アーユーボワン!
最近、変な日本語をプリントした
Tシャツをコロンボでもちょいちょい
見るようになりました。日本語が
かっちょいいと思われているのかは不明。
現場からは以上です。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 9,205人(前日比 335人増)、
死者 19人(増減なし)。
西部州全域で、今日 10月29日(木)
深夜12時(10月30日(金)0時)から
11月2日(月)午前5時まで外出禁止令発令。
本日まで外出禁止令が発令されていない
地域は、2日(月)に外出禁止令を解除。
これまでに外出禁止令が出ていた地域は、
新たな通知があるまで外出禁止を継続。
軍高官は、大量の PCR 検査に対応していた
検査機器が故障、検査拡大に影響が出ており、
修理可能な外国人専門家の明日の到着を
待っていると述べた。
スリランカのビジネスニュース
ポンペオ・アメリカ国務長官が
スリランカを訪問。大統領と会談。
【両者の合意】
・経済発展を中心に議論。
・国際場裡での人権問題への取組への協力に合意。
・両国間で確立済の防衛協力のさらなる強化に合意。
【大統領の発言】
・スリランカは内戦後の復興への努力にて中国の支援を受けてきたが、「負債の罠」にはまってはいない。
・スリランカは融資への依存を減らしたく、外国からより多くの投資を誘致して経済を発展させたい。外国からの投資を妨げる官僚的な障壁の除去に着手。
・スリランカには農業分野での大きな開発に必要な要素があり、農業部門近代化にアメリカの協力を求める。
・外交政策は中立に基づいており、歴史・文化・開発協力などの関係を優先。どのような状況であれ、外交関係においては、国家の独立性・主権・領土の完全性には妥協しない。
・麻薬密売対策に沿岸警備隊を強化する必要がある。(国務長官は、アメリカが支援できると回答。)
【国務長官の発言】
・アメリカはスリランカと緊密に協力し、高レベルの経済発展の達成を引き続き希望しており、スリランカへのアメリカからの投資促進を重視。
・アメリカはインド洋が平和な地域であり続けるよう望んでおり、スリランカとインドのこれまでの友好的な関係に満足。
ポンペオ国務長官は記者会見で、
アメリカはスリランカに、
民主主義的価値観と主権の行使
というビジョンを提供しているが、
中国が提供しているのは
「異なるビジョン」だと述べた。
【国務長官の発言】
・持続可能な開発とともに、スリランカ国民が主権と独立を手にすることを望んでいる。アメリカは友好的パートナーとして、まさにそれを提供していると考える。
・民主主義国家には共通の価値観がある。民主主義国家が、自由な航路、貿易の可能性、行きたいところどこへでも行けるようにするビジョンを共有。これらは、スリランカの人々がアメリカと共有するビジョン。
・アメリカは、あらゆる信仰を持つ人々が「人権が尊重される平和な国」でともに生きることを望む。
ラージャパクサ大統領は昨年の勝利演説で、自分に投票した国民だけの大統領ではなく、全国民の大統領であると述べ、両国が前進するなか、アメリカはこのことばが真実であるよう期待。
・スリランカが、説明、正義と和解の促進に取り組むとの公約を果たすよう期待。
ポンペオ国務長官はコロンボにて、
中国共産党政権を「略奪者」と表現。
駐スリランカ中国大使館はSNS上で反発。
事前に公表されたスケジュールでは、
ポンペオ国務長官は首相と会談を予定して
いたが、大統領との会談などにも首相は
姿を見せず。理由は明らかにされていない。
大国がスリランカに関心を寄せるなか、
スリランカに有利な展開を実現すべく
どう動くかの論考。
・日本・アメリカ・オーストラリア・インドが参加する「クアッド」と中国の台頭から、スリランカへの注目が高まっている。
この段階でスリランカに重要な点は、外交政策を戦略化し、世界を舞台にした大きなゲームに巻き込まれないこと、そして何よりもスリランカに有利な展開の実現である。
・ポンペオ・アメリカ国務長官の訪問は歓迎すべきもの。中国ハイレベル代表団訪問に続き、世界を代表する外交官がコロンボを訪問したことは、スリランカとその地理的重要性が増していることを示す。
・アメリカの海軍戦略家マハン提督はかつて、「インド洋の覇権者は国際舞台の主要プレーヤーになる。インド洋を支配する者はアジアを支配する。この海は21世紀の7つの海の鍵であり、世界の運命はこの海で決まる。」と語った。
インド洋の中心に位置するスリランカは、提督の視点を実現することで計り知れない可能性を秘める。
