アーユーボワン!
インド南部ケララで航空機事故。
こんな時期に移動しなければ。。。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,839人(増減なし)、死者 11人(増減なし)。
スリランカのビジネスニュース
中央銀行公式データによれば、
7月末時点での全公的準備高は 71.2億米ドル(約 7,618億円)。
前月末時点の 66.9億米ドル(約 7,158億円)から改善。
8月3日(月)〜7日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE)は上昇。
7日(金)は国会議員選挙での与党の勝利を
受け高値で取引を開始したが、
その後の売り圧力の中で勢いを失った。
株式指数(ASPI)は 5,176.48。
前日比 0.4% の低下、前週末比 1.0% の上昇。
為替は 1米ドル=185.46/54 ルピーと前週からわずかに上昇。
1994年以降、歴代政権のもとでのCSE株価の動き。
マヒンダ政権(2004〜05:首相、
2005〜2015年:大統領)
の時の株価の上昇がすげぇ。
(遠目。。。)
内戦終結(2009年)の
経済的インパクトが
どれだけ大きかったか、と。
スリランカのコンドミニアムディベロッパーに、
計画・開発中プロジェクトへの「差止ノーティス」が
出される事案が増加。
多くのプロジェクトで法的手続きが長期化。
・ディベロッパーは、コンドミニアムの登記を前に、都市開発局・地方自治体・コンドミニアム管理局など一連の規制当局から厳格な承認プロセスを受ける。
これを経て対象コンドミニアムの証書が土地登録当局に提出された後、いわゆる「差止ノーティス(Cavaet)」が出されることが増加。
・差止ノーティスにより、登記された売買契約書は強制力を失い、全額を支払った購入者への物件譲渡はすべてストップ。
ディベロッパーはローン返済を継続できず、この間も金利は発生。物件価格は合意済のため、追加コストのために単価を上げることもできない。
・この状況を利用して、恐喝ビジネスに変えたグループが出現。グループは2,500ルピー(約1,500円)で簡単に「差止ノーティス」を当局に登録。出された側は数百万ルピー以上の損失に直面。
・解決策は地方裁判所への訴えだが、長い時間がかかる。この間も利子は発生し、ディベロッパーは負債に苦しむ。
「恐喝ビジネス」って。。。
本当にこうした被害があるのか、
聞いて回ってみたいと思いますが、
このまま読むと悪質。
投資誘致には対策必須。
スリランカのポリティカルニュース
日本大使館は、新政権を歓迎する声明を発表。
【日本大使館声明】
・日本は、スリランカの国会議員議会選挙が平和裡に自由かつ公正に実施されたことを歓迎。スリランカの民主主義の長い伝統を称賛し、これは選挙を通じてさらに強化。
・選挙での政府の勝利を祝福するとともに、日本はスリランカの長年の友人として、インド洋地域のハブとしてさらなる発展に向けたスリランカの努力を引き続き支援していく。
クルネーガラ選挙区から出馬した
マヒンダ・ラージャパクサ候補(首相)は、
過去最多得票記録を上回る 527,364票を獲得。
8月9日(日)、マヒンダ・ラージャパクサ首相は、
新首相として宣誓・就任の見通し。
新国会には、2人の元大統領、4組の親子、
殺人罪で有罪判決中、裁判中など、
興味深い(?)議員が混在。
・マヒンダ・ラージャパクサ元大統領(首相)とシリセーナ前大統領が、議場の同じ側に座ることに。
・マヒンダ・ラージャパクサ首相と ナマル・ラージャパクサ氏、
チャマル・ラージャパクサ大臣と シャシーンドラ・ラージャパクサ氏、
など4組の親子議員。すべて SLPP から選出。
・死刑判決を受けたジャヤセカラ氏は当選。
(参考:8月1日のニュース)
・録音記録を巡って裁判中の ラマナヤケ氏も当選。
比例代表を除く選挙区ごとの当選者 196議員のリスト。
60人近くの前国会議員が落選。
UNP 16名、SJB 26名、SLPP 15名など。
落選した著名候補者の一覧。
BBC も結果と分析を報道。
・大統領選挙での印象的な勝利からわずか9か月後、またしてもラージャパクサ兄弟が勝利。
SLPPと同盟政党で 2/3 の絶対過半数となる 150議席を獲得、大統領権限の拡大と前政権による「チェック&バランス」導入を差し戻す憲法改正が可能に。
・弟ゴタバヤ大統領は、国防長官在任時代の2009年にタミル分離主義者の反乱軍を鎮圧、仏教徒を中心とするシンハラ人から絶大な人気。
国民の多くはまた、ゴタバヤ政権が安定をもたらし、コロナウイルス蔓延を食い止めていると称賛。
・SLPPの圧倒的勝利に大きな驚きはないが、野党の大敗は衝撃的。
ウィクレメシンハ元首相は敗北、旧国会で106議席を有していた UNP はわずか1議席に。
北部と東部で強い少数派のタミル系とイスラム系の政党でさえも、SLPPに譲った。
・国民の不満は、シリセーナ前大統領とウィクレメシンハ前首相が率いた前政権の、無秩序な政権運営による。彼らの内紛は政府を麻痺させた。昨年の連続爆破テロ事件で、インド情報当局からの事前警告を受けていたにもかかわらず、対応できなかったことで、国民の信頼を打ち砕いた。
・政治的混乱は強力なリーダーを求める声につながり、ゴタバヤ大統領の選択はシンハラ人多数派にとっては当然に。野党は、ゴタバヤ氏支持のポピュリストの波が大統領選挙後も継続と認めており、国会議員選挙でのSLPPの地滑り的勝利につながった。
・一方、SLPPとその支持者が政治的に有利になるよう「シンハラ民族主義」を煽っているとの批判もある。
ムスリム関係者は、政府がナショナリズム的感情を抑制するよう望んでいると述べた。相当数のムスリムが与党に投票したと指摘し、政府はそれを考慮に入れ、過激派勢力が生んできた憎悪を引きずらないよう期待。
・もう一つの少数民族タミル人は、2009年に終結した残忍な内戦から立ち直っていない。内戦中に行方不明になった数千人の親族は、ラージャパクサ兄弟に回答を求め、正義が実現しない限り和解はないとしている。
・新政府が樹立されれば、真の課題である経済問題に直面。
今年末までの30億米ドル以上の対外債務の支払い、輸出急減、国外労働者の失業、観光産業落ち込みなど、選挙の勝利よりも経済復活は困難なのかもしれない。
国会議員選挙で勝利した
与党 SLPP チェアマンのペイリス教授は、
国民の意見を取り入れた「尊敬に値する」政府を
形成すると誓い、政治・開発・改革の目標が
達成できないと言い訳する余地はないと述べた。
同教授は、選挙での地滑り的勝利を
「スリランカ政治史で極めて重要な瞬間」と表現し、
コロナ危機の中での多くの国民の投票と支援に感謝の意を表した。
UNP幹部は、選挙での圧倒的結果を受け、
党の失敗と欠如への責任を認め、
今後の党の再構築を誓い、
支持者に選挙結果を平和的に受け入れるよう要請。
今日も選挙報道一色。
去年11月の大統領選挙の
時も同様でしたが、
投票・開票後の混乱が
ないんですよね、この国。
「不正があった」などなどで
開票後にイチャモンつけて何か月も、、、
なんて国も見てきたなか、
前回も今回も敗北宣言がすんなり出て
平和に選挙結果が出ることは、
実は大変貴重なことです。
あまりの大差、
ってのもあるだろうけど。。。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
お犬様の表情が。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
コメント