アーユーボワン!
「1」が並ぶ今日、11月11日。
なんかゴロと縁起が良い、のかも。
知らんけど。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 14,715人(前日比 430人増)、
死者 41人(前日比 5人増)。
政府は、コロナウィルス対策基金に
寄せられた寄付金の使途を発表。
寄付金額は 10月末時点で
16.7億ルピー(約10.0億円)に達し、
これまでに、そのうち 24%にあたる
4.0億ルピー(約2.4億円)を
PCR検査ほかのコロナ対策に配分。
スリランカのビジネスニュース
インド政府は、救急病院の救急車サービス、
住宅建設などの特別開発プロジェクトに
6億ルピー(約3.6億円)を支援。
首相立会いのもとMOUに署名。
政府は、首都スリ・ジャヤワルダナプラコッテ
のラージャギリヤ〜ナワラ運河をまたぐ
新橋梁の建設計画を承認。
総工費約17億ルピー(約10億円)。
政府は、南部ハンバントータでの
医薬品製造特区設立を承認。
400エーカーの土地に近代設備を備え、
グローバル製薬企業の誘致を目指す。
・「戦略開発プロジェクト」に指定し、投資家に対して税優遇など可能なインセンティブを提供する想定。
・第1フェーズとして、200エーカーの土地に医薬品製造企業20社を、第2フェーズで残り200エーカーの土地にもう20社を設立する計画。
・スリランカ投資委員会(BOI)が必要なインフラを提供。
報道されているだけでも
すでに2つの製薬工場が新設、
稼働を開始していますが、
ハンバントータに製薬特区。
政府は、南部マータラ県のガンダラ
およびデヴィヌワラの漁港建設について、
ゼネコン大手 RR Construction (Pvt) Ltd
と Senok グループの合弁との契約を承認。
総工費 53.6億ルピー(約32.2億円)。
運輸当局は、バス運賃の 20%値上げを承認。
座席数に応じた輸送乗客数とするよう
求めていることに対応したもの。
最低バス運賃は、12ルピー(約7円)から
14ルピー(約8円)に。
政府は、国内での米価格の上昇を受け、
政府機関 水稲販売委員会 が在庫で保有する
米を市場に出すことを承認。
政府は米の小売価格の上限を決定したが、
(サンバ米 94ルピー(約56円)/kg、
ナドゥ米 92ルピー(約55円)/kg など。
参考:11月5日のニュース)
野党は、農民は指定価格での販売を拒否、
市場供給の不足を引き起こしていると指摘、
市場での実売価格は
サンバ米 125ルピー(約75円)/kg、
ナドゥ米 105〜110ルピー(約63〜66円)/kg
で、政府の対応は無意味と批判していた。
政府は、砂糖の小売価格の上限額を決定。
個包装品は 90ルピー(約54円)/kg、
量り売り品は 85ルピー(約51円)/kg。
ごくわずかに見えますが、
バス運賃の値上げ。
食料品価格の上昇を抑える
動きのニュースも続き、
一方では雇用の問題があり、
一般市民の生活には影響が。
政府は、国内企業への原材料供給のため、
スクラップメタルの輸出の禁止を決定。
銅・アルミニウム・ステンレス鋼・
高炭素鉄・真鍮・錫・アルミニウム塊・
亜鉛塊のスクラップ品の輸出を制限。
スリランカ商工会議所は、
スリランカ企業が世界のバイヤーに
自社製品やサービスをアピールできる
B2B での輸出販売支援プラットフォーム
www.fromSriLanka.com を運営。
・紅茶・ゴム・ココナッツ・スパイス・アーユルヴェーダ商品から、アパレル・宝石・ソフトウェア開発まで、900種以上の製品・サービスの情報を提供。
・ワンストップのプラットフォームとして、数千ユーザーとなるスリランカの製造・輸出業者を、何百万人ものグローバルのバイヤーとつなげると期待。
アリババとかにドン、
と出せると早いか?
