アーユーボワン!
懐かしい、SLAM DUNK、久々に読みたい。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,947人(前日比 6人増)、死者 12人(前日比 1人増)。
インドからの帰国者で、
癌と心臓病も患っていた47歳女性が死亡。
スリランカのビジネスニュース
中央銀行当局者は、国勢調査統計局の
発表による今年第1四半期のGDP速報値
1.6%の縮小は予想外だったとして、
同局と協議を開始すると述べた。
参考:8月5日のニュース
セイロン電力公社(CEB) 幹部は、
8月18日(月)に全土で発生した停電は、
コロンボ北方 ケラワラピティヤ変電所での
メンテナンス作業における
電気管理者の過失が原因だったと述べた。
マンナール風力発電所(100MW)は、
今年 9月から、ナショナルグリッドへの
電力供給を開始。
ジャヤセカラ・バティック・手織物・国内アパレル製品担当国務大臣は、
政府職員によるバティックや国産衣類を
着用しての週一回の勤務を
義務付ける法律を導入予定だと述べた。
【大臣の発言】
・政府職員が購入できるよう、バティックやサリーなど国内製品の価格を引き下げる。
・国外製造のバティックやアパレル衣類の輸入により、国内のバティックやアパレル製品産業は完全に崩壊している。バティック製品の輸入を停止。
・かつてのスリランカは、バティックや国内衣類の生産で繁栄。
経済再建のため、国内アパレル衣類産業を強化するよう独自の衣料品や手織布を製造するプログラムを導入する必要がある。
政府は、8月から4か月間、
輸入ジャガイモへの課税を
50ルピー(約30円)/kg から
55ルピー(約33円)/kg に引上げ。
スリランカのジャガイモやタマネギは
長く政府の保護を受け、
輸出競争力がない品目に。
税金の支援により、その価格は市場価格より高い。
洪水冠水対策に建設されていた
コロンボ北部 新ムトゥウェラ排水溝が開通。
大統領が都市開発長官在任時に発案され、
直径 3m、長さ 778m のコンクリート溝を地下に設置。
排水容量は 毎秒 15,000L。
現政権のメッセージと行動の一致を評価し、
長期的には経済回復を実現できる可能性が
あるのではないかとする寄稿。
・コロナ危機による世界的大惨事のなか、前向きな経済見通しを持つことは事実上不可能だと思われるが、長期的な経済見通しはそれでも、「平時」だった前政権時の経済よりは、対照的に良く思われる。
・深刻な景気後退から徐々に正常化に向かっている今、ゴタバヤ政権の刺激的な経済への展望が、全体的なポジティブな雰囲気をもたらしている。2/3 以上の絶対過半数議席を獲得したためではなく、政策のまとまりというイメージがあるため。
・前政権の政策はバラバラ。
フォルクスワーゲン社がスリランカに工場を建設するとの話が出た際、同社経営陣はその工場を大臣の想像の産物だと発表して否定。
Google のルーン・プロジェクト(上空に気球を飛ばしたインターネット接続サービス)のスリランカでの実施 も同じ。
前政権は、「やる」と発表しても実現せず。
・しかし、現政府は、政策とメッセージが一致し、その政策に固執する傾向もある。
政府機関さえ、時差シフトや在宅勤務を実際に推進している。
・輸出市場はなくなったが、国内企業に小さな市場はある。そのために、政府の省庁・所掌を専門分野に特化、バティックや粘土家具など国内伝統産業の枠を設けた。野党からは嘲笑を浴びたが、政府は不況から抜け出す計画に取り組んでいる。
・麻薬や裏社会の脅威に真正面から立ち向かい、法と秩序を実現しつつある。行動を伴った政府の明確なメッセージ。
・経済がすぐに回復するわけではないが、政府へのポジティブな認識により、
一方では国内消費者向けの地場産品をによる内部経済に基づいて経済の生き残りを推進、
もう一方では最終的には以前を超えた完全な回復を目標にしているように思う。
バティックや繊維、
アーユルヴェーダなど
伝統産業担当の閣僚を
任命しての政策推進は
まずは国内の地産地消を
目指すということ?
