アーユーボワン!
Spice Up さんのスリランカ国歌の解説記事。
自宅の隣が学校なので、しょっちゅう聞こえます。
「ナモー、ナモー、ナモー、ナモー、マアター」
の 無限 ループ。夢に出るぜよ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,984人(前日比 13人増)、死者 12人(増減なし)。
スリランカのビジネスニュース
8月26日(水)、短期国債オークション実施。
400億ルピー(約 240億円)を募集、全額落札。
利回りは少しずつ下落。
為替は若干のルピー安も堅調、
1米ドル = 186.30/50ルピー に。
<利回り>
3か月もの:4.56%、6か月もの:4.68%、12か月もの:4.89%
JICAが 2015年から策定を支援してきた、
下水道マスタープランが完成。
・スリランカ政府は、2025年までに全国で安全な飲料水と衛生設備にアクセスできるインフラを整備すると発表。
・現在、人口のわずか2.4%しか下水道管を利用できないが、上水道管の普及率は約48%。上下水道の普及に大きなギャップ。
・下水道マスタープランは下水インフラの計画・投資・実現の方向性を提供し、下水道セクター発展を導く。
政府は、(コロンボ近郊西側の)
中央高速道路 カダワタ 〜 ミーリガマ間 36.54km の建設のため、
総工費 1,580億ルピー(約948億円)のうち
前払い金 167億ルピー(約 100億円)を支払い。
フェルナンド高速道路大臣は、
3年半以内に完成予定とと述べた。
コロナ対策により運行を停止していた
国内長距離鉄道が、8月28日以降、
運行を順次再開する見込み。
大統領は、コロナ危機による世界的経済苦境のなか、
国内の農業経済強化の重要性を強調、
地方経済強化のため農業収穫量の改善・増加に提言。
【大統領の発言】
・ジャガイモは、スリランカでの年間生産量は8万トンだが、年間消費量は25万トン。国内需要を満たすよう、輸入ではなく増産を進める必要がある。
・来年のトウモロコシ生産は自給レベルに達する見込み。
・種子や苗木の生産へのテクノロジー利用が重要であり、研究を進める必要。
・貯蔵・輸送中のポストハーベストロスを最小限に抑える対策が必要。
・国民の健康と生産性のため有機肥料を活用するよう、高品質肥料の適切な利用と政策決定が重要。
輸入制限による飼料用トウモロコシの不足により、
卵の生産量が減少、価格高騰。
業界団体幹部によれば、卵の価格は、
2019年時点では生産者は 15ルピー (約9円)/個 で
販売していたが、22ルピー (約13円)/個でも
購入する顧客が出てきている。
スリランカ投資委員会(BOI)は、
在スリランカ韓国大使と
スリランカへの投資家誘致策を協議。
韓国はかつて、スリランカへの最大の投資国だった時も。
BOIは、在スリランカ・イギリス大使と、
イギリス投資家誘致へのオンライン説明会への協力、
投資・貿易協定の可能性を協議。
BOI はまた、
東部エラヴールの繊維生地工業団地と
南部ハンバントータの製薬工業団地の
整備にイギリスの支援を要請。
ランブクウェラ・マスメディア大臣は、
国有の政府印刷局に、将来的には
パスポート・国民IDカード・収入証明書の
発行を始めるよう指示。
最初の取組として、同局は新パスポートの発行を担当。
・同局の年間収入は、計画では 8.0億ルピー(約4.8億円)だったが、7月末時点で約 3.3億ルピー (約 2.0億円)のみ。
・大臣は、政府機関ではあっても、新たなアイデアと手段により収入を最大化する革新的方法を見つけなければならないとし、切手・投票用紙・ビザなどを提案。
大臣はまた、収入の少なくとも50%は、他の政府機関の印刷ニーズを満たすサービスを提供して生み出すべきと述べた。
政府機関も
国有・国営企業も
稼げ!と。
コロンボは、シンガポールのような
経済大国になるとの目標のもと、
高級化を掲げ急速に変貌しているとの記事。
