アーユーボワン!
最新型トゥクトゥクのコンセプト。
もうトゥクトゥクじゃなくてもいいんじゃないかな???
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,869人(前日比 25人増)、死者 11人(増減なし)。
感染増のうち 23人は、
北中部州 ポロンナルワ県にある、
セナプラ麻薬受刑者リハビリセンターで発見。
7月にクラスターが発生した
カンダカドゥ麻薬受刑者リハビリセンターも同県に所在。
スリランカのビジネスニュース
スリランカ経済の深い深い課題。
・スリランカは、1954〜56年の2年間を除き、独立時以降の政府予算は常に赤字。
選挙の年になると、どの政府のもとでも予算の赤字が増加。最近では2015年も同様。主な理由はバラマキ=公式な有権者の買収であり、有権者もこれを望んでいる。
・赤字予算のもう一つの理由は、政府収入=税収の減少。
前政権は弱体化した国家財政改善のため増税と一部税控除の廃止を進め、政府収支は改善し始めたが、経済界に苦難。新政府は減税を実施し、コロナ危機以前に歳入は激減していた。
・税収の約80%は間接税により、直接税は20%のみ。インドやシンガポールは、税収の約50%が直接税。政府は直接税を減らして投資を促進する意図。
・スリランカに最適な経済モデルは社会市場経済。失業者や高齢者など弱い立場にある人々をカバーできる利点。
・貿易収支の赤字は、主に外国からの借入による外貨準備でカバー。
・スリランカ公共部門は規模が大きい。政府事業体は、不当な政治干渉と非効率的な運営により損失。
政府がこれらを、適切な入札により売却、あるいは政治的影響力がない独立機関により運営できれば、政府予算への負担を最小限に抑制可能。
・不要な政府役職の任命により、将来の無拠出年金の受給、少ない労働など国民経済の負担に。
・国民経済の原動力は銀行。2大銀行である国営の Bank of Ceylon (BOC) と People’s Bank は、民間銀行と比して非効率的。その代償は国民が払っており、民営化もしくは政治的影響を受けない効率運営によって国民に有益なものとなる。
スリランカのトップ企業10社のうち銀行は4行、トップ20社のうち銀行は7行を占める。インドでは1行と3行、アメリカでは1行と2行。進歩的な国ではトップ企業に銀行ではなく製造業が多いはずで、大部分は輸出企業であるべき。
・中小企業育成なしに経済向上は難しい。医師や技術者、会計士を輩出するだけでは経済の原動力にならない。
・中小企業は、生産する商品やサービスの品質に注意を払っていない。品質を犠牲にした短期的利益と引換えに、長期的継続性を放棄しているケースも。商品やサービスの品質を維持する起業家が必要。
・非効率性・手数料マフィア・矛盾した政策・法の支配の欠如などの理由で、外国直接投資は集まらず。高い労働者給与・ストライキ権により低技術産業への投資は不利。同様に、労働者に競争力がなければハイテク産業にも投資はしない。
投資家は、スリランカの後塵を配していたバングラデシュやベトナムに流れた。
・大学は、学者だけでなくプロフェッショナルを輩出しなければならない。大学が近代化されていない。教育は経済発展の先頭に立つべき。
・現政権は、輸入制限により国内生産者の育成を図っているが、輸入は輸出に必要、国内生産できない製品にも必要。輸入規制により、1970〜77年に蔓延した非効率産業が広がる恐れ。
国内産業は、2,000万人の国内市場だけでなく広がる輸出市場を目指すべきで、輸入代替よりも輸出が重要。
・スリランカでは、政治家や役人は自分たちが得る特権に、国民は自分たちが得る救済に関心。いずれも将来世代が担保になる。
財政、政府・役人、国有企業、
中小企業、教育、輸出産業、
と最近言われている課題が
ほぼ全て網羅されています。
セイロン商工会議所は、新政権に祝意を表し、
財政赤字管理強化・国営企業改革・
効率的な公共サービスの確立・ガバナンス改善に