・この10年半、スリランカは支援を必要とし、容易に与えられた。中国のインフラ投資はスリランカの発展を後押ししたが、代償があった。与える側への非難は理想的ではなく、受けた側が適切な方法で使い、浪費を防ぐ責任がある。
・アメリカとスリランカの二国間関係は、良好な時期もあれば、人権問題への圧力などにより悪化した時期もある。
しかし、政治的な違いはありつつも、経済社会的な関与が強力な関係の中心であり続けてきた。アメリカは、アパレル製品などスリランカ最大の輸出相手国。
・アメリカによるスリランカへの強い関心は最近はなかなかなく、歓迎すべきこと。インドやオーストラリアとの関係は健全、日本との関係はさらに重視していく必要があるが、アメリカとのつながりの強化は今のスリランカに極めて重要。
経済分野におけるアメリカの関心の高まりは、具体的チャンスを生み出す投資と広大な市場へのアクセスに焦点を当てるべき。
・スリランカは民主主義国家であり、社会に多様な声や立場がある。多様性こそが民主主義国家を代表しており、アメリカはこれをよく理解。横断的な関与と透明性が民主主義の前提条件。
・アメリカは、スリランカに加えて南アジア全般との関係強化を考えている。
中国も同じで、南アジアを一帯一路構想拡大に不可欠とみている。
スリランカはインド洋の真ん中に位置しているが、地域内唯一の国ではない。
中国やアメリカが南アジア諸国に積極的に関与するなか、スリランカは、素早く賢く動く必要がある。
ポンペオ国務長官訪問一色。
事前に報じられていたような
「踏み絵」を迫る、ような
雰囲気ではなかったとの論調。
大統領・外務大臣と会談を持ち、
民主主義や価値観が発言の
前面に出ていたとの報道。
中国やインドとの協議だと、
支援する資金額がドーンと
出るんですが、ちょっと違う。
現時点の記事は、大統領府の
メディア発表をもとに書いて
いる段階なので、まあ、
実際に何を話したかは
わからないんですが。。。
MCCへの言及もないし、
後出しで情報が出てくるかな。
地理的要衝、は散々言われている
ので、ホントにどう活用するか、
リーダーの知恵が問われます。
アメリカがこれだけ関心を
寄せるのは大きなチャンス。
しかしアメリカの皆さんは
発言が奔放。。。
「略奪者」って。。。
内閣は、アジア開発銀行(ADB)による
約 5.65億米ドルの融資契約締結を承認。
中小企業支援への 1.65億米ドル、
中等教育セクター強化への 4億米ドル。
そのほか、貧困削減に 165万米ドルの
支援を日本政府に要請。
投資銀行 Morgan Stanley は最新レポートで、
スリランカは短期債務が占める割合
の高さが主な問題だと発表。
・スリランカは、国内市場では短期債務の割合が急増。対外的にも、2030 年まで毎年ユーロ債の償還に直面。
54億米ドル相当の外貨準備金の純流出(2020年8月〜21年7月)に直面、8.34億米ドルのショートスワップポジションも期限が迫っている。
・国外からの送金が減少し、観光業収益が十分に回復しない場合、今後12か月間の対外資金ギャップは約90億米ドルになる可能性。2020年8月末時点での外貨準備高は 69億米ドル。
・債務の満期プロファイルを見ると、翌年の総資金需要を確実にカバーするためには債務再編が重要とわかる。国内債務の借換は問題がないが、対外債務少なくとも5年の満期延長が望ましい。
・IMFのような信頼できる政策誘導者がいない場合、債務の持続可能性への懸念が全体的なテーマとなる。そのため、市場は今のところ最悪のシナリオを想定している可能性が高い。
IMFとの交渉への不参加は困難であり、債券価格に影響を与える可能性がある。
・スリランカの債務再編や見直しが必ずしも必要だとは考えていないが、債務調整の際に民間投資家負担を求める声が強まる中、IMFプログラムが結ばれないようであれば、スリランカに影響を与える可能性がある。IMF支出だけではなく、ユーロ債やその他多国間機関の支援引受け能力にも下振れリスクが出る。
スリランカ輸出開発委員会(EDB) は、
10月29日 〜 11月2日 の西部州での
外出禁止期間中も、輸出業関係業務の
継続への支援を約束。
セイロン商工会議所は、商業文書登録局
にてスリランカのビジネスコミュニティ
に文書発行サービスを提供。
原産地証明書の発行はじめ、
商業インボイス、植物検疫証明書、
販売契約書などの登録サービスも提供。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
自家製潜水艦。。。
密輸のためなら、スケールが違うぜ。
ストゥティ! (ありがとう!)
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