・現在、都市再生プロジェクトのもと、改修や新インフラの導入、住宅移転などにより、多くの開発プロジェクトが進行中。
都市再生プロジェクトでは、住民の居住には不向きで、衛生設備など基本的なインフラ設備ない環境に住む68,812世帯を移転、質の高い高層住宅を提供する予定。
・一方、対象地の住民は急な通知で追い出されることを常に恐れて生活している。
・記事中では対象地域として、以下の地域と住民の様子を紹介。
- マラダーナ(コロンボ市内中心部)
- ワナタムッラ(コロンボ市内東部)
- ラージャギリヤ(首都スリジャヤワルダナプラコッテ)
- スレイブ・アイランド(コロンボ市内中心部)
つまり立退き。
いわゆる「一等地」に
スラムのような地帯が点々と、
という状況。
立ち退かされる方は
たまらんでしょうが、、、
都市開発としては致し方
ないかと思ってしまいます。
名前が出た地域でまとまった
開発事業が進む、と。
コロンボ・ポートシティの運営にあたり、
コロンボ国際金融センター(CIFC)に関連する
法整備が投資家・企業の誘致に重要として、
国連の法律専門家などを務めた専門家が
重視する法律整備を寄稿。
寄稿中で筆者は、時には物理的なインフラ
よりも立法インフラの方が重要、と述べている。
【制定すべき法内容】
・オフショア金融センターを管理する幅広い権限と機能を持つ公的機関として、(CIFCの上に)コロンボ国際金融サービス機構の設立
同機構は、マネーロンダリング・詐欺・犯罪の防止に対応しなければならない。
・銀行・信託の許認可や登録
・オフショア企業の法人設立と国籍変更
・税制
CIFCを無税または低税率にするか決定。
・規制当局と投資家の間、顧客と銀行・オフショア企業の間の、法的紛争の解決方法
【ポートシティへの提言】
・残念ながら、現在の議論ではインフラ投資のための外国直接投資に重点が置かれ、オフショア企業の議論がされていない。
インド・中国などとのオフショア事業に魅力的な税制が提供されない限り、国際的な銀行・信託機関・事業会社がスリランカに進出する可能性は低い。
オフショア金融センターの運営は非常に競争が激しい。国際的な銀行・事業会社へのポートシティの土地のリースには、本格的な法律がなければ非常に困難。
・一方で、コロンボの立地は、インド洋上の他のオフショア金融センターより比較優位がある。
・ポートシティとCIFCは、21世紀のスリランカのゲームチェンジャーになる可能性が高い。スリランカは、投資家を惹きつけるため税制を明確にしなければならない。良い法律の制定が正しい方向への第一歩。
指摘どおりと思います。
ポートシティの関連では
ここまで、ハコモノの話
ばかり、という印象。
クリアな法制度とその運用、
税制などインセンティブ、
などを含むソフト面から
どういう場所にしたいのか
という明確なメッセージを
出せるかどうかが
分かれ目になりそう。
コングロマリット LOLCグループ が、
2020年第一四半期(4〜6月)の決算を発表。
税引き後利益が過去最高の
372億ルピー(約 223億円)を記録。
カンボジア最大のマイクロファイナンス会社
PRASAC社 の株式70%分の約 6億米ドルでの
売却が 4月に締結され、東南アジアで記録的な取引に。
連結売上高: 前年比 12%増の 319.6億ルピー(約 191.8億円)
税引前利益: 前年比 481%増の 382.5億ルピー(約 229.5億円)
この決算発表、
昨日から市場関係者の一部で
議論があり、ザワザワと。
営業利益、赤字デス。
PRASAC社売却分で
跳ねた分が大きく。
スリランカのポリティカルニュース
大統領は、プレマジャヤンタ国会議員を
教育改革・通信大学・遠隔学習担当国務大臣に任命。
同議員は スリランカ自由党 (SLFP) 所属。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
ダメージジーンズってあったなあ。買ったこたないけど。
ストゥティ! (ありがとう!)
コメント