必要な主要な改革と政策に取り組む用意があると述べた。
スリランカ観光開発委員会(SLTDA)は、
登録事業体からの申請と審査のうえ、
合格施設に「安全・安心」コンプライアンス証明書を発行する。
SLTDA委員長によれば、
「観光客は全員、コロナ対策の保険安全基準に準拠した宿泊施設への滞在を要求される。コンプライアンス評価に合格した観光施設には「安全・安心」証明書が付与され、観光事業再開後、認定事業者がサービス実施を優先される。」
SLTDAはまた、「スリランカ観光アプリ」が
オンラインビザ手続きと連携するよう
移民局の承認手続き中と発表。
委員長は、「スリランカに入国する
観光旅行者の動きの追跡に役立つだろう」
と述べ、対策が必要であった手続きや準備の
ほとんどすべてが整理されたと明らかにした。
在ミャンマー・スリランカ大使館によると、
Myanmar Airways International (MAI) との間で、
スリランカ〜ミャンマー間の直行便運行を協議中。
コングロマリット LOLCグループ が、
2019年度(2019年4月〜20年3月)の決算を発表。
LOLCは、非継続事業の売却などにより、
税引後利益が 前年比 1%増の 198億ルピー(約119億円)を計上。
2年連続でスリランカで最も収益性の高い上場企業となり、
10か国以上で事業を展開する
「スリランカのグローバルプレイヤー」としての
地位を確立したとする声明を発表。
連結売上高: 前年同期比 5%増の 1,305億ルピー(約 783億円)
税引前利益: 前年同期比 65%減の 34億ルピー(約 20億円)
繊維生地メーカー Teejay Lanka PLC 社 は、
年次報告書を発表し、
サプライチェーンの多様化と綿価格の下落が
コロナ危機の影響を和らげるだろうと述べた。
また、先を見据えると、米中貿易緊張は
スリランカなど南アジア地域の
アパレルセクターにプラスの影響を
与える可能性があると述べた。
コロンボ・ポートシティは、
国内若手デザイナーを対象に、
ビーチ彫刻とインタラクティブウォールの
デザインコンペ「Envision the Future」を募集。
南部ハンバントータで、
「CHINA SW」の文字となる複数のビルが建設と
ソーシャルメディアを賑わしている。
Google マップで発見されており、
China SLK Harbour Service の建物だと報告。
中国大使館の Twitter では、
「中国港湾(CHEC)の設計だよ」
と解説あり。。。
もとは「CHINA SLK」の設計だったが、
港湾事業の急速な拡大で、
宿泊施設用に増築して文字が変わったそう。
スリランカのポリティカルニュース
国会議員選挙での SLPP の圧勝、首相の就任を
商工会議所など経済団体、企業など経済界が歓迎。
大統領は、28省庁と40国務機関の
具体的所掌を明示。
・財務省に 2人の国務大臣を配置。
1人は金融・資本市場・国営企業改革を、
もう1人が低所得層プログラム・マイクロファイナンス・雇用・企業開発を担当。
・国防大臣は、国内防衛と災害管理も担当。
国防省は、警察・軍・諜報・海洋保全・国家危険薬物取締・考古学など合計23機関を傘下に。
首相府長官にガミニ・セダラ・セナラート氏が再任。
UNP は、ウィクレメシンハ前首相が党首を辞任。
同氏は 1994年から務めていた党首ポストから離れる。
ウィクレメシンハ前首相は、
1977年の初当選以来初めてコロンボ地区で議席を失った。
後任の党首には、4人の元国会議員が
候補として名があがっている。
アキラ・カリヤワサム、ラヴィ・カルナヤケ、
ダヤ・ガマジ、バジラ・アベイワルダナの各氏。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
パンチさんも良い選手だったんですよ、多分。
ストゥティ! (ありがとう!)
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