経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年10月27日

アーユーボワン!

週末「世界くらべてみたら」を視聴。
セネガルの小売店を取材して、
「日本のお米、来てますよ!」
と紹介されていました。 が、、、

「From The People of Japan」って
援助で提供されたコメやん。。。
横流し品が売られている現場では。。。
テレビで流してはいけないヤツ。。。

いや、麻袋を再利用してるだけだ、
と信じて、余計なことには
気付かなかったことにします。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 8,413人(前日比 541人増)、
死者 16人(増減なし)。

政府は、コロナウィルス感染者との
接触者を検疫施設に入れてきたが、
これを停止し、自宅での検疫に変更。

政府医療専門家委員会(GMOA)委員は、
スリランカ国内のコロナウィルス感染状況
に深刻なリスクが生じており、
現在の対策の継続では、

今後2か月での死亡者数激増など
状況が悪化する可能性があると述べた。

委員はまた、コロンボ・ガンパハ・
カルタラ・ケガーレ・クルネーガラの
5県がハイリスク地域と指定されたが、
他にも状況が危険な地域があり、
感染拡大を食い止めるには少なくとも、
ハイリスク地区 5県の県境移動や制限
を決断しなければならない
と付け加えた。

スリランカのビジネスニュース

来週のポンペオ・アメリカ国務長官の
スリランカ訪問を前に、アメリカ国務省が
「アメリカはスリランカの経済関係に
困難だが必要な選択をするよう促す」
と述べたことに対し、
在スリランカ中国大使館が声明を発表。

・中国とスリランカはその関係の構築に十分な知恵を有しており、第三者の指示は必要ない。
・来たるアメリカ政府の訪問がもたらすべきものは、成果と尊敬であり、リスクやトラブルではない。

参考:10月24日のニュース

今週のイラスト。

10月26日(月)、
コロンボ株式市場(CSE)
週末のコロナウィルス感染拡大、
証券取引所が入居するビルを含むコロンボ
の一部への外出禁止令の拡大から下落。

株式指数(ASPI)は 5,669.33。
前日比 1.7% の下落。

コロナ危機が、スリランカ経済重要 3業種
アパレル・外国出稼ぎ・観光業に大きな
打撃を与えているとの動画ニュース。

3セクター合計で、スリランカ GDPの 1/4 に貢献、雇用の40%以上を占める。
・アパレル工場でのクラスター発生により、工場労働者の感染者は 2,500人を突破。カトゥナヤケ自由貿易区で働く 5万人以上の労働者を感染の危機に。
 アパレル産業は、スリランカの輸出額の半分を稼ぎ出しているが、今年は 40%減となる見込み。
・国外に出稼ぎに出ているスリランカ人労働者のうち、67人がコロナウィルス感染により死亡。いまだ 5万人の労働者が中東各国に残されている。
 約200万人の出稼ぎ労働者は、年 70億米ドルをスリランカに送金、GDPの 9% に相当していた。
・観光は、昨年の連続爆破テロ事件から立ち直ろうとしていたさなか。年 200万人が訪れていた外国人観光客が激減。
 観光業は、国内GDPの 11% に貢献し、80万人を雇用していた。
・世界銀行は、2020年のスリランカ経済は 3% 縮小、失業率は 6% を超えると予測。

労働組合団体は政府に、コロナ禍に
よる雇用危機に対応するよう要求。

・組合団体は、コロナウィルス感染拡大第二波により、数千人の労働者が深刻な危機に直面していると主張。
・軍運営の検疫施設に入った 1,000人以上の労働者のほかにも、多くの労働者が宿泊施設や自宅での検疫を指示されている。これら対象者は、事前の通知が不十分なために、食料や医薬品などの必需品を検疫場所に持っておらず、生活に苦慮。

【組合団体の主な要求事項】
・強制自己検疫中の労働者への緊急救援物資・必需品・医薬品の提供。
・コロナ危機による失業労働者への 10,000 ルピー(約 6,000円)の手当支給。
・カトゥナヤケ自由貿易区及びその周辺地域の労働者に PCR 検査を実施。
・検疫施設に連行された労働者、強制自宅検疫中の労働者、隔離により出勤できなかった労働者への補償。

Kida
Kida

コロナ危機の問題はこれまでは
「世界中での」「国民全員への」
苦難、として見られてきて、
政府の封じ込めの対応を評価する
論調・動きが多かったですが、
国民生活や雇用への影響が深刻に
なってくると、労働組合や
経済団体などから、要求のほかに
不満なども出てくる可能性。
かといって短期的解決策もなく、
こういったニュースが出てくると
少し変化してきたのかな、
これからが正念場かな、と。

野党 SJB の ラナワカ国会議員は、
政府が経済状況の悪いニュースを隠すよう
GDPなど国の経済指標の発表を妨げており、
自国経済データの把握を外国の
情報源に頼らざるを得ないと批判。

ケラニ河右岸浄水場第二期工事が完了。
2020年11月に開所式を予定。

同浄水場は国内最大の浄水場であり、
コロンボ北部やガンパハ県工業地帯など
170万人以上の人々に
安全な飲料水へのアクセスを提供。

フランス水道企業 Suez 社 が主契約、
スリランカのエンジニアリング大手
Maga Engineering (Pvt) Ltd 社 が建設。
総工費 90億ルピー(約 54億円)。

ロクゲ交通大臣は、来月から、
砂の運搬に列車を活用すると述べた。

同大臣によると、砂の運搬コストは、
ダンプカーの場合は約30,000ルピー
(約 18,000円)。列車の活用により
約5,000ルピー(約 3,000円)を節約。

Kida
Kida

運搬コストの単位がさっぱり
わからんのですが、、、
1/6 ほど運搬コストが下がると。

2020年9月の紅茶生産量は、
前年同月と同じ 2,191万kg。
2020年 1〜9月の累計生産量は、
前年同期比 9.8%減の 2.3億kg。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

スリランカ人やインド人、
「自分の過ちは認めない」し「わからない」。

ワタシの偏見なので、異論はどうぞ。。。

大人か子どもか、ではなくて、
文化と教育じゃろうな。
自責で認めてしまったら
とんでもない目にあうんじゃろうな。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

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