経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年10月12日

アーユーボワン!

普段は歩くのも大変な人混みのペターの
ど真ん中でクリケット。ポヤデーだそう。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 4,752人(前日比 124人増)、死者 13人(増減なし)。

北西部マンナールでも一部を封鎖。

Brandix 社は声明を発表。

同社チャーター飛行機便による
インドからの帰国者全員は政府の

コロナ対策ガイドラインに従っており、
PCR検査、政府施設での14日間の強制検疫、
14日間の自己検疫プロセスを経たと
証明できると主張。

スリランカのビジネスニュース

中国は、農村部の医療・教育・水供給を
支援するため、165億ルピー(約99億円)
の無償資金をスリランカ政府に供与。

両国はまた、30億米ドルの外国直接投資
の加速にも合意。

スリランカは、中国から 5億米ドルの
譲許的融資を得る見込みで、
まもなく合意書に署名する予定。

楊潔篪氏が率いる中国代表団と
首相の協議で決定。

財務省関係者によるとこの融資は、
返済期間 10年、使用使途に制限はない。

Kida
Kida

無償 99億円、ローン 5億米ドル。
融資使い道に口は挟まない、と。

利率は不明。インパクト大。

中国のハイレベル訪問団に続き、
ポンペオ・アメリカ国務長官が
10月27日着でスリランカを訪問予定。

・コロンベージ外務長官が明らかに。
・ポンペオ国務長官は、昨年予定されていたスリランカ訪問を延期していた。
 アメリカ政府閣僚級のスリランカ訪問は、2015年のケリー国務長官(当時)以来。
ミレニアム・チャレンジ・コーポレーション(MCC)が議題となる見込み。
 地位協定(SOFA)や 物品役務相互提供協定(ACSA)が議題となるかは不明。

Kida
Kida

次はアメリカ。
大国が動く舞台のど真ん中、
になってる。
熱い。。。

政府は、物議を醸している JICA支援の
コロンボ LRT 輸送プロジェクト中止に続き、
ケラニバレー鉄道改善プログラムから
アジア開発銀行(ADB)を除外。

スリランカエンジニア研究所宛に
ADB 南アジア課長が署名・発出した
2020年9月20日付書簡による。

・同プログラムではこれまで、ADBの資金支援により事前調査を実施、数々の報告書が提出されている。
 これを踏まえ、2017年2月に詳細設計協議を開始、2018年に詳細設計コンサルタントを募集。ADBはこれに1,000万米ドルを融資。応募コンサルタント会社の審査が完了、最終候補 6社に「提案依頼書」が発行される予定だった。
ADBの除外により現時点では正式な資金提供元がなく、プロジェクトは足踏み状態に。
 ロクゲ交通大臣はケラニバレー鉄道を複線化する予定だと述べたが、資金については言及しなかった。

カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
政府は、前政権が開始を決定したものの
まだ実施していないパイプラインにある
プロジェクトを見直す可能性があると述べた。

【同大臣の発言】
・前政権が開始した約800のプロジェクトについて実施に向けて進めているが、パイプラインにあるプロジェクトを再検討する。
・水供給と灌漑のプロジェクトは、パイプラインにある中でも優先される見込み。

・日本支援による 22億米ドルのコロンボ LRT 輸送プロジェクトの中止はその一つ。コストの高さが理由であり、杉山駐スリランカ日本大使に説明した。
・政府はコロナ危機で打撃を受けた経済の再建に努力。

Kida
Kida

日本に次いでADB。
中国の資金支援と重なって、
「ウーン」となりますね。

低利子・借款条件が良くても
ハイスペックで総額高いんなら
イヤ、という基準???

2021年度予算法案は先週閣議決定され、
国会への提出に先立ち官報に掲載。
2021年 政府支出の見積りは
2.68兆ルピー(約 1.61兆円)、
国防省・高速道路省・州政府への配分が最多。

・国防省:約 3,550億ルピー(約 2,130億円)
・内務省:約 1,520億ルピー(約 912億円)
・州地方政府省:約 3,380億ルピー(約 2,028億円)
・高速道路省:約 3,300億ルピー(約 1,980億円) など

スリランカは、経済低迷と巨額債務危機
の克服に必要な金融の生命線を、
中国とインドに頼ろうとしている。

・あるエコノミストは、今年は8,000億ルピー(約4,800億円)、来年は 1兆ルピー(約 6,000億円)を超える大幅な財政赤字は少なくとも一部は外国から資金を調達する必要があり、コロナ危機の中での獲得は極めて困難だと述べている。
 また、歳入減少と2020〜25年の間の年間約 40億米ドルの対外債務返済により、政府の流動性と対外リスクは厳しくなると付言。
・スリランカの外貨純資本流出は、9月初に約5億米ドル(GDPの0.6%)と2月中旬以降での最高を記録。大半は国債市場からの流出。
 一方、外国人投資家は国債市場に戻り始め、9月前半に約 18億ルピー(約1 億円)の国債を購入。

スリランカは中国から 7億米ドルの融資を受け、またサムライ債・パンダ債により米ドルの流入の後押しを期待。
インド準備銀行(RBI)は 4億米ドルの通貨スワップ枠を提供し、さらに10億米ドルの通貨スワップが交渉中。
Moody’s Investors Service は、財政赤字・改革の遅れ・弱体な制度を指摘し 2段階格下げ。
 著名エコノミストは、最近のスリランカの国債利回りが全体的に下落しており、投資家がスリランカの債券決済能力を疑っていることを示唆していると述べた。
・財務省は、世界銀行やADBなど国際融資機関に金融支援を求めつつ、国債や通貨発行、スリランカ開発債、外貨建銀行ユニット(FCBU)などで 1.5兆ルピー(約 9,000億円)の資金調達を計画。

ガムラト・マハウェリ地区・
運河・定住インフラ開発担当大臣は、
マハウェリ地区で 1万ha 規模での
トウモロコシ栽培計画開始を発表。

・トウモロコシの国内年間需要は約50万トン。
 半分の25万トンは国内で栽培されているが、残りは 30億ルピー(約18億円)をかけて輸入。
 莫大な外貨の流出に対し、大統領は国内生産を指示。

高速道路省の報告書によると、
政府は2007年以降、高速道路部門に
1.6兆ルピー(約 9,600億円)を投入し、
最多の支出は前政権下の2017年だった。

一方で、高速道路、農村道路、橋梁など、
ほとんどの目標が未達だと明らかに。

John Keells Properties 社 は、
中部キャンディのゴルフ場
Victoria Golf and Country Resort
での豪華ヴィラの建設販売を発表。
販売後は所有者に物件管理サービスを提供。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

お弁当いらないはともかく、
おうちに帰らせてください。。。

ストゥティ! (ありがとう!)

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