アーユーボワン!
安倍総理の辞任、スリランカメディアも
記者会見前にニュース速報。
この速報、普段は 9割方が
スリランカ国内ニュースっす。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,986人(前日比 2人増)、死者 12人(増減なし)。
疫学研究者が会見で、
不法移民を介したコロナウィルス拡散の可能性があると警告。
スリランカのビジネスニュース
首相は国会で、政府は、
約 90億ルピー(約 54億円)にのぼる
計画中の全プロジェクトの
見直しを決定したと述べた。
【首相の発言】
・政府は、約 90億ルピー(約 54億円)にのぼる計画中の全プロジェクトの見直しを決定。
これはプロジェクトの完全な停止を意味するものではない。ローンではなく、投資促進による推進を目指す。政府の支出負担を軽減しつつ経済成長を確保できると考えている。近年のローンの半分以上が国外融資。国内事業者であれば、はるかに安価に実施できた事業もある。
・政府は、2019年分の支出で未払いとなっている 2,420億ルピー (約 1,452億円)を支払う必要があり、GDPの 2.3%以上に相当。2019年の財政赤字は 6.8%と報告されているが、未払い分を入れると実際には 9%以上となる。
・政府は、2020年 1〜8月の国庫収入を約 9,100億ルピー(約 5,460億円)と予測。
公務員給与支払いに 5,210億ルピー(約 3,126億円)、債務の利子分に 6,750億ルピー(約 4,040億円)、補助金やその他支払いに 3,900億ルピー(約2,340億円)。
・高い経済成長率を維持して財政赤字を削減するよう、行動に移る。
2014年に前政権に移った時点での経済成長率は5~6%だったが、2019年末には南アジアで最低の2%の成長率に。国会議員225人全員が国民経済再生に責任を負っており、全議員が大統領や政府と協力して国を発展させるように。
カブラール 金融・資本市場・国営企業改革担当大臣は、国会で、
コロナ危機後のV字型経済回復のため、
政府の計画が現実に向けて動いていると述べた。
【大臣の発言】
・V字型の経済回復を可能にする政府の計画が現実のものになりつつある。我々政府は2015年までに、内戦中にもかかわらず経済を安定させており、再び同様に成功する。
・スリランカは2006年〜17年の間に平均6.4%の経済成長を維持したが、2015年〜19年は平均 3.7%に低下。2019年にはさらに 2.3%まで低下。
1人当たり所得は 2006年〜15年の間に平均200米ドル増加したが、2015年以降はこれも低下。
・政府は新たな方法や提案で外資を呼び込む。V字回復を目指し、到達に近づいていることは現在の動きから明らか。
内閣は、コロナ危機からの経済再生支援、
公約に沿ったビジネス環境改善に向けた
税制簡素化を目的に、
内国歳入法や付加価値税法など
税金関連法律 6本の改正を進めることを承認。
・首相兼財務大臣は、法改正案を官報で公表後、国会に提出するよう提案し、承認。
対象の法律は、内国歳入法、付加価値税法、2018年金融法、国家建設税法、経済サービス料法、港湾航空開発税法。
・内閣報道官は、「納税者だけでなく、消費者・起業家を含む経済界全利害関係者に、シンプルかつ説明責任ある効率的な税法の導入を約束する」と述べた。
・政府は、税制改革がコロナ危機で大打撃を受けた企業に事業拡大のインセンティブを与えると期待。
・2020年第1四半期の経済成長率は、対象期間中の外出禁止令は約10日間のみだったが、1.6%縮小。
第2四半期の成長率はさらに減速と予測。一部格付け会社は 2桁台の縮小を予想。
中央銀行は、年間でのマイナス成長を防ぐには 第4四半期の強い回復が不可欠でと警告する一方、第3四半期以降は正常に戻りつつあると楽観論を発表している。
報道の書きぶりを見ると、
これまでに出ていない新たな減税、
というのではなく、
昨年11月末に大統領選挙勝利後に
発表した減税策を実施するよう
法改正をする、ということのよう。
「シンプルかつ効率的な」
わかりやすい税制に
なるでしょうか???
中央銀行は、観光セクターへの
債務返済モラトリアムの期間を、
現在の 2020年9月30日までから
2021年3月31日までに 6か月間延長。
内閣は、コロンボ市内でも渋滞が激しい
スレイブアイランド駅近辺での
高架道路橋の建設を承認。
長さ 350m と 420m の高架橋を予定し、
工事予算 60億ルピー (約36億円)で入札に。
(合計 3本を建設予定、もう1本の詳細は不明との別報道あり。)
内閣は、8月17日に発生した大規模停電につき、
調査委員会が勧告した再発防止策実施に
必要な費用を提出するよう電力大臣に要請。
報告書は停電の原因を、
変電所メンテナンス担当者のミスと指摘。
委員会は、災害防止への信頼性の高い
監視・保守方法の必要性を含め、11項目を提言。
大統領は、キトゥル(ヤシ)とアブラヤシの
生産を奨励して主要輸出作物にするとツイート。
伐採防止の法律を厳格に適用するとも。
キトゥルの樹木から取れる蜜が
蜂蜜のようでおいしいんです。
甘味なのに血糖対策に良いらしい。
ニッチな独特の農産品はあるので、
生産・加工・流通とともに、
輸出向けのプロモーションや
見た目含めた付加価値対策が
できると可能性が出そう。
マレーシアの大手キッチンメーカー
Signature グループ は、
スリランカでのキッチンキャビネット(収納)
市場への参入に向け、
スリランカ家電製造大手 Singer (Sri Lanka) PLC 社と
合弁契約を締結。
化粧品製造大手 Nature’s Beauty Creations Ltd 社 は、
240億米ドルの世界市場を持つ石鹸の
輸出に参入。ベトナム輸出に出荷を開始。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
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せっせと使っていますが、
炎上できるってすごいよなー。
「エンジョイ炎上!」してみたい。
ストゥティ! (ありがとう!)
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