アーユーボワン!
マハトマ・ガンディーの誕生日を祝して、
首相が首相府内のガンディー胸像に献花。
スリランカの首相府内に
ガンディーさんの像が
あるんですね。尊敬の証。
しかしデカいな。。。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 3,395人(前日比 10人増)、死者 13人(増減なし)。
コロンボ北西ガンパハ県で
女性のコロナウィルス感染を確認。
病院スタッフ 15人を隔離。
感染経路を調査中。
隣国インドでのコロナウィルスによる
死者数が10万人を突破。
アメリカ、ブラジルに次ぐ数で、
感染ストップの兆しなし。
空港再開、慎重になるよなあ。
スリランカのビジネスニュース
大統領は、中部州マータレー地区を視察。
大統領は国民が直面する問題の確認のため
直接に地方農村を視察するとしており、
先週に続き 2回目となる「村との対話」。
大統領は、貯水池開発により土地を失った
住民に適切な代替地をみつけるよう指示。
また、住民の土地関連問題解決を
扱う担当部署を準備するよう指示。
ランブクウェラ内閣報道官 兼
マスメディア情報大臣のインタビュー。
【報道官の発言(経済関連部分のみ)】
・(11月17日に発表される2021年度予算について、)非常に進歩的な予算になるだろう。コロナ危機により挫折に直面している分野に重点を置いている。
特に農業を基盤とした地方土着開発の計画を模索。スリランカは農業国であり、産業部門も農業を基盤とした産業が望ましい。最優先課題は経済再建。
・今後5年間の政府の重要優先事項は、外国直接投資誘致、輸出志向産業育成、農業開発。
スリランカは農業が基盤。国外に巨大な市場があるカルダモンなど、品種作物ごとに担当大臣を任命。
銀行金利を一桁台に抑え、財政赤字を3.0~3.5%以内に抑えたい。輸出開発も重要。
これらを検討して組閣、閣僚を任命。
先週、スリランカ投資委員会(BOI)取締役
に任命されたペルポラ氏のインタビュー。
参考:9月25日のニュース
【ペルポラ氏の発言】
・今年は投資環境に前例のない課題がもたらされており、2008年の世界金融危機よりもさらに大きい。外国直接融資(FDI)を誘致するハードルが上がるなか、スリランカのFDI誘致の必要性も高まっている。
・世界の企業の投資可能なキャッシュは 46%減少。国境を越えたプロジェクトで利用できる民間での資金調達も、過去3か月間で約42%減少。予算化済みの資本支出のコミットについても様子見となっている。
・BOI の戦略では 5~6 の優先分野を設定し、このセクターの促進に早期の投資家を誘致する枠組みがある。投資家の皆様には、これら「先手を打つ」機会を利用してスリランカに投資してもらいたい。
・「ハブ」の概念を持つセクター、例えば物流・海運・金融では、スリランカの競争はまだ地域的なものかもしれない。
それ以外の分野での競争相手はグローバルであり、マクロレベルで同業他社と比較して魅力を持つことが重要。
・スリランカは「住みやすさ」では上位にランクされているが、「投資しやすさ」は高く評価されていない。
・長期的に勝つために、新規投資事業の効率的な承認、投資分野での一貫した政策、利益配分と送金、投資家への流動性ある金融市場出口オプションの創出、貿易インセンティブと FTA に取り組む必要。
・マクロ的には、国内技術インフラの更新、国際的な知識移転を通じた要素コスト競争力の向上、行き詰った産業に囚われるよりも再スキル化を促す労働市場改革、問題解決能力・技術リテラシー・起業家精神を向上させる教育改革(特に中等教育)などが必要。
・マクロの魅力だけでは短期的な成功には十分ではない。優先分野で超魅力的な存在でなければならない。
すべての分野で勝てることはなく、勝てるゲームで大きく勝つよう勝負しなければならない。
起業してきた人、ということも
あるのか、面白い内容が。
「勝てるところで大きく勝つ」
って政府系の人は言わないかな。
「なぜスリランカ?」
は日本からよく聞かれる問い。
東南アジアと比較しても
「超魅力的」な存在がある
分野や国でないと、
あえて選ばれる要素がない。
その視点を感じたインタビュー。
Global Microscope 2019 Index での
金融包摂ランキングで、スリランカは
コロンビア・ルワンダ・ペルー・
ウルグアイ・インドなどに遅れ。
資金調達へのアクセスの増加、
金融リテラシー向上、制度コミットメント
などにより、貧困や難民などに関わらず
誰もが金融サービスにアクセス可能か評価。
スリランカの劣悪な公共交通問題への論説。
・スリランカの公共交通機関は 1979年に民営化。その後は、手頃な価格でも効率的でもない交通手段となり、ほとんどの人々にとって毎日の通勤は悪夢に。
・民営化によりバスの数は増えたかもしれないが、乗客の安全性や快適性、道路規律への影響という点では悪化。
民営化後、複数の地域や会社に分割されたが、2005年にスリランカ交通公社(Sri Lanka Transport Board)として再構成。
・新政権による走行車線変更など新道交法への取組みは、通勤問題解決への公約に取り組んでいることを示している。
旧ラージャパクサ政権は高速道路を整備したが、現実的な意思決定と毅然とした態度によるものだった。コロンボ・バンダラナイケ空港への高速道路は、実現に何十年も要した。
野党の SJB と UNP は、コロンボ鉄道交通 LRT プロジェクトの放棄を非難しているが、前政権での 5年間では何も進まなかった。
・コロナ危機に苦しむ経済のなか資金をつけて交通問題を解決する努力は困難だが、道路・鉄道のシステムは改善されなければならず、唯一の方法は、資金注入と目標に向かっての努力。
・開発の尺度は、貧乏人が車を買うことではなく、金持ちが公共交通機関を使うこと。
この5年間でそこに到達しなければ、おそらくもうチャンスはないだろう。
具体的な改善方法、ではなく、
政治批判、の内容ですが、
国民生活に直結する分野。
利用者側の利便はもちろん、
渋滞・環境など都市デザイン
への影響も大きいです。
LRTなど都市鉄道の再考のほか、
車両のコロンボ市内流入制限や
郊外に駐車場施設を整備しての
パーク&ライドなど、
制度面の検討がいるかなあ。
そしたら親の学校送迎とかも
やめられるかも。
経済損失どんだけ?、
って考えちゃいますよね。
シンガポールってやっぱすごい。
ドイツのホームインテリアブランドの
南アジア部門 Häfele South Asia トップ
が同社のスリランカ事業の歩みを発言。
【同社トップの発言】
・同社は 2010年にスリランカ市場に参入し、事業開始から10年を迎えた。
・スリランカの建設・設計の業界に、高度教育を受けた有能な人材がいるとわかったことは大きな発見。
・インテリア商品の販売だけでなく、業界に包括的なソリューションを提供し、スリランカ建築業界で新たなビジネスチャンスを探しつつ、インテリアデザイン市場のリーディングプレーヤーであり続ける。
・デザインはあらゆる事業の中心にあるが、決められたデザインの効果的な実現には、信頼できるパートナーから適切なハードウェアを継続的に調達できることが非常に重要。デザインの真の機能性は、使用するハードウェアが最高品質であって初めて発揮される。
「デザインしてもちゃんと
作ってくれる先がないんだよ。
やっとみつけたんだよ or
やっと育てたんだよ。
ナメんなよ。」と要約。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
怖い。。。
県別 3枚、なので、
最後の福井のも見てクダサイ。
もうカニの季節かー。
ストゥティ! (ありがとう!)
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