と思いましたが、それだと
中国だけになってしまうか。
大手コングロマリット Hayleys PLC は
2020年第二四半期(7〜9月)の決算を発表。
上半期(4〜9月)の税引前利益は
55.2億ルピー(約33.1億円)となり、
過去最高の利益を計上。
連結売上高: 前年比 11%増の 586.6億ルピー(約 352.0億円)
税引前利益: 前年比 270%増の 43.5億ルピー(約 26.1億円)
・除菌洗浄・手指保護での製品需要に対応し、生産能力拡大、製品ミックス改善、サプライチェーン管理、継続的なコスト改善に努めて同部門の収益が向上。
・消費者・小売事業で販売促進と効率化を進め、農業・繊維・プランテーション部門も成長。
・レジャー部門は引き続き赤字。
・同社会長は、輸出向け事業が現在の成長の勢いを維持すると予想しており、次の四半期に大幅な収益成長を実現できると確信していると述べている。
タバコ製造販売国営企業
Ceylon Tobacco Company PLC 社 は
2020年第二四半期(7〜9月)の決算を発表。
5月中旬以降、全土での経済活動が再開され、
コロナ危機以前の水準に戻る回復を示した。
関連する政府税収は、前年同期比 28%増の
335億ルピー(約201億円)に。
連結売上高: 前年比 26%増の 445.9億ルピー(約 267.5億円)
税引前利益: 前年比 13%増の 85.3億ルピー(約 51.2億円)
11月9日のニュース で
スリランカのタバコ産業と
税収の記事を紹介しました。
駐スリランカ・ドイツ大使のインタビュー。
スリランカとドイツ・EUとの関係。
・ドイツ・スリランカ貿易は、スリランカにかなり有利、つまり輸出黒字がある。
ここ数か月で、ドイツの対スリランカ輸出は前年比 50%も激減。アジア太平洋地域全体へのドイツの輸出は11%のみの減少であり、スリランカの輸入規制の大きな影響は明らか。
ドイツは現在、スリランカへの輸出額の2倍以上の商品・サービスをスリランカから輸入。二国間貿易は一方的になりつつあり、懸念材料に。
・ドイツによるスリランカへの国際協力の歴史は1956年まで遡る。現在、職業訓練・中小企業振興・生物多様性・再エネ・国民和解の分野で協力。
特に職業訓練支援が二国間協力の旗印となっており、1959年にモラトゥワに設立したセイロン・ドイツ技術研修所が成功例。ドイツ政府は、2024年までに職業訓練分野に総額4,500万ユーロを投資予定。
・EUは 4.5億人のを有する世界最大の市場。過去25年間で、スリランカにとってEUは第二の輸出市場に。EUとの間でのスリランカの貿易黒字は10億ユーロ超。
特恵関税制度 GSP+ を通じ、EUは約7,000品目に免税措置を与えている。GSP+ はスリランカにメリットをもたらしているが、その潜在能力はまだ十分に活用されていない。魚、アパレル、紅茶、タイヤ、宝石、自動車部品などの分野が成長。
・ドイツの投資家は、要求は厳しいが誠実なパートナーだと評判が高い。事前検討が厳しく誘致は簡単ではないかもしれないが、一度投資を約束すれば長期投資を前提とし、資本とノウハウの共有を通じて相手国の発展に持続可能性をもたらす。
・スリランカはドイツ人投資家に魅力的な投資先。アジア太平洋地域でのビジネスに最適な立地、地域の貿易ハブとして発展のチャンス。教育は良好、国内生産品の高い質、環境基準の整備と遵守なども評価。
一方で、世界銀行による「ビジネスのしやすさランキング」では、スリランカは190か国中99位、「契約の執行」の分野に明らかな弱点。ドイツのビジネス関係者は、信頼性が投資の鍵と言い、この弱点を克服する必要がある。
・国内産業の過度な保護、輸入品に国境を閉ざすことは、投資先の魅力を高めることにはならない。
ドイツ人投資家の期待は、外国人への公平な競争の場(国内企業への差別がないこと)の確立と保護、一貫した税制、国際規則や規制の信頼ある適用。
国際ルールの適用を望む例として、ドイツ人投資家は、「信用状統一規則 UCP600」の厳格な適用を希望。
・スリランカと中国の関係についてコメントする立場にはないが、ドイツ政府は新たに「インド太平洋政策ガイドライン」を策定。この地域の主な利益として、開かれた海運航路、開かれた市場と自由貿易、地球環境の保護、非覇権主義をあげている。
背景にある2つの事実として、経済的にも政治的にもアジアの重要性が高まっていること、アメリカと中国の戦略的な競争が激化していることがある。ドイツは、将来の国際秩序の形はインド太平洋で決まると確信。
・イギリスとスリランカの関係が Brexit でどう影響を受けるか、コメントできる立場にないが、Brexitによってスリランカに対する EU の確固たるコミットメントが変わることはないと確信。
スリランカのポリティカルニュース
アマラウィーラ環境大臣と
ランブクウェラ内閣報道官は、
コロナウィルス感染で死亡した
イスラム教徒の埋葬の可否について、
保健当局の承認が得られれば
埋葬に反対しないと述べた。
一方保健当局は、コロナウィルスの
犠牲者を火葬する現行手順の変更は
まだ決定されていないと述べている。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
確かに強そう。コワモテで偏ってるなあ。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
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