アーユーボワン!
昨日は強風、雨のスリランカ。
コロンボ市内で街路樹の枝が折れて道を塞ぎ、
郊外では土砂崩れへの注意なども。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 3,123人(前日比 8人増)、死者 12人(増減なし)。
香港の投資会社
Deep Knowledge Ventures 傘下の
調査会社 Deep Knowledge Group は、
コロナ対策安全な国のランキングを発表。
スリランカは安全な100か国のリストに。
同ランキングでは、
コロナウィルスの被害ではなく、
検疫や隔離措置に対する政治的な意思や
社会的な受容があるかどうかを重視。
スリランカのビジネスニュース
スリランカ輸出開発委員会(EDB) 会長は、
2020年8月の輸出額は
前年同月比 6%減の 9.7億米ドルと発表。
6月の10.0億米ドル、7月の10.9億米ドルに
続き、輸出額は継続的に回復。
会長は、「昨年8月から輸出額は減少も、
コロナ危機の影響を考えると、強力な回復と
輸出の安定性は期待されていなかったと思う。
現在、アメリカとヨーロッパの2市場にしか
対応していないことも理解すべき」と述べた。
海運・海上物流の業界団体幹部は、
コロンボの海洋ハブの地位が、
隣国インドの大規模港湾開発の動きなどにより
脅かされていると警告。
【業界団体幹部の発言】
・コロンボ港は、東西主要貿易レーンに近接した好立地に恵まれているが、競争力の維持とさらなる成長には、立地条件だけでなく、キャパシティを構築する必要がある。
コロンボ港東コンテナ・ターミナル(ECT)運用開始の不当な遅延を強く懸念。ECTの岸壁450mが建設されたにもかかわらず利用されておらず、5年間も放置されていることは非常に残念。地理的優位性を失わないよう、迅速にECTを運用すべき。
・インド政府はコロンボ港に脅威となる深海港の開発を進めている。南部ヴィジンジャム港やベンガル湾上のニコバル諸島の開発は、コロンボ港と直接競合。つまり、コロンボ港の喫水能力増強を続けない限り、敗者となる。
・コロナ危機は通関手続きにデジタル化をもたらし、大きな前進。
・スリランカが海運のハブになるには、手続きの簡素化、官僚的手続きの削減、ビジネスのさらなるしやすさの促進が必要。効率化のため、ナショナル・シングル・ウィンドウの確立、貨物・船舶の電子通関、電子決済などを迅速に進める必要がある。
立地にあぐらをかいて待ってても
勝手にハブにはならない、と。
そのとおり!
世界知的所有権機関(WIPO)が発表した
世界の最新のイノベーション動向の指数
「グローバル・イノベーション・インデックス(GII)」2020年版で、
131か国中 101位。
2019年の 89位から順位を落とした。
・スリランカは、インフラ(78位)、ビジネスの洗練度(70位)、知識と技術のアウトプット(68位)に強みを示す一方、制度(119位)、人的資本と研究(119位)が低調。
・南アジアでは、インドが48位、ネパールが95位、パキスタンが107位、バングラデシュが116位。
ディッサナヤケ太陽光・風力・グリッド発電事業開発担当大臣は、
11月に、中東部ウバ州モナラガラでの
太陽光発電所 100MW の建設を
公開入札にかける予定だと述べた。
大臣はまた、太陽光発電所とともに
別の送電線開発を予定しており、
100MWの内訳(25MW x 4基、または 10MW × 10基)を
技術的に評価中だと付け加えた。
ジャヤスマナ医薬品生産・供給・規制担当大臣は、
一部高額輸入医薬品を、今後18か月以内に
国営医薬品製造公社(SPMC)で生産するよう指示。
同省報道官は、医薬品生産への初期準備は
整い、高額となる抗がん剤生産用の
別工場設立を協議中だと述べた。
スリランカの医師団体
Sri Lanka Medical Association(SLMA) が
大麻栽培合法化への反対を発表。
・スリランカでは、アーユルヴェーダ薬の一部として医療用の大麻使用が許可されており、大麻栽培を合法化する必要はない。アーユルヴェーダ施術者への供給不足の場合、非常に厳しい条件のもとで政府が不足分を輸入。一方、国内栽培を認可すれば、大麻の一般市民への流出はほぼ間違いない。
