アーユーボワン!
長年苦しんでいた腹痛により
スリランカで入院、手術を
受けたアメリカ人女性が、
「スリランカの病院はアメリカ以上」と絶賛。
ですってよ、世界の皆さん!
アメリカの病院では原因がわからなかった、
ということですかね?
アメリカの医療事情、評判悪いですもんねぇ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,971人(前日比 12人増)、死者 12人(増減なし)。
スリランカのビジネスニュース
中央銀行によると、2020年上半期の
コロンボの地価は前年同期から 7.1%上昇。
2019年上半期は 前年比 13.6%上昇
しており、伸びが鈍化。
中央銀行プレスリリース:
Land Valuation Indicator – First Half of 2020
大統領は、貧困と社会的不平等は、
低所得者の新たな収入源の
創出により軽減可能だと述べた。
【大統領の発言】
・コロナ危機への銀行の新たな救済プログラムで導入される 500億ルピー(約 300億円)の恩恵を享受するには、体系的なアプローチが必要。
貧困層への手当・補助金の単なる支給を、小規模起業支援に変えることが重要で、フォローアップ評価導入が必要。
・金融リテラシー向上がマイクロファイナンス機関の重要な課題。
・同席していた首相は、マイクロファイナンス融資の諸問題を法律で規制すべきと付言。
アベイグナワルデナ 港湾・海運大臣は、
就任後初めてコロンボ港を視察。
大臣は、
ジャヤ・コンテナ・ターミナル(JCT)の
アップグレード、
東コンテナ・ターミナル(ECT)の運営迅速化、
全セクターの効率的で生産的なサービスの確立に
必要な措置を講じるよう決定すると述べた。
隣国インドの港湾では、
グローバルの海運大手 Maersk グループが
100億円を投資。
相手は世界。
揉めている場合じゃないですねえ。。。
スリランカでの電子産業、
特に半導体の生産・組立の取込みに
大きな可能性があるとの提案。
・米中摩擦による半導体の中国への輸出禁止により、半導体の需要を満たすために中国は、2025年までに半導体需要の70%を中国国内で設計・生産するとの計画を開始。中国は、ローエンドメーカーであり続けるよりも、ハイエンド側の設計・生産者としての地位を確立する重要性に気付いたことは明らか。
・この技術的戦争がスリランカにチャンスをもたらす可能性。スリランカが世界の半導体バリューチェーンのローエンド部分を誘致できる政策枠組みを形成できれば、電子機器や民生用電子機器をスリランカの産業として確立する道が開ける。
・中国は、国内では収益が高い設計に特化し、一帯一路構想を支えるアフリカやその他地域に生産や組立を展開する可能性がある。ここにスリランカが入る余地があり、政治が介入しなければならない。
・ハンバントータは一帯一路構想に戦略的に極めて重要。港と空港がある地理的条件から、正しい政策枠組みを中国に提示できれば、スリランカが世界の生産工場や組立・試験事業の一部をを獲得できる可能性が高くなる。
・中国の関心の変化、生産・組立・試験事業の成長性を考えると、スリランカが今すぐ行動を起こせば、スリランカで電子革命を起こす絶好のタイミング。
・スリランカは輸出収入増加のため、観光・繊維・農業・漁業・国外出稼ぎ雇用・ITなどを議論しているが、筆者は、強固な電子産業確立を提案したい。
・第二次世界大戦後に経済発展を遂げた新興工業国の輸出統計を分析すると、経済発展を目指すどの国にも、電子産業が不可欠なことは明らか。
スリランカは電子関連産業を取り込む計画を策定する時期にある。半導体の生産・組立・試験産業の開始は理想的な出発点となるかもしれず、チャンスは政治家次第。台湾の経験から、半導体に関連する周辺事業への投資拡大につながる可能性もある。
投資資金をどうするかを
除けば(← 一番大事。。。)、
米中摩擦のタイミング、
立地などから説得力がある
提言だと思います。
面白かった。
あとは労働者か。。。
世界的医学誌 Lancet の発表によると、