時間はかかるけど、
一足跳びに輸出とは
いかないだろうから、
ということでしょうか。
昨日紹介した
大統領の国会初日の
簡素な到着風景、
パレードなど一切なし、
を見ても、行動と
メッセージの一致を
感じることは
確かに多いですね。
フォルクスワーゲンや
Google の計画は
当時の記事が出てきます。
政府が発表して
実現しなかったら、
そりゃあ、ねえ。。。
コロナ危機によるロックダウンと
続く経済への影響のなか、
貧困層の雇用と生活に問題。
・100万人以上の「マラヤハタミル」(丘陵地タミル人)のうち、約15万人は紅茶プランテーション労働者。イギリス統治時に南インドから連れてこられ、山間部の開拓とプランテーションでの労働に従事。貴重な外貨の稼ぎ手の縁の下の力持ちだが、歴史的に無視されてきた。
・紅茶プランテーション労働者は雇用主による労働日の削減により、定められた最低労働日数を満たさないなどで支払い給与が減少。
労働者が要求し続けてきた最低賃金引上げ交渉も、雇用主は政府との協議を事実上ストップ。
・また、数万人のマラヤハタミルは、コロンボや都市部のホテル・店舗で清掃員などとして雇用されていたが、職を失いプランテーションがある出身の丘陵地に戻ってきている。そうした地域の一つであるマスケリヤでは、このためにトゥクトゥク運転手が急増。
・中東など国外にメイドや建設労働者として仕事に出た人もいる。
スリランカの丘陵地帯は、北西部州クルネーガラや東部州バッティカロアなどの地区とともに、海外への安価な労働力を安定して供給。2018年にスリランカから移住した2,000人以上の労働者のうち、半数以上は未熟練労働者とメイド。しかし、コロナ危機の影響で、国外での彼らの生活や仕事は国内よりもさらに危険に。
・中東で失業した労働者約4万人が帰国しようとしているが、政府は多数の感染者の到着を警戒し、送還を遅らせている。貯蓄減、不安定な宿泊施設、ウィルスの恐怖、不明な帰国日などの不安。
・政府は雇用創出の必要性を認識しており、大統領は、5万人の学校卒業の失業者と100万人の低所得者への雇用提供を再開。しかし、学校を卒業していない人々や失業中の丘陵地の若者、帰国した出稼ぎ労働者が異なる種類の仕事を必要としている。
・例えば紅茶は丘陵地で生産されているが、精製工場はコロンボにある。丘陵地での付加価値をつける産業の立上げは可能なではず。
・大統領は国内産業振興の必要性を強調しているが、公約の実現がラージャパクサ兄弟の次の大きな試練。
プランテーションに残っても、
都市部に出ても、
国外に出ても、
いずれも仕事がない、と。
スキルのないワーカーへの
影響はさらに大きくなりそう。
スリランカのポリティカルニュース
ジャヤスーリヤ前国会議長は声明を発表。
【声明の主な内容】
・新国会を歓迎するとともに、新国会は政府に与えられた強いマンデートを体現。
初当選の国会議員が 1/3 以上を占めることも歓迎すべき。再出発を望む国民の願いを反映。
・スリランカの民主主義強化に全政治キャリアを捧げてきた者として、大統領・首相、政府に、19次修正に込められた民主主義の本質を擁護・強化する必要性に注意を喚起したい。
・新政権の憲法改正プロセスがスリランカの民主主義を強化し、スリランカの繁栄を実現する過程となるよう望む。
マンガーラ前財務大臣は、
前政権は、汚職者を罰する任務を
与えられていたにも関わらず、
これを果たせなかったことで、
2019年と2020年の選挙での
敗北につながったと述べた。
【前大臣の発言】
・国民は前政権に汚職者を処罰する任務を与えたが、シリセーナ前大統領はこれを遂行できず、国民は2019年と2020年の選挙で我々を罰した。
・前政権は多くを成し遂げ国を正しい道に導き、国とその未来の発展には成功したが、仕事の完遂はできず「泥棒を刑務所に入れる」ことができなかった。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
ホントだ!
ストゥティ! (ありがとう!)
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