・現在多国籍企業は開発しているような大麻関連商品が合法となれば、多国籍企業が進出して大麻の商業栽培が行われ、スリランカ国内産品としての伝統的な大麻栽培の余地はなくなるだろう。
・大麻はすでに、スリランカと世界で最も広く使用されている精神活性物質、違法薬物。
病気治療に効果があっても、娯楽使用促進が許されるべきではない。むしろ、うつ病や統合失調症などの精神障害、大麻使用障害、重篤な肺疾患など、大麻の健康被害は数多い。
・政府に対しスリランカでの大麻消費減少に措置を講じるよう切に要請するとともに、現在の規制措置の緩和を許されない。
卵生産者の業界団体は、9月7日(月)から
卵の価格の 2ルピー(約1.2円)引下げを決定。
首相による消費者支援に向けた
値下げ要請を受けたもの。
鶏肉の価格高騰により、卵価格も上昇。
アメリカのタイヤ製造・販売企業
Rovince International Corp 社 は、
スリランカのソリッドタイヤ製造工場の
生産能力を年間 1,200トン増強し、
現在の 2倍に。世界各国に輸出。
スリランカとインドの合弁による
自動車・二輪車などタイヤ製造企業
CEAT Kelani Holdings (Pvt) Ltd 社 は、
政府による輸入代替生産措置への対応により
2020年8月の二輪車向けタイヤ生産量が
3か月間で 85%増の
月産 41,000本にとなったと発表。
9月は 50,000本の生産を目標。
同社は、スリランカ国内二輪車タイヤの
37%を製造。Honda、YAMAHA、
SUZUKI、TVS、Bajaj などに納入。
タイヤメーカーの記事が 2本。
ゴムが産出されるので、
タイヤの製造はあるんですね。
大手ディベロッパー Blue Ocean Group が
建築・販売するコンドミニアムを購入した
テナントが、物件に問題があるとして
コンドミニアム管理当局に苦情を申立て。
・コロンボ市内南部 コロンボ 6 の物件を購入した複数のテナントが、購入・入居後に完成させるとされた設備ができていないと主張。
・セキュリティゲート・側壁・機械式駐車場など共用部設備が未完成のほか、防火・安全対策に必要な消火システムが整備されておらず、変圧設備も正常に稼働していない。
深刻な安全上のリスクとなっているが、ディベロッパーは無視を継続。
・居住者は高額な維持費にも苦情。各戸の電気水道メーターがなく、全住戸で共通の支払いが必要。住民が毎月の支払いを入金しているにもかかわらず、Blue Occean Group が支払いをせずに電気が止まった事例が何度もあり。
・管理委員会によれば、Sampath Bank 提供のローン 4,500万ルピー(約2,700万円)により建設したが、Blue Ocean Group はまだ決済していない。
・Blue Ocean Groupはコロンボで人気のデベロッパーだが、他物件でも告発事例あり。
施工の問題はいろいろとある
でしょうが、安全の問題はキツい。
白地に青の Blue Ocean 物件、
コロンボ市内にたくさん。
資金繰りもいろいろあるんですかね。
スリランカのポリティカルニュース
北中部アヌラーダプラ地区警察は、
公共の場でわいせつな行為をしたとして、
100組近くの未成年のカップルを逮捕。
警察官は、「ほとんどは授業をサボっていた
学生カップルであり、両親に来るように通知。
警告後に両親に釈放する」と語った。
イチャつきたい年頃だよねえ。
「ワイセツ」ってことは
ないでしょうが、逮捕。。。
コロンボ市内にもたくさん
いるなあ、真昼間から。。。
「学校サボって」、、、
昨日は週末だよなあ。
公共秩序の一環???
ガンバれ、スリランカの若者。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
こっちの方がわいせつか。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
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