スリランカの人口は 80年後の2100年までに
2,160万人(2017年)から 1,045万人に半減と予測。
スリランカの人口は 2031年に最大となる
推計 2,234万人になると予測されている。
2017年の出生率は 1.80、
2100年には 1.46 まで減少すると予測。
保健当局によると、経済雇用状況、健康状態、
社会的問題などさまざまな要因による。
大きな市場ではないから、
とはいえ、半減はデカい。
スリランカ投資委員会(BOI)は、
2025年までにスリランカを数十億米ドル規模の
産業が集積する地する包括的ロードマップの実施を開始。
高優先順位分野に焦点を当て、
ターゲット志向の外国直接投資(FDI)を誘致し、
経済成長促進のための構造的なアプローチを採用。
・「政府ビジョン2025」達成には、輸出多様化が重要であり、FDI 誘致がこの鍵。
・以下 5分野が優先分野。
① 製造業(電子・電気、アパレルや医薬品の付加価値拡大)
② ICT(ソフトウェア開発、BPM/KPM、ITトレーニング/教育、新技術)
③ ホスピタリティと観光業(MICE観光、アドベンチャーツーリズム、ウェルネス、エコツーリズム)
④ 農業と食品加工(ゴム、農業・加工食品、水産)
⑤ 建設とインフラ(高速輸送、港湾、空港)
・FDI 誘致強化の重要な前提条件は、
① 社会政治的に安定し強力な産業集積を持つ魅力的な市場
② 支援的な法律・規制枠組み(強力な財政・金融・規制上のインセンティブ、安定した法規制)
③ 労働力(競争力のあるコストでの熟練労働者)
④ 強みのある要因(整備されたインフラ、強力な投資促進機関)
・専門・セクター別工業団地を新設し、産業集積を強化。
・各地のアクセスを改善するインフラは、投資環境整備に重要。現在進行中の新高速道路のほか、高速交通機関・鉄道への投資が公共輸送を改善。
・土地取得プロセスの簡素化を進める。
・監督省庁承認プロセスに時間がかかることが投資減退の原因の一つと認識。一定期間内に承認を与えるワンストップ・ショップをBOI内に設置するよう検討。
・教育を受けた熟練労働者を確保が投資環境に重要。新産業に対応できる専門労働者の不足。既存の職業訓練学校では 13万人が学ぶが、必要とされる技術スキルとの間に大きなギャップ。
IT・工学・科学・農業など、専門分野(特にITと工学)教育を提供する私立大学の増加、国公立大学卒業者数の増加でギャップの解消。
・女性労働力の少なさも問題。産業・農業戦略の策定を通じ、女性労働者率を50%まで引き上げるべき。
・アパレル分野のバリューチェーンと高級製品を拡大するチャンスあり。
・製造業分野で長期FDIを呼ぶ可能性として、電子分野。
一方で、労働生産性向上と関税障壁削減など輸出インセンティブを導入する必要。
スリランカ産モリンガに国外で需要、
農家は輸出向けに生産し、収入源に。
モリンガの市場価格は 45~47ルピー(約27円)/kg。
経済誌 LMD が「尊敬される企業 トップ20」を発表。
1位:John Keells Holdings (JKH)
2位:Commercial Bank of Ceylon PLC
3位:MAS Holdings
デジタルテクノロジー企業 Arimac が
スリランカ初の人型ロボット「Diyazen(ディヤゼン)」を開発。
コロンボ市内ロータスタワーで開業後に
サービスを開始予定。
スリランカのポリティカルニュース
大統領は、アルスガマゲ農業大臣を
憲法評議会のメンバーおよび大統領代理に任命。
偽札所持で逮捕されていた
麻薬対策警察官の拘留を延長。
犯罪捜査局が偽5000ルピー札
32枚の保持で逮捕していたもの。
容疑者は、大規模な違法麻薬密売人との
つながりを指摘されている。
麻薬に偽札。。。
警察官が関与。。。
根深い。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
2年半!
ストゥティ! (ありがとう!)
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