により588人を逮捕。
177人はドローンの情報を受けた逮捕。

スリランカのビジネスニュース

全国消費者物価指数
(NCPI、2013年=100)の
2020年10月の総合インフレ率は、
前月の 6.4% から 5.5% に低下。
食品価格の変化が主な要因。

食料品インフレ率が
前月の 12.7% から 10.6% に減少、
非食料品インフレ率が
前月の 1.4% から 1.5% に上昇。

格付け機関 Moody’s Investors Service は、
スリランカは、輸入規制の影響と
財政再建の見通しの悪化により、
2021年に目標としている
歳入額を得られる可能性は低く、
2020年中の債務40億米ドルの
再編は困難となるだろうと発表。

【同社の発表】
歳入面では、2020年比28%増の予算が計上されたが、主に商品やサービスへの税金と対外貿易の堅調な伸びに起因しており、達成される可能性は低い。
企業や消費者の信頼感が依然として低迷し、建設や製造業などに影響を与える輸入規制が続いていることから、内需も低迷が続く可能性が高い。予算による景気押上げは限定的の見込み。
・低成長と昨年12月の付加価値税減税により、スリランカの税収は、2016年のGDP比約14.1%から2020年には同9.5%まで落ち込んでいる。
・政府はGDP比での財政赤字の目標を、2021年は8.8%に、2025年には4%、GDP比での債務残高を75.5%にすると設定。しかし、財政悪化と景気回復の遅れから、2023年まで赤字はGDP比8%を超えると予想される。これにより債務残高は、2020〜21年期にはGDP比約100%まで増加ると予想。
 財政健全化の見通しが悪化した場合、政府の資金調達能力、2021年に約40億米ドルに達する年間対外債務返済への借入方法を狭める可能性。この借入の必要額は2025年まで高水準のまま。

スリランカ港湾当局(SLPA)は、
コンテナヤードで積み残された
滞留コンテナの解消にはまだ時間が
かかるが、船舶運営は正常化したと述べた。

【SLPAの発表】
・コンテナヤード内に滞留したコンテナにより、ターミナル間のトラック輸送では遅延が発生。1日平均約2,500個のコンテナを処理するが、人手不足によりこれが1,000個まで落込み。しかし、23日には合計5,000個を処理。滞留コンテナの処理に多くのマンパワー24時間体制で配置。
・ほとんどが積替コンテナである、ターミナル間の滞留コンテナの処理には、少なくともあと1週間はかかる。
・船舶整備は正常に戻り、アイドリングしている船舶はない。

・しかし、コロンボ港国際コンテナターミナル(CICT)に4隻が、ジャヤ・コンテナ・ターミナル(JCT)と南アジアゲートウェイターミナル(SAGT)に6隻が、停泊を待っている。

財務省によると、
国営セイロン電力公社(CEB)
2020年1月〜8月までの累積損失は
317億ルピー(約190億円)となり、
前年同期間の損失 854億ルピー
(約512億円)から大幅に減少。

・同期間の収益は、前年同期間比 ▲2.3%の1,580億ルピー(約948億円)と減少したが、直接発電コストが同 ▲22.7%の1,253億ルピー(約752億円)に減少。
・発電単価(kwhあたり)は、燃料費の下落、水力発電と石炭火力発電の増加により、前年同期間の 23.61ルピー(約14.17円)から 20.63ルピー(約12.38円)に削減。

コングロマリット Hemas Holdings PLC 社
カストゥーリ・グループCEOは、
南部ハンバントータで承認された
医薬品製造投資特区に、
外国人投資家の誘致が必要と述べた。

【同CEOの発言】
・世界の多くの国が医薬品の自給率向上を重視しているなか、スリランカには、高品質の原材料サプライチェーンの確立に必要な内部経済規模・高額な研究開発資金・大規模な医薬品製造に必要な専門知識が不足しており、より現実的な対応が必要。
・医薬品専用の製造投資特区は良いが、それだけでは不十分で、輸出を目的とした外国投資を誘致しなければならない。
 グローバル規模の医薬品製造には規模の経済が必要であり、スリランカのような小国での実現は非常に難しいが、問題の特定により解決策を見出すことは可能。台湾やイスラエルは、品目を厳選して輸出対象とすることに非常に長けていた。
・Hemas社は、2021年度政府予算が提供するインセンティブを受け、積極的に拡大を検討するが、企業は適切な法的・規制的枠組みを必要としている。

エストニア発のライドシェア企業、
Bolt が南アジア初の進出先となる
スリランカでサービス提供を開始。

・同社は低価格の移動と運転手の満足にコミットしており、同社プラットフォーム利用によるを手数料を運転手から徴収しないこと、最低6か月間は競合他社よりも20%低い運賃を提供すると発表。
・現在、同社のサービスはコロンボ市内でのみ利用可能。
・同社は2013年にエストニアで創業したユニコーン企業。
 現在は35か国以上の150都市でグローバルに事業を展開、3,000万人以上の乗客と100万人以上の運転手が利用。フードデリバリー、e-スクーターや電動バイクを使ったマイクロモビリティサービスを提供する都市もある。

Kida
Kida

新たならライドシェア企業が
まだまだあるんだなあ、と。
どんだけ安いのか期待!
UBERPickMe とガチンコで。

ヒルトンホテルグループは、
南部ウィーラウィラに
「DoubleTree by Hilton Weerawila Rajawarna Resort」
をオープン。

78室のリゾートホテル。
KDU Adventures Ltd 社が所有し、
ヒルトンがスリランカ国内で
運営する3つ目のホテルに。

スリランカのポリティカルニュース

大統領府は、新設する公安大臣に、
ウィーラセカラ州議会・地方政府
担当大臣が就任すると発表。
その所掌には、コロナ危機対応、遺跡保護、
コロンボへの投資、ポートシティなどを含む。
同氏は海軍出身の退役軍人。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

北斗の拳風、ヒデブ。

ストゥティ! (ありがとう!)

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