アーユーボワン！
辛いんかい！
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,838人（前日比 4人増）、死者 11人（増減なし）。
スリランカのビジネスニュース
8月5日（水）、短期国債オークション実施。
355億ルピー（約 213億円）を募集、
247.1億ルピー（約 148.3億円）が落札。
募集額の約30% が落札されず。
＜利回り＞
3か月もの：4.67％、6か月もの：4.76％、12か月もの：4.94％
アパレル業界は、2020年のアパレル製品輸出額が
前年から 20億米ドル減少する可能性が高いと警告。
・アパレル業界団体幹部は、2020年のアパレル製品の輸出収益が、最悪の場合、 40%減の 20億米ドル分減少すると予測しており、その見通しは暗いと述べた。
2019年にスリランカはアパレル製品輸出で 前年比 5.1%増の 53億米ドルを稼いでおり、コロナ危機前には、2020年の輸出額は 2019年から 6％増加すると予想していた。
・2020年6月のアパレル製品輸出は、個人用保護具（PPE）の受注により押し上げられたと指摘する一方、中核であるファッションウェアも貢献。
一方、不確実な世界情勢が最大の課題であり、コロナ危機の影響で経済が大きく鈍化しており、8月以降の予測は困難。
・アパレル繊維産業は 2019年輸出総額の44％を占める。約300の衣料品工場が99万人を雇用、衣料品関連産業にはさらに100万人以上が従事。
国際政治専門家による、スリランカをめぐる
インド・中国との関係についての考察。
・2009年の内戦終結以降、それまでの中立的な立場から脱却し、スリランカは経済発展と安定に弾みをつけようとした。
・中国が一帯一路構想によりスリランカに大規模投資で参入したことは、スリランカの安定化に大きな意味。
・インド洋地域が海上貿易とエネルギー路の中心となるなか、中国が超大国の地位を確立するには、国境を越えた国益拡大が必要。インド洋におけるスリランカの地政学的位置付けは、中国一帯一路構想に非常に重要な意味。
・中国のスリランカへの 110億米ドルに及ぶ投資という外交努力は、スリランカに大量の雇用を生み、政治に直接影響。一方、多額の借金はスリランカの開発課題に影響。
・一方で、インドの現実的な経済外交、特に北東部州での援助外交が、中国の影響力とのバランスを取っていた。インドは、対スリランカ関係において、貿易外交と海上安全保障が最重要課題。
・地域的に見ると、小国スリランカは戦略的利益のためインドを必要とし、地域最大の国インドは地政学・貿易でスリランカを重要視。また、インドの近隣第一政策と地域の安全保障・成長推進にもスリランカは重要。
両国には民族・宗教ファクターも存在。この要因はスリランカの国内政治に直接影響し、インドと連携する対外政策の形で現れる。
・（中国の債務の点について、）インドはソフトローンや通貨スワップを提供し、スリランカに経済的な安全をもたらしている。
・インドにとっては、南アジア地域とスリランカの領土の保全が最重要課題。
歴史・民族・宗教基盤に基づく相互信頼は、政治・経済要因とともに両国間の絆の礎。インドは今日でも信頼できるパートナーであり、スリランカの経済的負担を軽減することで、この政策を保守。
・スリランカはインドを、安全と発展を保証する、最も信頼できる身近なパートナーと捉えている。
中国の影響力が強まっても、
信頼できるパートナーはインド、
とする記事。
文化・民族・宗教に及ぶ
歴史に基づく関係は、
社会の成り立ちなども含めて
影響が大きいのだと思います。
政府は、コロンボ市街 ベイラ湖の西側での
野心的な複合開発計画を決定する見込み。
官民パートナーシップ（PPP）モデルによる
開発に向け、投資家に「王用地」（＝国有地）を開放。
・閣議決定案は、空軍用地・スレイブアイランド（コロンボ2）警察署・ヘリツアーズ発券所などが所在するコロンボ市街一等地 約10エーカーを、都市開発局（UDA）に無償で帰属させる内容。
・空軍用地（約3.5エーカー）は不動産開発に、シャングリラホテル隣接地（約5.5エーカー）はオープンスペースとして残される計画。
ベイラ地区複合開発プロジェクトは、ウォーターフロント開発のポテンシャルを高め、地域不動産の経済価値アップを目的。
・地域は、Beira Lake Intervention Area Development Guide Plan の勧告に基づき開発。
コロンボ市街中心地での開発計画。
つまり、開発企業に土地を売ります、と。
これまでのような、
商業施設・アパート・オフィスビルの
3点セット、が増えても供給過剰かも。
PPPとしてどうリターンが出る
都市開発をどう企画するか。
巨大カ○ノとか
頭に浮かんでしまいますが。。。
スリランカ・ソフトウエアサービス企業連盟
（Sri Lanka Association for Software Services Companies (SLASSCOM)）
は、大統領が 2021年〜30年を
「スリランカの技能開発の10年」と
宣言したことを歓迎。
・若者が将来に向けたスキルを身につけることは重要であり、大統領のイニシアチブはスキルアップとグローバル市民となる準備に。
・SLASSCOMは、TechKids、BRIDGE、Boot Camp、LEAD プログラムなど業界で必要とされるスキルの開発に焦点を当て、若者を支援。産官学と協力し、初中高等教育、専門・職業教育を変革し、スリランカをアジアの知識とイノベーション産業の中心地とするために必要な人材のプールを構築すべく、人材を創出。
・ノルウェー政府の資金援助を受け、Techkids イニシアチブにて、学校レベルでコーディングスキルを導入。約1,500人の生徒が参加。
BRIDGE イニシアティブとコーディング Boot Camp キャンプは、高等教育を対象。修了した学生にインターンシップを確保。
AI、マシンラーニング、データサイエンス、IoT、ドローンやロボティクス、RPAなどのスキルや能力開発を目的とした取組みも。
スリランカのポリティカルニュース
日経でスリランカ国会議員選挙の紹介。
選挙管理委員会は、
投票期間中の重大な違反や暴力は報告されていない、
有権者の約70％が投票したと発表。
大統領、首相、前大統領、元大統領などの投票風景。
大統領も、71%近くの投票と
南アジア各国で初の国政選挙実施に賛辞。
コロナ対策へのスリランカの努力への信頼の表れと。
国会議員選挙投票率の暫定発表によると、
2015年の前回選挙より投票率は低下。
2019年の大統領選挙からも低下。
コロナ対策が求められるなか、
大きな混乱・事件もなく
ブジに投票を終えたことは
素直に評価されて良い結果。
昨年の大統領選挙も平穏でした。
決して当たり前ではない
国が多いですし。
コロナ対策の結果はもう少しだけど。
結果判明は今日深夜の見込みです。
人生にはムダも必要、な情報（今日のムダ）
身もふたもない。
ストゥティ！ （ありがとう！）
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